英語教育の質的研究会

和泉敏之による英語教育に関するコモンです。

カルチュラル・スタディーズからみた英語教育

以下の小論は私の原案をもとに、ChatGPTと対話しながら、英語教育をカルチュラル・スタディーズの視点から観察したものです。元の理論は私・和泉敏之による考察結果ですし、AI が生成した情報にも手を加えています。この記事の無断の引用転用を禁止します。

 

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Ⅰ カルチュラル・スタディーズ再考

(説著『ゼマンティクとサブカルチャー』をお読みください)

 

Ⅱ  カルチュラル・スタディーズと英語教育

英語教育の歴史を、ルーマンのゼマンティーク(意味論)とサブカルチャーの結合の観点から通史的に分析することは、非常に興味深い視点です。このアプローチでは、教育システムと社会文化的な変動、特にサブカルチャーの役割をどのように織り交ぜてきたのかを探ることが重要です。

 

1. 初期の英語教育と権力構造

英語教育の初期段階、特に19世紀から20世紀初頭にかけて、教育はしばしば国家や支配層の権力に基づくものでした。この時期の英語教育は、上流階級や特権階級に対して、社会的な階層を維持するための手段として位置づけられていました。ルーマンのゼマンティークの観点では、英語教育が持つ「意味」が、社会秩序や権力の構造を強化するための「意味生成装置」として機能していたと言えます。

 

2. 中期のサブカルチャーと反抗的な教育の台頭

20世紀半ばから後半にかけて、特に1960年代から70年代にかけて、サブカルチャーの影響が英語教育にも及びます。この時期、若者文化や反体制的なムーブメント(ヒッピー運動やロック音楽、学生運動など)は、従来の教育制度に対する反発として表れました。教育現場でサブカルチャーを反映した言語使用が注目され、例えばアメリカ英語におけるスラングや音楽の歌詞が教材として使われるようになりました。

ルーマンのゼマンティークに照らすと、この時期の教育は「意味」がどのように権力から切り離され、自己表現や個人主義、そして反抗的な態度として再編成される過程と見ることができます。サブカルチャーは、新たな「意味」を作り出し、英語教育が従来の権力構造を超えて、個々の自由や創造性を尊重する方向にシフトするきっかけとなったのです。

 

3. グローバル化と英語の商業化

1990年代から21世紀にかけて、グローバル化の影響を受け、英語は単なる学問の手段を超えて、商業、政治、技術、メディアなど様々な領域で国際的な共通語として確立します。英語教育は、特にESL(English as a Second Language)やEFL(English as a Foreign Language)の分野で、国際的な標準を形成しつつあります。

このグローバル化の過程で、英語教育はサブカルチャー的な要素を取り入れることになりました。例えば、インターネットやSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を通じて、若者たちの間で新しい英語表現が生まれ、教育現場でもこれらの表現が取り入れられるようになっています。英語教育は、商業的な利用のために効率的なコミュニケーションを重視しながらも、サブカルチャーから影響を受けた新たな言語的多様性を取り込んでいます。

 

4. 英語教育におけるサブカルチャーと意味の変容

現代の英語教育において、サブカルチャーはますます重要な役割を果たしています。YouTube、ポッドキャスト、ゲーム、音楽、映画など、メディアを通じて、英語がサブカルチャーの一部として浸透し、その意味が多様化しています。ここで、ルーマンのゼマンティークは、英語教育における「意味」の変容を示す有効なフレームワークです。英語の意味は、単に辞書的な定義にとどまらず、サブカルチャーを通じて新たに形成されていきます。

また、AIやデータ駆動型の教育ツールの登場により、サブカルチャーの多様性がデータとして収集され、学習者がよりパーソナライズされた学びを得られるようになるなど、教育の方法論そのものにも変化が生じています。これにより、英語教育は単なる言語技術の習得にとどまらず、サブカルチャーの一部としての文化的意味の共有へと発展しています。

 

