黄金バット
『黄金バット』(おうごんバット)は、昭和の初期の紙芝居のタイトルロールの主人公。金色の骸骨の姿をし、漆黒のマントを身にまとう。
スーパーヒーローとアンチヒーローの両面をもつ孤高の主人公であり、一般的には死の象徴として忌避される髑髏をモチーフにしたヒーローという点で、その存在が斬新だった。
その後昭和40年代に漫画・映画・テレビアニメ化された。特有の「高笑い」と共に現れる、金色のコウモリが特徴的である。
しばしば「日本初のスーパーヒーロー」として紹介される。また、「スーパーマン」よりも8年先立ち誕生した世界最古のスーパーヒーローともされる[1]。
概要
[編集]1930年(昭和5年)、鈴木一郎原作で白骨面に黒マントの怪盗・悪役が活躍する街頭紙芝居シリーズ『黒バット』[注釈 1]が好評だった。この『黒バット』の最終回では、無敵で不死身の悪役である黒バットを倒す正義の味方として黄金色の「黄金バット」が主人公として突如、登場した(絵19枚を永松健夫が描いた)。
この黄金バットが子供たちに大好評だったため、黄金バットを主人公とした新作紙芝居を蟻友会の後藤時蔵、高橋清三、田中次郎らが製作。当時の驚異的な当たり演目となる。 しかし当時の零細な紙芝居業界に著作権意識は存在しなかったため、多種多様な黄金バットが勝手に作られた。 さらに当時はセリフは書かれておらず口伝だったため、同じ紙芝居でも演者によって内容に差異があるのが普通だった。なお、戦前の『黄金バット』の紙芝居のほとんどは戦時下の混乱にあって散逸、あるいは戦災により焼失したとされる。 当時の紙芝居は貸し出し式だったため倉庫にまとめて保管されており、倉庫が火事に遭うと全て燃えてしまっていた。 また、手書きで写し描きされていたので製作数が少なく、人気作は損耗も激しかった。
歴史
[編集]- 1945年(昭和20年)4月の東京大空襲によりオリジナル版の大部分が焼失[2]。
- 1947年(昭和22年)から、永松健夫による絵物語作品の単行本が明々社(のちの少年画報社)より刊行。1948年(昭和23年)には明々社から雑誌『冒険活劇文庫』(少年画報)が創刊され、永松による絵物語が掲載された。
- 1950年(昭和25年)ごろに鈴木一郎原作で加太こうじが脚本と絵を担当した『黄金バット ナゾー編』というナチス・ドイツ残党と戦う内容の紙芝居が行われた。
- 1950年(昭和25年)12月23日、東京映画配給(東映の前身)・新映画社製作による「黄金バット 摩天楼の怪人』公開。監督:志村敏夫、出演:川路竜子、美空ひばり、杉寛。
- 1966年(昭和41年)12月21日に映画『黄金バット』が封切り公開。主演:千葉真一、監督:佐藤肇、製作:東映[3][4]。モノクロの実写映画で[3][4]、1967年から放送されたアニメ版との連動企画であり[5]、プロット・キャラクターデザイン・主題歌などを踏襲したパイロット版的な作品である。
- 1967年(昭和42年)4月1日から1968年(昭和43年)3月23日まで、アニメ版がよみうりテレビ (YTV)の企画・制作により日本テレビ系列で毎週土曜日19時 - 19時30分に全52話が放映され、高視聴率を得た。この放送枠は元々『お笑い珍勇伝 頓馬天狗 → 崑ちゃんのとんま天狗』、『琴姫七変化』など「YTV制作、大塚製薬提供のドラマ枠」として定着していた。YTVとしてはテレビアニメ制作の初参入作品であり、日本テレビ系列では初の19時台のアニメである。この放送枠では本作品の後も『巨人の星』、『天才バカボン』などの大ヒット作を生んでいる。スポンサーは変わらず大塚製薬の1社提供。制作は広告代理店「第一企画」(現・ADKエモーションズ)の動画制作部門、「第一動画」と韓国のテレビ局「東洋放送」で、この体制下での第1作。同じスタッフ体制で手掛けた第2作目がフジテレビで放映された『妖怪人間ベム』で、キャラクターや演出が酷似している。原作者として永松、監修者として加太、双方の名前を冠しているが、実際の基本設定とストーリーは第一動画のスタッフによるものである。また、脚本の島内三秀は、のち桂千穂の名でロマンポルノの脚本、ポルノ小説の翻訳、大林宣彦監督作品の脚本などで活躍する。
- 1967年(昭和42年)7月21日、「オールカラーで! 東映まんがまつり」の上映作品の1本として、アニメ映画『黄金バット』公開(TVブローアップ版)。併映は『ひょっこりひょうたん島』(長編アニメ版)・『魔法使いサリー』(第1作)・『キャプテンウルトラ』の3本。
- アニメ終了後も、主に日本テレビやテレビ東京で再放送、特に1986年10月2日から1987年9月24日にテレビ東京の毎週木曜18:00で再放送された際、再放送では珍しい番組宣伝CMが放送されたことがあった。ナレーションはマゾ役の内海賢二。
- 2000年(平成12年)、郵政省発行の20世紀デザイン切手シリーズ第9集郵便切手のデザインの1つとして、黄金バットが採用された。
