HTCのインダストリアルデザイン担当アソシエイトバイスプレジデントを務めたJonah Becker氏が米国時間3月26日、自身のTwitterフィードで、同社を退職したことを発表した。Becker氏は自身の計画について明らかにしていないが、自身のフォロワーに向けて、「今後について詳細は随時お伝えする」と述べている。
Becker氏は2014年4月、Scott Croyle氏の後任としてチーフデザイナーに就任したが、在任期間はわずか1年足らずとなった。
HTCは3月に入り、Becker氏のほかにも幹部の異動があったばかりだ。HTCは先週、同社の最高経営責任者(CEO)を長年務めたPeter Chou氏の後任に、共同創設者で会長のCher Wang氏が就任したことを発表している。Chou氏は同社にとどまり、新製品の開発を支援する予定だ。Chou氏の指揮下にあったHTCは、革新的なデザインで知られる企業になった。
Becker氏はデザインチーフとしてさまざまな端末の開発を統括しており、最近発表された新端末「HTC One M9」もその1つだ。One M9はおおむね好評を博しているものの、2014年に発売された「One M8」とほとんど区別がつかないという不満の声も出ている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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