「CyanogenMod」は、購入したスマートフォンに搭載されたOSに不満を持つユーザーの間で人気がある「Android」バージョンだ。CyanogenModはこれまでに1000万回以上インストールされた。
この数字の出所は、インストールを追跡調査しているCyanogenModの統計サイトだ。CyanogenModは、Googleの「Android Open Source Project」から構築された熱狂的なユーザーのプロジェクトとして始まった。Android Open Source Projectは、GoogleがAndroidの新バージョンをリリースするたびにアップデートされる、同OSのソースコードのパブリックリリースである。
ただし、現在のCyanogenはベンチャーキャピタルから資金調達した企業であり、「OPPO N1」スマートフォンのサポートや従業員の雇用によって大きな注目を集めている。
米国太平洋時間12月23日午前6時15分現在、CyanogenModは1002万8044台のデバイスにインストールされている。Cyanogenは90日間チェックインしなかったデバイスを定期的に除外しているので、同OSを利用しなくなったデバイスはこの数字に含まれていない。
最も人気の高いバージョンは、「CyanogenMod 10.1」の最先端のナイトリービルドだ。ナイトリービルドには最新のアップデートが毎日追加される。このことは、CyanogenModが依然としてテクノロジ好きの人々に支えられていることを示唆している。
それは意外なことではない。新しいOSのインストールは気弱な人には向いていない。CyanogenはCyanogenModインストーラアプリによってインストールプロセスを容易にしようとしているが、Googleは「Google Play」サービスから同アプリを削除した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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