- 2011年(平成23年)4月25日、アニメ版黄金バットがニコニコ動画内のチャンネル「フルアニMAX」にて毎週月曜日18:00に1話ずつ配信された。第1話は無料で、2話以降は配信日の1週間後に有料に切り替えられた。2012年4月16日に全話配信完了し、9月28日にフルアニMAX閉鎖に伴い全動画が視聴不可能になった。
キャラクター
[編集]黄金バット
[編集]黄金バットは長い歴史を持ち、そのため数多くの作品に登場している。 戦前のものは、初期は欧風の三銃士のような洋装に頭部が黄金の髑髏という(後のアニメ版などとよく似た)シンプルなデザインだった。黄金丸というサーベルを操る他、エーアソーラスという怪獣を使役する。終戦直後は進駐軍によってチェックが入り、くりんとしたパーマ髪の仏像のような顔のヒーローに改変され[6]、後に少年雑誌に連載された永松健夫による絵物語版では帽子を被った長髪の黄金骸骨または痩せこけた老人のような金色の顔という風貌になった。 その後微妙な変更を経て、1966年の映画版で後のアニメなどで見られる「大きな襟付きマントをひるがえして飛んで来る、顔が髑髏で筋骨逞しい金色の超人」という(最初期のそれとよく似た)親しみやすいデザインとなった。武器はシルバーバトン。 絵物語では日本のどこかにあるD山の髑髏岩の下で眠っていた正義の神、1966年の映画版やその後のアニメやマンガ版では古代アトランティスの遺跡で眠っていた謎の超人で黄金の蝙蝠とともに現れるという設定[注釈 2]。1967年のアニメ版から、彼はヒーマンとマスターズ・オブ・ザ・ユニバースの 恐怖の輝き フランチャイズの スケルター に非常によく似た外観を持っています。
アニメ後期には暗闇バットという濃い青色のライバルキャラクターも登場した。
上述の通り多種多様な派生作品が作られたため、作品によっては悪役だったり正体が女性だったりというものも存在する(例:手塚治虫 『怪盗黄金バット』)
1967年のアニメの海外吹き替えでは「ファンタマン」(Phantaman)または「ファントマス」(Fantomas)などと呼ばれている。[7]
ナゾー
[編集]宿敵ナゾーは四つ眼のミミズクの覆面に左手が機械の鉤爪、下半身は円盤の中という奇怪なデザイン。初期には巨大ロボットであるブルタンクや怪タンクに搭乗し(紙芝居版や絵物語版)、後の作品ではどこにでも現れるドリル状の要塞ナゾータワーを根城とする(1966年の映画版やアニメ版)。絵物語では黄金バットに負け、蛇王(じゃおう)という他のヒーローとの戦いによって両足を失った後の黒バットが正体であり、元ナチスの科学者ドブロクスキー博士や妖婆モモンガのお熊(モモンガとは同名の動物ではなく、古代の邪神の名前。黒バット一味はこれを信奉する一族らしいが、お熊以外に信仰心がある描写は無い)、女賊ハルピンお光らを従え宇宙的な悪事を働く(目は2つ)。アニメでは彼自身が元ナチスの科学者エーリッヒ・ナゾー、マンガ版では黄金バットと同世代の超古代人で、生身の手の指が3本であるなど、明らかに人間ではない。1966年の映画版では「宇宙の支配者」を名乗る。アニメ版ではことあるごとに「ロ〜ンブロゾ〜」と叫ぶ。またアニメでは4つの目の色が全て異なり、さらに最終回では逃亡してしまい、黄金バットとの最後の対決はなかった。ナゾーの逃走直後に怪獣が現れ、しかもヤマトネタケルが、彼は怪獣だったのだろうか、と言うなど、ナゾーの正体が微妙に暗示されていた。映画版やその後のアニメやマンガ版には上述の部下たちは登場せず、代わりにドブスキー(1950年の映画)、ケロイド、ピラニア、ジャッカル(1966年の映画)、マゾ(アニメ及びマンガ版)らを従えている。戦前の紙芝居版での描写ははっきりしていないが永松の回想によるとマゾー、ウイスキー元帥、怪モダン、ハルピンお光などを配下にしていたようである[8]。 アニメ版放送時の雑誌の紹介によると年齢72歳、身長2m9cm、体重82kg。目からは各種光線を出す。かつての戦争で自分の部下に裏切られダイナマイトで自殺しようとしたが自分の開発した超能力により死ねず生き延びたのだと言う[9]。戦後の紙芝居ではナチスの残党として描かれている。[10][11] 彼はバットマンによく似たマスクを持っています。
1967 年のアニメの英語版やイタリア語版などの西部の吹き替えでは、「ドクター ゼロ」(Dr. Zero) として知られることもある。[12][13] 韓国では単に「様」(사마)と呼ばれている[14](自分よりも高い地位の個人をより敬意を表すために使用される日本語の「様」とは異なる)。日本では「博士」という称号はあまり与えられず、単に「ナゾ」または「ナゾ卿」と呼ばれている。
登場メカ
[編集]- 怪タンク
- 戦前の紙芝居版から登場する、ナゾー一味が登場する人型の巨大ロボット。頭頂部のプロペラで飛行する。アニメ版にもゲーゲオルグという名称のよく似た外見のロボットが登場する。
- ナゾータワー
- 1966年の実写映画版以降の作品に登場する、ナゾーの本拠地。ドリル状の移動要塞で海底や宇宙空間などどこにでも現れる。実写映画とアニメ版とではデザインが異なる。マンガ版(少年キング版)では映画版寄りの造形。