結論

英語教育の歴史をルーマンのゼマンティークとサブカルチャーの結合の観点から分析すると、英語教育は常に社会の文化的、政治的、経済的な変化に反応しながら、意味の変容を遂げてきたことがわかります。初期の教育は権力構造に基づいた「意味生成装置」として機能していましたが、サブカルチャーの影響を受けて、自己表現や反抗的な「意味」が生成され、最終的にはグローバル化と商業化を背景に、新たな形で英語の「意味」が再構築されています。これにより、英語教育はただの言語学習にとどまらず、社会全体の文化的変容を反映する重要な要素となったのです。

 

Ⅲ 未来の展望

ルーマンの社会システム理論と「社会主義的社会」の特徴を組み合わせて、令和時代以降の日本のサブカルチャーと英語教育の関係を分析すると、以下のような展望が得られます。これらは、英語教育が文化的自己組織化と社会的価値観の形成にどのように影響を与えうるかを示します。

 

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1. 共益的学習環境の形成

社会主義的特性: 公共の利益を重視する視点。

サブカルチャーの例: クラウドファンディングを利用した教材開発、またはオープンソースの教育ツールの作成。

 

英語教育への応用:

英語教育において、サブカルチャーが「共益」を追求する場として機能する可能性があります。

たとえば、学習者がクラウドファンディングで支援された教材を使い、互いに知識を共有し合う形式が考えられます。これにより、経済的な障壁を超えて、より多くの人々が平等に英語を学ぶ機会を得ることが可能になります。

 

ルーマン的解釈:

このような学習環境は、経済システムの自己参照性が緩和され、学習者が教育システムと結びつく「社会システム的結合」の強化として捉えられます。

 

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2. 分散型ネットワークによる共同学習

社会主義的特性: 中央集権を廃した分散型ネットワーク。

サブカルチャーの例: バーチャルコミュニティやオンラインイベントでの創作活動。

 

英語教育への応用:

学習者が自主的にオンラインでグループを形成し、テーマごとのディスカッションやロールプレイに参加するような活動が考えられます。

例えば、VTuberやインディーズクリエイターの手法を英語教育に取り入れ、学習者が英語でコンテンツを制作・発信する活動を奨励することが可能です。

 

ルーマン的解釈:

この場合、「計画された共同体」としての学習コミュニティは、教育システムがサブシステムとして自己組織化される一例であり、「オートポイエーシス」の新しい適用領域を示します。

 

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3. 非商業的な学習価値の台頭

社会主義的特性: 経済価値よりも共感や参加を重視する傾向。

サブカルチャーの例: 同人活動や非営利のファンイベント。

 

英語教育への応用:

英語教育においても、評価基準を経済的成果(資格取得やスコア)ではなく、共感や創造性に基づくものにシフトする動きが考えられます。

たとえば、学習者が英語を使って共感を生む物語を制作するプロジェクト型学習(PBL)がその一例です。

 

ルーマン的解釈:

非商業的な価値を重視する教育活動は、「支払い/不支払い」という経済コードを超越し、英語教育を社会システムと結びつける新たな試みとして位置付けられます。

 

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4. 地域特化型英語教育とサブカルチャーの融合

社会主義的特性: 地方分権の重視。

サブカルチャーの例: 地方アニメ文化のプロモーションや観光振興。

 

英語教育への応用:

地域の特色を生かした英語教育プログラムを開発し、学習者が地域資源(例えば伝統文化や観光名所)を活用して英語で発信する機会を提供します。

聖地巡礼や地元キャラクターをテーマにした英語プレゼンテーションが好例です。

 

ルーマン的解釈:

これらの活動は、地域社会の特性を英語教育に取り入れることで「社会システムの多様性」を強化し、英語教育の柔軟性を高めるものとして解釈されます。

 

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5. グローバルとローカルの共鳴

社会主義的特性: グローバル連帯。

サブカルチャーの例: 環境問題や社会課題をテーマとするコンテンツ制作。

 

英語教育への応用:

