Singing Bird
『Singing Bird』 | ||||
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稲葉浩志 の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 2010年8月 - 2014年 | |||
ジャンル | ||||
時間 | ||||
レーベル | VERMILLION RECORDS | |||
プロデュース | 稲葉浩志 | |||
チャート最高順位 | ||||
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ゴールドディスク | ||||
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稲葉浩志 アルバム 年表 | ||||
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EANコード | ||||
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『Singing Bird』収録のシングル | ||||
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ミュージックビデオ | ||||
「oh my love」 - YouTube |
『Singing Bird』(シンギング・バード)は、日本の音楽ユニット・B'zのボーカリスト・稲葉浩志の5作目のオリジナル・アルバム。2014年5月21日にVERMILLION RECORDSから発売された。
概要
[編集]前作『Hadou』から約3年9か月ぶりとなるオリジナルアルバム[4][5]。
本作には、稲葉のソロ活動始動時から先行配信されていた「念書」「泣きながら」「Stay Free」の他、テレビCMとして全国放送されていた「oh my love」など12曲を収録。初回限定盤には、「oh my love」「念書」「泣きながら」「Stay Free」の4曲のミュージック・ビデオを収録したDVDが付属されている[4][5]。
タイトルである『Singing Bird』について稲葉は、「作業をしてる時間帯は午前中が多かったから、単純に『そういえば、いつも鳥が鳴いてたな』と思って(笑)。散歩してるときもそうだし、海に行ってるときもそうなんですけど、そういう時間に思いついた言葉を書きとめていたんですよね[6]」「鳥の鳴き声って求愛だったり、仲間に危険を知らせる行動でもあるんですよね。だから自分の歌も、誰かにとって意味のあるものになればいいなと、思いをこめた[7]」と語っている。
本作に収録されている楽曲のほとんどは、音楽用語でいうところの詞先(歌詞が先にあり、それにメロディを付ける楽曲制作法)で制作されており、今までとは作風を変えている[6]。楽曲制作について稲葉は、「思い付いたフレーズをすぐにメモしたり携帯に保存したりして、そのメモがいっぱいになったらメロディを付けていくという作業を延々とやっていた」と語っている。[要出典]
編曲は前作『Hadou』に引き続き稲葉と寺地秀行が中心になっているが、本作では前々作『Peace Of Mind』以来、徳永暁人(doa)が編曲およびベースで参加している。
記録
[編集]オリコン調べでは、2014年6月2日付週間アルバムランキング首位に初登場した。ソロでのアルバムの首位は、1作目『マグマ』(1997年1月発売)から5作連続。男性ソロアーティストによる1stから5作連続アルバム首位は、1993年1月18日付で氷室京介が記録して以来21年4か月ぶり[8]。
収録曲
[編集]- CD
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- ジミーの朝 (3:24)
- oh my love (4:33)
- Cross Creek (3:19)
- Golden Road (4:12)
- 泣きながら (4:28)
- 2作目の配信限定シングル。
- Stay Free (4:09)
- 3作目の配信限定シングル。
- Bicycle Girl (3:43)
- 孤独のススメ (4:02)
- 「ニュースを見ていて、どれが正しいのかわからなくなる時があり、じっくり考えたほうがいいと思う時がある」という考えから作詞された。[要出典]
- 友よ (4:59)
- photograph (5:14)
- 稲葉によると東日本大震災後の記事を読み、「大切な人を失った、そんな悲しいニュースを耳にした時、残された人たちの気持ちはどうなんだろう」と思ったことから作詞されたという。[要出典]
- 『Koshi Inaba LIVE 2014 〜en-ball〜』では、本作の中で、唯一この曲だけが演奏されなかったが、『Koshi Inaba LIVE 2016 〜enIII〜』で初演奏となった。
- ルート53 (4:58)
- 念書 (3:15)
- 1作目の配信限定シングル。
- DVD(初回限定盤のみ)
- 以下の楽曲のミュージック・ビデオを収録。
- oh my love
- 泣きながら
- Stay Free
- 念書
タイアップ
[編集]- オリンパス「OM-D E-M10」CMソング(#2)
参加ミュージシャン
[編集]- 稲葉浩志:ボーカル、全曲作詞・作曲・編曲、ギター(#1.3)、アコースティックギター(#9)、エレキシタール・ジャンベ(#1)、ブルースハープ(#11.12)
- 寺地秀行:編曲(#1-5.7.9-12)
- 徳永暁人 (doa):編曲(#6.8)、ベース(#3.4.6.8.10.12)
- 大賀好修 (Sensation):ギター(#2.4.6.10.12)
- ラファエル・モレイラ:ギター(#3.7.8)
- ヨギ・ロニチ:エレキギター(#9)、アコースティックギター(#9)、ギター(#11)
- 種子田健:ベース(#2.11)
- コリー・マコーミック:ベース(#7)
- 納浩一:ベース(#9)
- SATOKO (FUZZY CONTROL):ドラム(#2)
- シェーン・ガラース:ドラム(#3.4.6-8.10.12)
- 山木秀夫:ドラム(#9.11)
- 小野塚晃 (DIMENSION):ピアノ・オルガン(#2.11)、ピアノ(#5.12)、オルガン(#6)
- 山本拓夫:フルート(#1.4.5)
- 諸岡由美子:チェロ(#1)
- 石川寛子 with Lime Ladies Orchestra:ストリングス(#5.9.11)
脚注
[編集]- ^ “Singing Bird”. ORICON NEWS (オリコン). (2015年2月5日) 2020年1月2日閲覧。
- ^ “オリコン年間 アルバムランキング 2014年度 31~40位”. インプレス (2014年). 2019年5月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月12日閲覧。
- ^ “ゴールド等認定作品一覧 2014年5月”. RIAJ. 2014年6月10日閲覧。
- ^ a b “稲葉浩志、ソロ4年ぶりアルバム 全12曲タイトル発表”. ORICON NEWS (オリコン). (2014年4月11日) 2020年1月2日閲覧。
- ^ a b “B'z稲葉浩志 5/21ソロAL発売決定 深遠なるメッセージ”. Billboard JAPAN. (2014年4月11日) 2020年1月2日閲覧。
- ^ a b c d “INTERVIEW 稲葉浩志『Singing Bird』(1)”. Mikiki (2014年6月11日). 2020年1月3日閲覧。
- ^ 『音楽と人』2014年6月号、株式会社 音楽と人、2020年3月14日。
- ^ “【オリコン】B’z稲葉浩志、男性ソロ21年ぶり快挙 1stから5作連続アルバム首位”. ORICON NEWS (オリコン). (2014年5月27日) 2020年1月2日閲覧。
- ^ “ACミラン本田圭佑×B'z稲葉浩志 CMで豪華タッグ実現”. Billboard JAPAN. (2014年3月5日) 2020年1月2日閲覧。
- ^ “大久保 拓朗 | director タグ”. 株式会社セップ. 2024年7月22日閲覧。
- ^ “出演者ラインナップ | ミュージックステーション | テレビ朝日”. テレビ朝日. 2024年5月19日閲覧。
- ^ “「Mステ」に初登場KANA-BOON、10年ぶり稲葉浩志ら”. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2014年5月16日) 2024年5月19日閲覧。
- ^ a b 『オリ★スタ』2014年5月26日号、オリコン・エンタテインメント、2020年3月14日。