- スーパーカー
- 1966年の実写映画版が初出。ヤマトネ博士らが搭乗する円盤型の飛行装置。実写映画版ではスーパーカー2号として登場(1号は不明)。
紙芝居版
[編集]上述の通り様々な派生作品があった。
元祖と言うべき作品は1930年から1933年ごろにかけて永松健夫が『黒バット』の続編として描いたものだが後に永松が転職したため、加太こうじが代わりに描くようになった。現在上演されるものの大部分は加太版である。
永松版は多くが現存しないが「バック・ロジャーズ」に代表される当時のアメリカのパルプ雑誌に掲載されていたような空想科学もので、前作から十数年後を舞台に身を改めナゾーを名乗るかつての黒バットとその一味とそれに立ち向かう前作主人公の正夫探偵やその息子マサルや黄金バットとの戦いを描き、舞台を中国やアメリカ、海底や地下に移しながら展開してゆく壮大なものであったようである。
1995年に大空社から永松版の現存するものの一部を収録した復刻版が『元祖黄金バット』として発売された[15]。
黒バット
[編集]黄金バットの前作。神出鬼没の怪盗黒バットとそれに立ち向かう少年探偵の正夫との戦いを描く。 大正時代にヒットしていた『ジゴマ』ものを参考に制作したという。 当時紙芝居と言えば紙人形を使った「立ち絵」と呼ばれるもので題材も時代劇が主流だったので凝った背景の平絵式の紙芝居で現代が舞台の怪奇ものはもの珍しくヒットした。顔の頭蓋骨などのブラックバットのデザインも、1925 年のアメリカのサイレント映画『オペラの怪人 』のドクロマスクに基づいていると言われている。[16]
現存するものは発見されていない。
ブラック バットというキャラクターは、その特徴とともに、1967 年のアニメ版でゴールデン バットのもう 1 つの宿敵であるダークネス バットに大きなインスピレーションを与えた。[要出典]
絵物語
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永松健夫版
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太平洋戦争後の1947年(昭和22年)から明々社(のちの少年画報社)より刊行された、永松健夫による絵物語作品の単行本シリーズ。1948年(昭和23年)には明々社から雑誌『冒険活劇文庫』(少年画報)が創刊され、永松による絵物語が掲載された。
- 『黄金バット なぞの巻』(1947年、明々社)
- 『黄金バット 地底の國』(1948年、明々社)
- 『黄金バット アラブの王冠編』(1948年、明々社『冒険活劇文庫』連載)
- 『黄金バット 天空の魔城』(1948年、明々社)
- 『黄金バット 彗星ロケット』(1949年、明々社)
- 『黄金バット 科学魔篇』(1950年、明々社『冒険活劇文庫』連載)
- 『超人黄金バット 発端編』(1950年、『少年痛快文庫』掲載)
- 『黄金バット』(1955年、『太陽少年』連載)
他多数
内容は概ね紙芝居版を元にしているが紙芝居版の『黒バット』では黒バットが黄金バットに倒された後、話を仕切り直して黄金バットとナゾー(復活した黒バット)との戦いを描いた『黄金バット』が開始されるが永松健夫による絵物語版では黒バットを倒すのは蛇王という人物で、黒バットがナゾーと身を改めた後に黄金バットが登場するなど、『黒バット』から『黄金バット』序盤までのストーリーの構成が一続きにされ、この他にも変更点も多い。
なお読み切り作品を中心に単行本未収録の回が複数ある他、未完の作品も多い。
登場人物
[編集]- 黄金バット
- 黒バット・ナゾー
- 大木探偵長:紙芝居版の正夫探偵にあたる人物。
- 大木まさる:大木探偵長の息子。
- 蛇王:N県H山でライオンの朝日号と共に暮らしていた男。
- 倉田かず子:倉田青年の妹。
- ドブロクスキー博士:ナゾーの部下。
- モモンガのお熊:ナゾーの部下。
- ハルピンお光:ナゾーの部下。
加太こうじ版
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
『繪物語 黄金バット』全2巻、1952年、網島書店。
- 『繪物語 黄金バット 蛇王の巻』
- 『繪物語 黄金バット 巨獣の巻』
実写映画
[編集]黄金バット 摩天楼の怪人(1950年)
[編集]黄金バット 摩天楼の怪人 | |
---|---|
監督 | 志村敏夫 |
脚本 | 西鐵平、越路眞生 |
原案 | 永松健夫 |
出演者 |
川路龍子 美空ひばり 杉寛 |
音楽 | 菊池俊輔 |
撮影 | 山崎一雄 |
製作会社 | 新映画社 |
配給 | 東京映画配給 |
公開 | 1950年12月23日 |
上映時間 | 71分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
1950年12月23日公開。上映時間71分、製作は新映画社。 忍者ものなどの類をのぞけば日本初の特撮スーパーヒーロー映画だが、このフィルムは早い段階で失われており、この作品のコピーがまだ存在しているかどうかは不明です[注釈 3]。