学習者が国際的な課題に関する英語ディスカッションに参加し、現実の問題解決に貢献できる学びを設計します。

たとえば、グローバル課題に関する英語エッセイやプレゼンテーションの制作が考えられます。

 

ルーマン的解釈:

グローバルなサブカルチャーとの結びつきは、英語教育を「構造的カップリング」によってグローバル社会に接続する形態として見ることができます。

 

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まとめ

ルーマンの社会システム理論を基盤に、令和時代のサブカルチャーがもつ「社会主義的要素」を英語教育に応用することで、新しい学びの形態が創造される可能性があります。これにより、学習者は単なる「言語の習得」を超え、社会や文化に積極的に関与する主体となる道が開かれるでしょう。

 

参考文献

英語コミュニケーションのための文法

英語コミュニケーションのための文法

(関連性理論と社会システム理論の枠組みを基に)

 

原案:和泉敏之

生成:ChatGPT, Gemini

 

大幅な編集を私・和泉敏之が行いました。無断の引用転用を禁止します。

 

この文法記述では、関連性理論の原理を活用し、英語コミュニケーションの複合性を縮減する手立てとしてルーマンの社会システム理論を接続させながら、文法項目を整理することを試みます。それぞれの項目について、認知負荷を最小化しながら認知効果を最大化するための要点を簡潔に記述します。

 

1.  動詞 (Verb)

 

動詞は文の中心であり、意味の現実性を統合する役割を果たします。

 

時制 (Tense):

過去・現在・未来の時間枠を明示し、相手に関連性の高い文脈を提示します。

 

例: I went to the store (過去), I am going to the store (現在進行), I will go to the store (未来).

 

 

 過去:自我の情報が過去の1点と接続可能なまま保たれていて、他我との意味の統合を目指します。

 

 現在:自我の情報が時間枠の中で1点に定まりきれず、他我の理解により、意味の統合を目指す働きを待ちます。

 

未来:自我の情報が他我の認知環境に接続できない時に使用されます。そのため、助動詞などを活用して、意味の統合を円滑に行うために、顕在的に語句の表現が使用されます。

 

例えばwillなどを使用した未来を語る表現は、他我の認知環境に自我の情報が連結できないという風に捉えている時に用いられます。

 

一方、goの進行相や進行相を使用した未来を語る表現は、多我の認知環境に自我の情報がやや容易に連結できるという風に捉えている時に用いられます。

 

 

相 (Aspect):

行為の進行や完了を表現し、認知効果を高めます。

 

進行相は情報をやや固定的に捉え、しかしながら、動態性のある視点を伝達し、それを認知環境に投射します。また完了相は動態的だった情報がある1点で中止する視点を伝達し、それを認知環境に投射します。

 

 

例: I have finished my homework (完了), I was studying when she called (進行中).

 

 

æ…‹ (Voice):

能動態と受動態を使い分けることで、意味の焦点を調整します。

 

能動態はある情報が可能性と現実性を統合するための意味理解のために使用されることになります。また受動態はある情報が可能性と現実性の統合がやや圧力がかかるものとなり、その情報を外部の文脈に照らしながら、統合を試みる際に使用されることになります。

 

 

 

例: She wrote the book (能動態), The book was written by her (受動態).

 

 

 

 

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2. 助動詞 (Modal Verb)

 

可能性、義務、意図などを示し、話者の期待や態度を表現します。

 

助動詞は情報にそれ自体が自己記述を必要とされる語彙を使用し、他我の認知環境との接続を試み、文脈の拡張により、逆説的に複雑性を縮減する際に用いられます。

 

そのため、シンプルに意味の統合を行う動詞に水路を与え、自我と他我による意味の統合をやや圧力をかけた形で試みることになります。

 

 

関連性の高い助動詞:

 

can, could(可能性)

 

must, should(義務・必要性)

 

will, would(未来・意図)

 

例: You must finish this by tomorrow (義務), She can sing

 

very well (能力).

