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My Perfect Blue/ゆくゆくは

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「My Perfect Blue/ゆくゆくは」
柴咲コウシングル
初出アルバム『リリカル*ワンダー
A面 My Perfect Blue
ゆくゆくは
リリース
規格 マキシシングル
ジャンル J-POP
時間
レーベル NAYUTAWAVE RECORDS
作詞・作曲 柴咲コウ
内澤崇仁
奥田民生
チャート最高順位
柴咲コウ シングル 年表
ANOTHER:WORLD
(2012年)
My Perfect Blue/ゆくゆくは
2012年
ラブサーチライト
2014年
リリカル*ワンダー 収録曲
KO SHIBASAKI ALL TIME BEST 詩 収録曲
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My Perfect Blue/ゆくゆくは」(マイ パーフェクト ブルー/ゆくゆくは)は、柴咲コウの26枚目のシングル(RUI、KOH+名義含む)。2012年10月31日NAYUTAWAVE RECORDSからCDがリリースされた[1]

解説

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両A面シングルである[2]。「My Perfect Blue」は柴咲のシングルA面バラードとしては、2008年10月1日の「最愛」(KOH+名義。映画『容疑者Xの献身』主題歌)以来約4年ぶりのリリースである。またTBS系ドラマ 宮部みゆきミステリー『パーフェクト・ブルー』の主題歌として、作詞はドラマタイトルのイメージから「“夕暮れから夜に変わる空の青”の世界や、ドラマのテーマを丁寧に拡げながら[3]」柴咲が書き上げた。テレビドラマ主題歌のバラードとしては、『砂時計』の「ひと恋めぐり」(2007年3月28日)以来約5年半ぶりのリリースである。

また「ゆくゆくは」は、「抗わず」「自分らしくイキイキと生きる女性の美しさ」[4] をテーマに奥田民生とのコラボレーションにより制作した軽快なポップナンバーで、作曲の一部は柴咲も担当している[5]花王アジエンスのCMソングである。

柴咲コウのコメント
  • (My Perfect Blue)「空を見つめるときは、大抵何かに思いをはせていて、そのときの想いが詰まった、美しく静かなその空の色が、自分にとってのパーフェクトな色合いなんです。そんな想いを今回の歌詞とタイトルに込めました。忘れられない人がいる人、追憶を大切にしたい人にこの曲を聞いてもらえたら、と思います」(TBS『パーフェクト・ブルー』公式サイトより引用[3]
  • (ゆくゆくは)「民生さんみたいにもっとさらっと生きたいなって思うんです。ただこの曲の歌詞を書くにあたっては、私のそんな思いをお説教のような形で歌詞にしても聴きたくない人だっているだろうから、『流れのままに生きて、自分を浄化して軽くなったときに何が残るのかな?』っていうことを歌詞にしたんです」(音楽ナタリーより引用[4]

収録曲

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CD

全作詞:柴咲コウ

  1. My Perfect Blue [5:02]
    作曲・編曲:内澤崇仁[androp]、ストリングスアレンジ:千住明
  2. ゆくゆくは [4:21]
    作曲:奥田民生・柴咲コウ、編曲:奥田民生
  3. My Perfect Blue -Instrumental-
  4. ゆくゆくは -Instrumental-
DVD (初回限定盤のみ)
  • また、うまれるころには - Music Video -

収録アルバム

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My Perfect Blue
ゆくゆくは
  • 『リリカル*ワンダー』
  • 『KO SHIBASAKI ALL TIME BEST 詩』

晴れ女伝説

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柴咲は本作リリース前の10月7日神奈川県藤沢市辻堂テラスモール湘南において、「柴咲コウ『My Perfect Blue / ゆくゆくは』リリース記念 SPECIAL MINI LIVE」と題する自身初の野外フリーライブを行った。ライブでは約5000人の観客を前に「最愛」、「with you」、「My Perfect Blue」の3曲を披露した[6]。当日の天候は午前から雨だったが、14時開演の5分前ほどで俄に雨が上がり、青空も広がった。この事は同年12月11日、アルバム『リリカル*ワンダー』リリース前日のクリスマス・ライブイベント『Ko Shibasaki 10th Anniversary "X'mas リリカル*ワンダー*パーティー"』中のトークテーマにおいて、「噂の晴れ女伝説!」として取り上げられることとなった[7]。以降も、柴咲出演の野外ライブでは晴れが続いている(下表参照)。因みに晴れ女とは逆に屋内ライブ開催時に台風に直撃された事もあり、この事は「ねんりきくらぶ」結成の由来ともなっている[8]

柴咲コウの野外ライブ出演一覧

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開催場所 開催日 形態 天候 備考
1st テラスモール湘南 2012年10月7日 フリーライブ 上記 初めての野外フリーライブ。
2nd 夢の島公園 2013年8月11日 WORLD HAPPINESS 2013に出演 晴れ[9] WOWOWで翌月1日に放映された[10]。またフェスのユニット「The  おそ松くんズ」は2017年に「The おそ松さんズ with 松野家6兄弟」として再結成された[11]
3rd ラゾーナ川崎 2014年8月30日 フリーライブ 晴れ ビクター移籍&「蒼い星」リリース記念。[12]
4th 池上本門寺 2017年9月30日 「柴咲寺院」〜月夜の宴〜 晴れ[13] おんな城主 直虎』収録期間中。
5th 平安神宮 2017年10月9日 「柴咲神宮」〜月夜の宴〜 晴れ[14] 『おんな城主 直虎』クランクアップ2日前[15]
6th 伊勢神宮 2018年9月19日 内宮参集殿において歌唱奉納。 晴れ 告知はなく、観客は参拝者のみ。環境特別広報大使として、「月のしずく」のみの奉納。[16]
7th 厳島神社 2019年4月6日 本殿前高舞台より歌唱奉納。 晴れ[17] ライブツアー『EARTH THE KO』オープニング・セレモニーとして、客席は平舞台に特設。[18]