今のところ、この映画に残っていることがわかっているのはポスター、新聞の一部、そしてオークションに出品された撮影現場の写真だけだが、そのほとんどは一般公開されていない。
ストーリー
[編集]水爆をはるかに超える威力を作り出すウルトロン超原子を巡り、平和利用しようとする発見者・尾形博士を犯罪組織QX団とその首領ドクトル・ナゾーが狙う。 それに立ち向かう正義の怪人・黄金バットの戦い。
キャスト
[編集]- 黄金バット:上田竜児(上田龍児)
- 尾形精一郎:杉寛
- マサル:茂崎幸雄
- カズ子:鈴丘玲子
- 蘭子:川路龍子
- プクちゃん:神戸武彦
- 大木雄次:上田竜児
- 牧 輝行:深見泰三
- ドクトル・ナゾー:不明
- ドブスキー:世島新
- 堀江警部:清水将夫
- 美空ひばり
スタッフ
[編集]黄金バット(1966年)
[編集]黄金バット | |
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Golden Ninja | |
監督 | 佐藤肇 |
脚本 | 高久進 |
原案 | 永松健夫 |
出演者 |
千葉真一 山川ワタル 筑波久子 高見エミリー |
音楽 | 菊池俊輔 |
主題歌 |
ヴォーカル・ショップ 「黄金バット」 |
撮影 | 山沢義一 |
編集 | 祖田富美夫 |
製作会社 | 東映 |
配給 | 東映 |
公開 | 1966年12月21日 |
上映時間 | 73分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
解説
[編集]主演に千葉真一を迎え、実写化した作品[3][4]。モノクロ・シネマスコープ、73分、製作:東映[4]。日本では1966年12月21日に封切り公開された。欧米で公開された際のタイトルは『Golden Ninja[4]』。
黄金バットとアトランティスとの関連やヤマトネ博士、ナゾータワーやスーパーカーや黄金の蝙蝠などは本作が初出。
ストーリー(1966年版)
[編集]天体観測を趣味とするアキラ少年は、惑星イカロスが地球への衝突コースをとっていることに気付く。アキラは黒スーツの男達によって拉致されてしまう。黒スーツの男達は国連秘密機関パール研究所の所員達だった。責任者ヤマトネ博士はアキラをメンバーに誘う。研究所ではイカロス破壊のため超破壊光線砲を建造していた。
その完成に必要な特殊レンズの原石探索にヤマトネ博士、パール博士、アキラ、ナオミ隊員、パール博士の孫娘エミリーらは、幻の大陸・アトランタスへと向かう。だがそこは謎の集団によって既に占拠されていた。彼らの首領はナゾー。宇宙征服のためイカロスを呼び寄せた怪人である。
追い詰められた彼らはある棺桶の中に原石を発見する。棺桶には1万年の眠りについた守護者、黄金バットが眠っていた。エミリーが水を注いだことで、復活した黄金バットは、彼ら科学者と協力しナゾーの陰謀に立ち向かっていく。
キャスト(1966年版)
[編集]- ヤマトネ博士:千葉真一
- 風早アキラ:山川ワタル
- 秋山ナオミ:筑波久子
- エミリー・ペアード:高見エミリー
- パール博士:アンドレ・ヒューズ(声:佐藤汎彦)
- 清水隊員:中田博久
- 中村隊員:岡野耕作
- 宇宙怪人ナゾー:関山耕司
- ケロイド:沼田曜一
- ピラニア:国景子
- ジャッカル:北川恵一
- 天文台の博士:片山滉
- 警官:青島幸男
- 黄金バット:ミスター黄金バット(佐藤汎彦)(声:小林修)
スタッフ(1966年版)
[編集]- 監督:佐藤肇
- 企画:扇沢要
- 原作:永松健夫
- 脚本:高久進
- 監修:加太こうじ
- 撮影:山沢義一
- 録音:内田陽造
- 照明:銀屋謙蔵
- 美術:江野慎一
- 音楽:菊池俊輔
- 編集:祖田冨美夫
- 特殊撮影:上村貞夫
- 助監督:山口和彦
- 進行主任:久野義雄
- 現像:東映化学工業株式会社
- 協力:第一動画株式会社
- 主題歌:「黄金バット」(朝日ソノラマ)
- 作詞 - 第一動画 / 作曲 - 田中正史 / 歌 - ヴォーカル・ショップ / 黄金バットの声 - 小林修
同時上映
[編集]媒体
[編集]1980年代に東映ビデオからVHS、2005年4月21日にからDVDが、それぞれ発売された[17]。 この他朝日ソノラマよりソノシートドラマが発売された。
海外での流通と法的問題
[編集]イタリアで流通していた頃は「IL RITIRNO DI DIAVOLIK」として知られていた。[18]映画のポスターに記載されている「ディアボリック」という名前が、イタリアの漫画のキャラクター Diabolik の名前を盗用したものとされ、配給会社が法的問題に直面したと言われている。また、この作品は、ゴールデンバット自身によく似た大犯罪者を主人公とするイタリアのコミック本である Kriminal 映画としてそこで上映されたとも言われている。[19] これが、イタリアが 1981 年にアニメ版の吹き替えを行ったときに、フランチャイズのローカライズ名を「FANTAMAN」に変更した理由である (下記を参照)。イタリアのポスターには、実際の映画では見られない内容も含まれている。