 

 

意味理解の注意点:

強い助動詞(must)は過剰な意味の押し付けに注意し、柔らかい表現(might)で選択肢を広げることが文化的感性を高めます。このようにして、複合性の縮減の程度を調整するのが助動詞の役目でもあります。

 

 

 

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3. 接続詞 (Conjunction)

 

接続詞は複雑なコミュニケーションを整理し、関連性を構築します。主に複数の情報を統合し、それらを処理するのに補助的な役割をするのが接続詞です。

 

並列接続詞 (Coordinating Conjunctions):

等位の情報を結合し、バランスの取れた意味を提供します。それぞれの情報が同等に価値のあるものであり、双方を処理することによって、複雑性を縮減することができることを明示します。

 

例: I like coffee and tea.

 

 

従属接続詞 (Subordinating Conjunctions):

主節と従属節の関係を明確にし、意味を補足します。それぞれの情報が格差のあるレベルにおいて配列されており、一方の処理が他方の処理を接続させるという意味を明示します。

 

例: I stayed home because it was raining.

 

 

対照接続詞 (Contrastive Conjunctions):

対照的な意味を提示し、選択肢の幅を広げます。

前に付与された情報をある程度処理しつつも、その情報をシステムの中に取り入れず、環境の中で潜在的な意味へと変換させ、別の意味を統合するための目印を明示します。

 

例: She is tired but happy.

 

 

 

 

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4. 前置詞 (Preposition)

 

前置詞は位置や関係性を示し、認知環境を具体化します。それぞれの情報を複雑性を縮減するために意味処理を促すために、コード化された形式でいわばシグナルとして起動するのがこの前置詞です。

 

空間の関連性:

例: on, in, at(物理的位置を示す)

 

例: The book is on the table.

 

 

時間の関連性:

例: before, after, during(時間の関係を示す)

 

例: I will call you after lunch.

 

 

抽象的関連性:

例: of, about, for(抽象的な関係を明確化)

 

例: This is a story about friendship.

 

 

 

 

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5. 名詞句と代名詞 (Noun Phrase and Pronoun)

 

名詞句と代名詞はコミュニケーションの主体や対象を特定します。複雑な世界を縮減するために、抽象世界と具体的情報の間の具象化を目指す意味。統合のための機能を有するのが名詞や代名詞です。

 

冠詞 (Articles):

a, an, theを使って具体性や既知性を明示。

 

例: A cat is sitting on the roof (不特定), The cat is sleeping (特定).

 

 

代名詞の選択:

個人を簡潔に表現しつつ、文化的敏感さに配慮。

すでに顕在化された情報を改めて提示するという意味を、さらに顕在化させます。

 

例: he, she, they (ジェンダーに配慮した表現).

 

 

 

 

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6. 文構造 (Sentence Structure)

 

文構造は複雑性を整理し、意味の伝達を効率化します。

 

単文 (Simple Sentence):

基本的な情報を明確に伝える。

情報の基本的な単位であり、システム形成のための基本的な構成を持っています。

 

例: She loves music.

 

 

複文 (Compound Sentence):

関連性の高い情報を並列的に提示。

保存されることを望まない。情報提示のやり方で、それぞれ認知環境を拡張し、そのまま複雑性を縮減するための意味処理へと促します。

 

例: She loves music, and she 

英語

複雑文 (Complex Sentence):

主節と従属節で意味を精緻化。

1点の情報のみが他方の情報よりもより関連性が高いということを複雑性を縮減するために明示する記述方法。

 

例: She loves music because it makes her happy.

 

 

7. 比較 (Comparison)

 

比較表現は、選択肢や基準を提示することで認知効果を高め、意味の関連性を際立たせます。コード化された形式により、潜在化されている意味情報よりも複雑性を縮減することに連なる情報を提示する、情報を提示する、というシグナルを明示します.。

 

原級 (Positive Degree):

対象を直接比較せず、単純に属性を述べる。

 

例: This book is interesting.

