Microsoftは米国時間8月13日、「Internet Explorer(IE)」「Exchange Server」「Windows」の脆弱性に対処する8件のセキュリティ情報を公開し、IT管理者に注意を促した。8件のセキュリティ情報のうち、3件は深刻度が「緊急」、5件は「重要」となっている。
今回の月例パッチで公開された2013年8月のセキュリティ情報の概要には、IEの最も深刻な脆弱性が悪用された場合、「ユーザーが特別に細工されたウェブページをIEを使用して表示すると、リモートでコードが実行される可能性がある」と書かれている。また、Exchange Serverの最も深刻な脆弱性により、「ユーザーが特別に細工されたファイルをOutlook Web App(OWA)を使用してプレビュー表示した場合」にも同様にリモートでコードが実行される可能性があるという。
合計8件のセキュリティ情報は、IE、Exchange、Windowsに存在する23件の脆弱性に対応している。
2013年8月のセキュリティ情報の概要はMicrosoftのウェブサイトで確認できる。また、Microsoftが概要を説明する動画も視聴可能だ。Microsoft Security Response Centerのブログ投稿も公開されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」