この映画の 1968 年のイタリア版は、配給会社によって再編集された可能性が高く、監督の名前も変更され、俳優の名前もアメリカ風に変更された (テレンス・マービン・ジュニア、ピーター・コンウェイ、トーマス・リー、デボラ・スコット)。他の日本のジャンル映画には「L'astronave fantasma」などがある。
黄金バットがやってくる
[編集]加太こうじの半自伝的小説『紙芝居昭和史』を映画化したもの。 1972年に東宝から公開された本作は、黄金バットの起源に焦点を当てた作品。[20][21][22]
この映画には VHS や DVD のリリースは知られていない。この映画は特にロストメディアとみなされているが、その後、日本のテレビで放映されていたときに誰かがVHSテープに録画したものと思われる、2分間の映像がネット上に流出した。
この映画は東宝レコードから公式サウンドトラックもリリースされている。ただし、サウンドトラックはどれもオンラインには公開されていない。[23]
黒き星と黄金バット(非公式)
[編集]1979 年に公開された韓国のスーパーヒーロー アニメ映画。同名のタイトルキャラクターと有名な漫画のキャラクターであるバットマン (Batman) を組み合わせたゴールデン バット シリーズのパロディである。この映画は、少なくとも 2 つの異なるビデオ配給会社によってスペインでもホームビデオでリリースされた。[要出典]
あらすじ
[編集]大勢の子供たちとそのペットの犬が、秘密兵器を開発するために世界の一流の科学者を誘拐している悪役ブラック・スターの隠れ家を偶然発見する。子供たちの憧れのスーパーヒーロー、ゴールデンバットは子供たちを救うことができるのか?
サウンドトラックのリリース
[編集]この映画のサウンドトラックは、HIT RECORD CO. からアナログレコードでリリースされた。[24] チョン・ヨジンさんとヤン・ミランさんが歌っていた。
スーパーベータマン
[編集]この映画はバットマンとゴールデンバット自体の模造品であるため、「スーパーベータマン」という実写の模倣映画にもなった。また、「ゴールデンバット対マジンガーV」としても知られている(おそらく日本語の語呂合わせ)。アニメ「マジンガーZ」)。模造品のアートワークは、ブラックスターのゴールデンバットのデザインとゴールデンバット自体をたどっている。[25]
ヨングと黄金バット (非公式)
[編集]Du Wul Production によって制作された、1992 年に公開された (ただし制作は 1991 年である)[26] ゴールデン バット キャラクターの無許可の実写韓国コメディおよびパロディ映画。これは、Yung-Gu と Taengchil コメディ シリーズの一部である。
この映画では、ユングが韓国乗っ取りからサマ(ナゾ)とその一味を倒すという使命でゴールデンバットに加わる様子が描かれている。[27] 本作でナゾが「様」と呼ばれているのは、韓国でアニメが放映された当時、後者として知られていたためである。[28] この映画では、ナゾにはアシスタントもいるが、これはおそらく前者のアシスタントのマゾに基づいているため、髪型が似ている。
この映画は、内容や技術の粗雑さ、条件のせいで興行的には失敗した。[29] この映画は VHS でリリースされ、その後 DVD でリリースされた。[30][31]
あらすじ
[編集]アンドロメダ城を破壊した後、地球征服を狙うサマ一行はヨングの住む村を襲撃する。その時、黄金バットが現れ、村人の半数を助けます。村が廃墟と化した後、ヨングは母親と父親がサマとその一味に捕らえられたことを知る。そして、黄金バットとヨングはアンドロメダ姫を救うために力を合わせることを決意する。[32]
テレビアニメ
[編集]黄金バット | |
---|---|
ジャンル | テレビアニメ |
原作 | 永松健夫 |
脚本 |
島内三秀 ほか |
演出 |
石黒昇 ほか |
監修 |
加太こうじ 申相太 |
声の出演 |
小林修 島宇志夫 村越伊知郎 高橋和枝 松島みのり 栗葉子 立壁和也 内海賢二 |
ナレーター | 藤本譲 |
音楽 | 田中正史 |
オープニング | 『黄金バット』(ヴォーカル・ショップ) |
エンディング | 『黄金バット数え歌』(鈴木やすし、コロムビアゆりかご会) |
言語 | 日本語 |
製作 | |
制作 |
読売テレビ 第一動画 |
放送 | |
音声形式 | モノラル放送 |
放送期間 | 1967年4月1日 - 1968年3月23日 |
放送時間 | 土曜19:00 - 19:30 |
放送枠 | 読売テレビ制作土曜夜7時枠のアニメ |
放送分 | 30分 |
回数 | 52回 |
特記事項: 大塚製薬一社提供。 |
