悪口雑言
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日本語
[編集]名詞
[編集]- 口に任せて、様々に人の悪口を言うこと。
- ことを論ずるにあたり、悪口雑言をはさむのは、理は尽きて、自己の主張の論拠のなきを自白すると同然である、つまり負けた証拠にほかならぬ。思想と議論はあくまでも冷静たるを要す。また実行と性情はあくまでも熱烈たるべし。――新渡戸稲造 (1929年). “図書カード:自警録”. 青空文庫. 2023年5月20日閲覧。
- 創刊号の同人の座談会で、私は例の鼻ッ柱で威勢よく先輩諸先生の作品に悪口雑言をあびせつづけたものであったが、その中で一句、私の言葉に矢田津世子が同感した言葉があった。私はその言葉を忘れたが、それは恋人に対してのみ用いる種類の甘ったるい言葉であった。――坂口安吾 (1947年). “図書カード:二十七歳”. 青空文庫. 2023年5月20日閲覧。