 

 

比較級 (Comparative Degree):

二者間の違いを強調し、関連性を持つ情報を明示する。

 

例: This book is more interesting than that one.

 

 

最上級 (Superlative Degree):

グループ内で最も重要な要素を特定する。

 

例: This is the most interesting book I’ve ever read.

 

 

類似表現 (Simile and Metaphor):

比喩を使い、関連性の高いイメージを喚起する。

 

例: She runs as fast as the wind.

 

 

注意点:

文化的背景によって比較の基準が異なる場合があるため、単純な優劣評価に留意する必要があります。また、比較は文化基準によって即ち認知環境をある程度規定する表象形成のための計算装置に左右されるため、コンテクストの依存性が高い特徴がある。

 

 

 

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9. 関係詞 (Relative Pronouns and Clauses)

 

関係詞は情報を補足し、文中での意味の関連性を高めます。ある情報がそれを代表する、すなわち顕在化されている代表値を指示するために活性化されることを提示します。これある程度コード化された規則により、その意味処理を促します。

 

主格関係詞 (Subjective Relative Pronouns):

主語を補足説明する際に使用。

 

例: The person who called you is my friend.

 

 

目的格関係詞 (Objective Relative Pronouns):

目的語を補足説明する際に使用。

 

例: The book that I borrowed was interesting.

 

 

所有格関係詞 (Possessive Relative Pronouns):

所有関係を示す。

 

例: The man whose car broke down is waiting for help

 

所有格関係詞 (Possessive Relative Pronouns):

所有関係を示す。

 

例: The man whose car broke down is waiting for help.

 

 

関係副詞 (Relative Adverbs):

時間、場所、理由を補足する。

 

例: This is the place where we met.

 

 

制限用法と非制限用法:

 

制限用法 (restrictive): 関係詞が先行詞を限定する。コンテクスト処理を導きながら、複雑性の縮減を行う。

 

例: The book that you recommended was great.

 

 

非制限用法 (non-restrictive): 情報を補足的に追加する。コンテクストへの依存性を高めながら複雑性を縮減する。

 

例: This book, which you recommended, was great.

 

 

 

関連性の考慮:

非制限用法では認知負荷を高める可能性があるため、相手が必要とする情報に絞ることが重要です。

 

 

 

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全体の結論

 

比較や関係詞は、情報を精緻化し、選択肢や視点を明示することで、コミュニケーションの複雑性を縮減する役割を担います。英語の文法項目を関連性理論と結びつけ、社会システム理論によって補強することを学ぶことで、文化的背景を考慮しながら、より効果的で敏感なコミュニケーションが可能になります。

 

参考文献

D. Wilson. & D. Sperber. 2012. Meaning and Relevance. Cambridge.

G. Leech. & J. Svartvik. 1975. A Communicative Grammar of English. Longman.

田尻悟郎(2011)『英文法 これが最後のやり直し』DHC

ルーマン 著、佐藤勉(1993)『社会システム理論』恒星社厚生閣

英文解釈チェックシステム

https://toshiyuki-izumi-transtest-1223.created.app

 

Create. xyz

を活用して、英文解釈を簡単に練習できるシステムを作りました。

 

(1)テーマを選ぶ

(2)英文が生成される

(3)英文の日本語訳を書く

(4)日本語訳の評価をしてもらう

 

このような簡単な作りになっています。

さらに進化させて、英文解釈のための、なるべく良い練習ツールを作りたいと思います。

 

ご興味のある方はどうぞご活用ください!