黄金バットの出身地がアトランティスになるなど、設定のいくつかは1966年の映画版に準拠している。
テレビアニメのストーリー
[編集]新発明のスーパーカーの飛行テストを行っていた科学者ヤマトネ博士と、息子のタケル、助手のダレオは、南極沖で乗っていた船が世界征服を企む悪のナゾー一味に撃沈され、漂流していた少女マリーを救出する。その後、一行はアトランティス大陸を発見し上陸。遺跡の中で古い棺を発見し、碑文の指示に従って中に水を注ぐと、黄金バットが1万年の眠りから甦った。 復活した黄金バットはヤマトネ博士らとともにナゾーとの戦いに身を投じる。
登場人物・キャスト
[編集]- 黄金バット
- 声 - 小林修
- 謎の怪人。黄金バット#黄金バットを参照。
- ヤマトネ博士
- 声 - 村越伊知郎
- 物理学・化学・電気工学が専門[33]の日本人科学者。あらゆる分野に精通する天才。スーパーカーなどを発明。
- タケル(ヤマトネ タケル)
- 声 - 高橋和枝
- ヤマトネ博士の一人息子。冒険好きで博士の有能な助手。小学五年生相当の年齢[33]。
- マリー(マリー ミレ)
- 声 - 松島みのり→栗葉子
- フランス人考古学者ミレ博士の娘。母親は死別。第1話でナゾ-に襲われ父親と生き別れる。語学と音楽の才能がある。動物好き。日本生まれ。8才程度の年齢[33]。
- ダレオ(ドコノ ダレオ)
- 声 - 立壁和也
- ヤマトネ博士の助手で16歳。うっかり者の雑用係兼スーパーカーの炊事係[33]。劇中ではオリンピックに重量挙げ選手として出場し123.5kgという記録で銀メダルを受賞したことがあった。終盤では姿を見せなくなる。
- 黄金の蝙蝠(コウモリさん)
- マリーが助けを求めると黄金バットを呼び出す。実は黄金バットの体の一部。
- ナゾー
- 声 - 島宇志夫
- 謎の男。黄金バット#ナゾーを参照。
- マゾ
- 声 - 内海賢二
- ナゾーの副官。
- 暗闇バット
- 声 - 高塔正翁
- 五万年前の古代アトランティスで暴れていた怪人。海底の棺桶に封印されていた。黄金バットのライバル的存在。彼は マスターズ・オブ・ユニバース シリーズの スケルター に非常によく似た外観を持っている。彼は、上記のオリジナルの紙芝居のストーリーから「黒いバット」として知られるナゾの元のアイデンティティに基づいており、そのため名前や外観などが似ています。[要出典]
- ナレーター
- 声 - 藤本譲
- その他のキャスト
- 森ひろ子、三輪勝恵、野村道子、北浜晴子、麻生美代子、小原乃梨子、太田淑子、水垣洋子、大山のぶ代、貴家堂子、堀絢子、笹本幸夫、槐柳二、桂三千夫、小宮山清、加藤精三、北村弘一、諏訪孝二、八代駿、千葉耕市、八奈見乗児、塩見竜介、富山敬、矢田耕司、飯塚昭三、宮内幸平、小林清志、増岡弘、肝付兼太、納谷悟朗、山田康雄、大塚周夫、雨森雅司、永井一郎、田村錦人、家弓家正
テレビアニメのスタッフ
[編集]- 原作:永松健夫
- 連載:「少年画報」「週刊少年キング」
- 監修:加太こうじ、申相玉
- 脚本:島内三秀 他
- 動画監督:森川信英
- 美術監督:木村和夫
- 音楽:田中正史
- 演出:石黒昇・若林忠雄・庵原和夫・柳田灸次郎・佐々木治次 他
- 制作協力:東洋放送(韓国)
- 制作:第一動画
主題歌
[編集]- オープニングテーマ「黄金バットの歌」
- 作詞 - 第一動画 / 作曲 - 田中正史 / 歌 - ボーカル・ショップ
- 実写映画の主題歌をそのまま流用。
- OPに入る前、冒頭ではタイトル映像が存在、黄金バットの高笑いと共に雲海から黄金バットが登場、ラストは黄金バットのシルエットにタイトルが映し出される映像になっている。後年の再放送ではほとんど放送されず、いきなりOPから始まる。
- エンディングテーマ「黄金バット数え歌」
- 作詞 - 第一動画 / 作曲 - 田中正史 / 歌 - 鈴木やすし、コロムビアゆりかご会
- オリジナル版は10番まであるが、番組では1番と10番を歌う(10番には「10」が歌われていない)。
- イメージソング「ナゾーの歌」
- 作詞 - 第一動画 / 作曲 - 宇野正寛 / 歌 - ボーカル・ショップ / セリフ - 島宇志夫
各話リスト
[編集]事前の放送リストには記載されているものの放送されず没と化し未放送に終わったり、内容に若干の変更の上タイトルが変更されているものの元タイトルは話数に含めず「-」表記とした。
話数 | サブタイトル | 放送日 |
---|---|---|
1 | 黄金バット誕生 | 1967年 4月1日 |
2 | マンモスキラー | 4月8日 |
3 | ゲーゲオルグ | 4月15日 |
4 | 危機一髪 | 4月22日 |
5 | 人食い植物 | 4月29日 |
6 | メロン爆弾大追跡 | 5月6日 |
7 | 怪獣サンドベロニヤ | 5月13日 |
8 | 宇宙怪獣アリゴン | 5月20日 |
9 | 怪物ガイゴン | 5月27日 |
10 | ウラン島大決戦 | 6月3日 |
11 | 謎のフィンカーメン | 6月10日 |