試聴(公式)

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脚注

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  1. ^ ダウンロード配信10月29日からである。
  2. ^ “柴咲コウ 両A面シングルのジャケット写真公開!”. ユニバーサルミュージック. (2012年9月24日). https://www.universal-music.co.jp/shibasaki-kou/news/2012-09-24/ 2019年4月6日閲覧。 
  3. ^ a b “『My Perfect Blue』主題歌(詳細)「9.11 Tue.」”. TBS. (2012–09-11). https://www.tbs.co.jp/perfect-blue/news/index-j.html#n201209111200 2019年4月6日閲覧。 
  4. ^ a b “10年目で出会った”抗わない”自分”. ナタリー (株式会社ナターシャ). (2012–11-01). https://natalie.mu/music/pp/shibasakikou03 2019年4月6日閲覧。 
  5. ^ 『Ko Shibasaki 10th Anniversary Documentary 2012』で作曲の様子を見る事が出来る。
  6. ^ “柴咲コウ初のフリーライブで新曲「My Perfect Blue」披露”. ナタリー (株式会社ナターシャ). (2012年10月8日). https://natalie.mu/music/news/77888 2019年4月6日閲覧。 
  7. ^ クリスマス・ライブイベントの模様はストリーミング配信の多元生中継によって一般にも公開されたが、翌年の2013年3月27日に『Ko Shibasaki Live リリカル*ワンダー*パーティー 2012』としてCD&DVDがリリースされている。
  8. ^ 2011年“CIRCLE & CYCLE”ツアー初日の市川公演(9月22日)前日の会場リハーサル時に、台風15号に直撃された。リハーサルの模様は2012年3月28日にリリースされたドキュメンタリーDVD『Kou Shibasaki Live Tour 2011 "CIRCLE & CYCLE" Turn Around Diary -2011.09.10~11.28-』に収録されている。
  9. ^ ライブレポート】<ワールドハピネス>話題のバンド、おそ松くんズに細野晴臣も登場し8時間を超えた夢の祭典”.   BARKS (ジャパンミュージックネットワーク株式会社). (2013年8月13日). https://www.barks.jp/news/?id=1000093291 2019年4月7日閲覧。 
  10. ^ “ファミリーで楽しめる夏フェス「WORLD HAPPINESS 2013」”. PR TIMES (株式会社PR TIMES). (2013年8月29日). https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001837.000001355.html 2019年4月7日閲覧。 
  11. ^ “「おそ松さん」新ED歌うのは高橋幸宏、鈴木慶一、奥田民生、矢野顕子、大貫妙子ら”. ナタリー (株式会社ナターシャ). (2017–12-26). https://natalie.mu/music/news/262786 2019年4月7日閲覧。 
  12. ^ “柴咲コウ、移籍第一弾「蒼い星」リリースイベントで「来年はツアーできればいいな。」”. BARKS (ジャパンミュージックネットワーク株式会社). (2014年9月1日). https://www.barks.jp/news/?id=1000107264 2019年4月6日閲覧。 
  13. ^ 当日のの演奏者八木美知依のブログより、“柴咲*寺院”. 八木美知依 箏の次第. (2017年10月2日). http://michiyo-yagi.cocolog-nifty.com/blog/2017/10/post-350e.html 2019年4月6日閲覧。 
  14. ^ 音響担当Dub Master Xの当日のインスタグラム。“京都は今日も暑いくらいのいい天気。さていよいよ本番。”. (2017年10月9日). https://www.instagram.com/p/BaA8tZIlyu5/ 2019年4月8日閲覧。 
  15. ^ “【直虎】柴咲コウ、元気いっぱいクランクアップ「あと1年やれそう」”. オリコン (オリコン株式会社). (2017年10月11日). https://www.oricon.co.jp/news/2098757/full/ 2019年4月8日閲覧。 
  16. ^ “柴咲コウ、環境省「環境特別広報大使」として伊勢神宮で歌を奉納”. PR TIMES (株式会社PR TIMES). (2018年4月6日). https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000037755.html 2019年4月6日閲覧。 
  17. ^ 衣装デザイン担当三浦大地のツイート。“本日、神聖な雰囲気の厳島神社で行われた 柴咲コウさんのライヴ “EARTH THE KO 奉納公演”の衣装をデザインさせてもらいました。”. Daichi Miura. (2019年4月6日). https://twitter.com/daichi1127/status/1114494806024118272 2019年4月7日閲覧。 
  18. ^ 柴咲経営のアパレルブランド「MES VACANCES」との連動企画でもあり、観客は商品購入者からの抽選招待制であった。

外部リンク

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