日本語方言翻訳サイト

https://toshiyuki-jp-dialect-1223.created.app/

 

ChatGPT

Create. xyz

を活用して、日本語の標準語(東京方言?)を方言に翻訳するミニサイトを作りました。

 

まだまだ手直しは必要ですが、とりあえずご活用してみてください。

新しい言語を創造 feat. ChatGPT

私の作った拙いルールをもとに、ChatGPTに日本語をベースにした新しい言語を作ってもらいました。以下は簡単なルールです。

 

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日本語をベースに、数字だけでコミュニケーションを行う新しい言語のルールを以下のように設計します。この言語は、障害者の方々が使用する装置と組み合わせることで簡単に使用できるよう工夫します。

 

 

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ルールの基本

 

1. 数字の体系

 

主語、述語、修飾語、目的語など、日本語の文法構造を反映させます。

 

1桁目: 文法要素(主語、述語、修飾語など)

 

2桁目以降: 意味(辞書番号)を表す。

 

 

例:

 

1(主語)+001(私は)

 

2(述語)+008(よそ者です)

 

組み合わせ例: 1 001 2 008 = 「私はよそ者です」

 

 

 

2. 数字のリスト(辞書)

数字の辞書は各ジャンルごとに整理。

 

主語(001-099):私、あなた、彼、彼女、家族など。

 

動詞(100-199):行く、見る、食べる、話すなど。

 

名詞(200-299):家、町、本、学校など。

 

形容詞(300-399):大きい、小さい、美しいなど。

 

状況・感情(400-499):嬉しい、悲しい、疲れたなど。

例: 1 001 2 103 = 「私は見る」

 

 

 

3. 文の構造

日本語の語順(主語+述語+目的語)を基本としますが、柔軟に変更可能。

 

「私は大きな家を持っています」

→ 1 001 3 301 3 201 2 120

 

 

 

4. 簡略化

短い表現が必要な場合は「省略コード」を使用。

 

例: よく使うフレーズに短いコードを割り当てる。

 

900 = 「ありがとう」

 

901 = 「助けてください」

 

 

 

 

 

 

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装置の設計

 

音声認識またはボタン操作

ユーザーが数字を選択しやすいように、音声認識やシンプルな数字パッドを装備。

 

画面表示

数字入力に応じてリアルタイムで翻訳される。例: 「1 001 2 103」→「私は見る」

 

バイブレーションまたは音声フィードバック

選択時に確認できるようバイブレーションや音声案内を搭載。

 

 

 

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例文

 

1. 「私はご飯を食べます」

 

1 001 3 203 2 104

 

 

 

2. 「あなたは嬉しいです」

 

1 002 2 400

 

 

 

3. 「助けてください」

 

901

 

 

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発展性

この言語は、新しい単語や文法を簡単に追加できるため、多様なニーズに対応可能です。また、翻訳装置を併用することで、音声や文字に変換し、非障害者との円滑なコミュニケーションも可能になります。

 

英語学習に関するルーマン流記述の試み

#ChatGPT

による添削↓↓

 

 

 

この文章は、ニクラス・ルーマンの理論を用いて英語学習という行為を考察しようとする試みとして、非常に興味深い内容です。ルーマンの理論の核心である「複雑性の縮減」「システムと環境の相互浸透」「自己記述」などの概念を巧みに取り入れており、意図が明確に伝わる部分も多いです。ただし、一部の表現や論理の流れが曖昧で、ルーマンの理論としての厳密さを損ねている部分も見られます。この観点から点数をつけると、75点と評価します。

 

改善点と100点に近づけるための心がけ

 

1. 概念の厳密な定義と適用

 

ルーマンの用語を用いる際、それぞれの概念の正確な定義を意識することが重要です。例えば、「相互浸透」や「意味接合」という用語の使い方がやや曖昧で、具体的な適用例や説明が不足しています。

 

改善例: 「相互浸透」とは、心理システムと社会システムが互いに相手の複雑性を縮減するプロセスであるが、本論ではこのプロセスが英語学習における心理システムの自己記述にどのように関与するのかを具体化する必要がある。

 

 

2. 論理の明確化

 

論理展開がやや飛躍的で、一部の読者には意図が伝わりにくい可能性があります。具体例や事例を挙げることで、議論をより具体化し、明快にすることを意識してください。

 

改善例: 「英語というメディアが日本語と比較して心理システムにどのような圧力をかけるか」という仮説を立て、それを事例を通じて検証する。

 