12 | ジンガーの毒キノコ | 6月17日 |
13 | ミュータント5 | 6月24日 |
14 | 原子ブラックギャット | 7月1日 |
15 | 破壊魔ネロ | 7月8日 |
16 | 岩人ギルトン | 7月15日 |
17 | 怪鳥ガルガー | 7月22日 |
18 | ポリネシアの星 | 7月29日 |
19 | バット対バット | 8月5日 |
20 | 青い炎の国 | 8月12日 |
21 | ルートシグマの女王 | 8月19日 |
22 | 謎のペロン火山 | 8月26日 |
23 | 怪盗ブラック仮面 | 9月2日 |
24 | 悪魔のルビー | 9月9日 |
25 | ロボット都市 | 9月16日 |
26 | 光線人間ボルド | 9月23日 |
27 | タランゲーの眼 | 9月30日 |
28 | アキシスの剣 | 10月7日 |
29 | 宇宙コウモリの謎 | 10月14日 |
30 | 超能力改造人間 | 10月21日 |
31 | ゆうれい塔 | 10月28日 |
32 | 悪魔の巨像 | 11月4日 |
33 | 透明怪獣グラスゴン | 11月11日 |
34 | 世界大洪水 | 11月18日 |
35 | 地底怪獣モグラー | 11月25日 |
36 | 地球大爆発 | 12月2日 |
37 | 双頭怪獣ゲゲラ | 12月9日 |
38 | 恐竜の罠 | 12月16日 |
39 | 骸骨の水先案内 | 12月23日 |
40 | 地球暗黒の日 | 12月30日 |
41 | インドの女王 | 1968年 1月6日 |
42 | 妖婆の怪獣ヒードロ | 1月13日 |
43 | 廃坑の一つ眼怪獣 | 1月20日 |
44 | ライガーマンの逆襲 | 1月27日 |
45 | 死を呼ぶ女 | 2月3日 |
46 | こうもり老女と怪獣シェルゴン | 2月10日 |
47 | 幻のゲロンチューム90 | 2月17日 |
48 | 小さい暗殺者 | 2月24日 |
49 | 怪人こうもり男 | 3月2日 |
50 | サーカス怪獣ガブラー | 3月9日 |
51 | よみがえる暗闇バット | 3月16日 |
52 | ひび割れるナゾー帝国 | 3月23日 |
- | ボンゴ作戦[注釈 4] | |
- | 黄金鳥の怪 | |
- | 笑うキノコ人間 | |
- | 抜け穴 | |
- | 黒猫の牙 | |
- | ピラミッドの秘密 | |
- | ヒマラヤの雪女 | |
- | 氷獣ドライアン | |
- | ハリケーン爆弾 | |
- | ジャム地獄 | |
- | 恐怖の電送機 | |
- | ねっしょの秘宝 | |
- | 暗殺隊 | |
- | 白鳥の騎士 | |
- | バットがいっぱい |
放送局
[編集]プロジェクト:放送または配信の番組#放送に基づき、本放送期間内の放送局のみを記載している。 |
- 読売テレビ(制作局):土曜 19:00 - 19:30
- 日本テレビ:土曜 19:00 - 19:30
- 札幌テレビ:土曜 19:00 - 19:30[34]
- 青森放送:土曜 19:00 - 19:30[35]
- 岩手放送:土曜 19:00 - 19:30[35]
- 秋田放送:土曜 19:00 - 19:30[35]
- 山形放送:土曜 19:00 - 19:30[36]
- 東北放送:土曜 18:00 - 18:30[37]
- 福島テレビ:土曜 19:00 - 19:30[36]
- 新潟放送:土曜 18:00 - 18:30[38]
- 北日本放送:土曜 19:00 - 19:30[38]
- 北陸放送:土曜 18:00 - 18:30[38]
- 福井放送:土曜 18:00 - 18:30[38]
- 山梨放送:土曜 19:00 - 19:30
- 信越放送:土曜 18:00 - 18:30
- 静岡放送:土曜 19:00 - 19:30(1967年12月30日までは同時ネット) 土曜18:00 - 18:30(1968年1月13日からは7日遅れネット)
- 名古屋テレビ:土曜 19:00 - 19:30[39]
- 日本海テレビ:土曜 19:00 - 19:30
- 山陰放送:土曜 18:00 - 18:30
- 広島テレビ : 土曜 19:00 - 19:30
- 山口放送:土曜 19:00 - 19:30
- 四国放送:土曜 19:00 - 19:30
- 西日本放送:土曜 19:00 - 19:30
- 南海放送:土曜 19:00 - 19:30
- 高知放送:土曜 19:00 - 19:30
- RKB毎日放送:金曜 18:00 - 18:30
- 長崎放送:土曜 18:00 - 18:30
- 熊本放送:土曜 18:00 - 18:30
- 大分放送:土曜 18:00 - 18:30
- 宮崎放送:土曜 18:00 - 18:30
- 南日本放送:土曜 18:00 - 18:30
- 琉球放送:土曜 19:00 - 19:30
劇場版