 

3. 簡潔な表現

 

一部の文章が冗長で、読み手が核心を捉えるのに苦労する部分があります。簡潔かつ的確な表現を心がけると、文章の説得力が増します。

 

改善例: 「英語というメディアへの感受性を強化することで、心理システムの自己記述が円滑化される」→「英語学習は心理システムの自己記述を円滑化し、複雑性縮減を促す手段となる」。

 

 

4. ルーマンのテキストとの照合

 

ルーマンの原著や解説書を参照し、彼の理論をさらに深く理解した上で文章を書くと説得力が高まります。特に「教育」というシステムの説明や「オートポイエーシス」の適用について、原典に基づいた議論を追加することが推奨されます。

 

 

改善後の具体例

 

以下は、改善された一節の例です:

 

> 英語学習における心理システムは、日本語による情報処理から脱却し、英語というメディアを自己記述の基盤に組み込む過程として観察される。この過程において、英語の使用が複雑性の縮減を促進する一方で、心理システムは環境(英語を使用する社会システム)との相互浸透を通じて新たな適応を試みる。教育というシステムは、この過程を支援する役割を果たし、英語というメディアに対する自己記述の安定性を高めるオートポイエーシス的システムの形成が期待される。

 

 

 

このように、概念の適用を厳密にし、簡潔で具体的な表現を心がけることで、文章全体の完成度を高めることができます。

2024年、今年の収穫

2024年今年の収穫

 

2024年も終わろうとしています。今年は現段階で139冊の本や論文を読みまし た。その中で特に印象的だった3冊を今年の収穫の特に価値のあるものとして選びました。

 

文系のためのめっちゃやさしい量子論

量子論はこれからますます研究が進む分野だと思います。特に個人的には関連性理論などにおける表象という概念、あるいは現象との適合性が気になるところです。私個人では実証研究など装置の関係などがあり不可能ですので、現在生成AI と会話をしながら、思慮を深めています。この分野については、来年も継続して取りかかりたいと思います。

 

塙保己一

去年目の病気により存在を知った私の師匠に関する伝記です。注目すべきポイントは確かに志は高い先生でしたが、必ずしも使命感のようなものは持っていなかったことです。自分の本来あるべき姿をきちんと見定め、その中から可能性のあるものを選出していって残った結果が、盲目ながら辞書の編纂という偉業に繋がったのだと思います。世界を変えてやるという思想は若いうちは持っても構わないかもしれませんが、いつまでたってもこの価値観に囚われていては、自分を苦しめるだけだというのもよくわかりました。

 

ニクラスルーマン入門 

ふとしたきっかけで、この入門書の存在を知りました。これまでのどのルーマンの入門書のクオリティーよりも高く、そして具体的ではなくても抽象的であり。ながらもexample がわかりやすく、ルーマーの理解が進む。あるいは今まで勉強してきた。ルーマンの理解が統合される経験をしました。本書のおかげで12月23日にリリースされるセマンティークとサブカルチャーの関係について、つたなくも論じたレポートに行き着きました。

 

年を重ねるごとに、病が体を叫ばせるようになり、来年はさらに読書の量は減ると思います。特に最近YouTube 動画に勉強のシフトが移行していることもあり、来年は100冊を超える読書量になるかどうかは不明です。しかし、人間の勉強学びの基本は本を読むことだという姿勢は変えず、死ぬまで学び続けたいと思います。私・和泉敏之は最後の最後まで学び続けた人だという記憶を残したいと考えるようにもなってきました。どこかで聞いた言葉ですが、記録よりも記憶に残りたい。多くの人ではなく、ともいろんな人に私のことを語り継いでいただきたい。そう思うに至りました。来年もどうかよろしくお願いいたします。

 

追記

先日私の師匠の一人である僧侶の方が亡くなりました。実に1996年からおよそ30年にわたりお世話になりました。ここで改めて謹んで魂が安らかであることをお祈りいたします。

 

 

 

 

 

 

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