[編集]- TV版第4話のブローアップ版を「オールカラーで!東映まんがまつり」内で公開。併映は『ひょっこりひょうたん島』、『魔法使いサリー』、『キャプテンウルトラ』。
ネット配信
[編集]- 読売テレビが本作でアニメを開始して55年を記念してYouTubeに設立した「読売テレビ アニメチャンネル」で、2022年10月21日から第1話が配信されている。なお「冒頭のタイトル表示部」・「次回予告」・「エンディング」は配信されていない。
読売テレビ制作・日本テレビ系列 土曜日19時台前半・大塚製薬一社提供枠 |
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
黄金バット
【当番組よりアニメ枠】 |
海外展開
[編集]合同製作元である韓国では황금박쥐(韓国国内79年の同名の作品とは無関係)として東洋放送で1967年7月11日より放送された。当時の韓国では日本文化規制を行っていたが、本作は合同製作故に対象外とされた。韓国語で吹き替えられたのか(キャストが不明のため)、それとも字幕付きで放送されたのかは不明である。この番組は韓国で非常に人気があったため、主人公を題材にした独自の海賊版映画まで制作された (上記を参照)。
1968年、この番組は東京に本拠を置く吹き替え会社フロンティア・エンタープライズによって採用され、「PHANTAMAN」というタイトルで英語に吹き替えられた。吹き替え自体は当初アメリカとオーストラリアの両方で放送される予定だったが、理由は不明だがアメリカ領土では公開されずオーストラリアのみで放送された。[40]
長い間、オンラインで入手できる映像がなかったため、英語ローカライズ版は制作されなかったか、存在しなかったと考えられていた。英語の吹き替えの大部分は失われたと考えられているが、2012年に、1960年代後半にカセットテープに録音された20秒の音声クリップがYoutubeで公開された。これは、これまでにオンラインで公開された英語吹き替えの唯一のクリップである。[要出典]
さらに、これらの吹き替えでは、登場人物の名前がより西洋風の名前に変更された。
- 黄金バット → Phantoma/Phantaman (ファントマ, ファンタマン?)
- ヤマトネ博士 → Dr. Steel (スティール博士)
- タケル → Terry (テリー)
- ドコノダレオ → Gabby (ガビ)
- マリー → Mary (メアリー)
- ナゾー → Dr. Zero (ドクトル・ゼロ)
- マゾ → Gorgo (ゴルゴ)
- 暗闇バット → Dr. Death (ドクター・デス)
1969年にラテンアメリカで「FANTASMAGORICO」として放送され、1970年代から1980年代にかけて南アメリカで「FANTOMAS」として放送され、最後に1981年にイタリアで「FANTAMAN」が放送された。[41] イタリア語吹き替えのそれぞれのテーマはスーパーバンドのダグラス・ミーキンが歌った。[42]
この番組がベネズエラで放送されたとき、1970年代に当時のカルロス・アンドレス・ペレス大統領が1980年までカラーテレビへの送信を禁止していたため、ベネズエラでは最初にエピソードが白黒で放送された。番組の各章も不完全だったと言われている。そこにいて、シリーズを終了しようとしているときに、彼らは再びシリーズを開始し、運が良ければ、終わりを見ることができた[43]。
メキシコにおける日本のアニメ(アニメ『ゴールデンバット』自体を含む)は 70 年代に最初の栄光をもたらしたが、これらのアニメは暴力を助長するという理由で禁止された。[44]
おそらく、ラテン語スペイン語、ブラジルポルトガル語、イタリア語の吹き替えはすべて英語版に由来するアメリカ化されたキャラクターの名前を使用しているため、それらはすべて同様の番組タイトルを使用しているという事実と一緒に、すべて英語版に基づいていると考えられる。
この番組はイタリアで人気があったため、イタリア語の吹き替え版は独自の DVD リリースを受けることができた。[45] ブラジルのポルトガル語吹き替え版は、独自の DVD もリリースされているようである [46](ただし、ブラジルでの一部のリリースでは、理由は不明であるが、オリジナルの日本語音声とポルトガル語の字幕のみが収録されている)。[47] 上記のリリースにもかかわらず、吹き替えのいくつかのエピソードはまだ失われたままである。
ラテン語スペイン語吹き替えの多くのエピソードは失われたままで、残っているエピソードと録音された断片がコレクターによってオンラインで公開されているだけである。[48][より良いソースが必要である]
イタリア語の吹き替え版『FANTAMAN』の主人公の名前が、コカ・コーラの有名飲料ファンタにちなんで名付けられているという噂が飛び交っているが、未確認である。
黄金バット ミレニアムバージョン(中止)
[編集]『ゴールデンバット ミレニアムバージョン』は、1990 年代後半から 2000 年代前半に制作され、中止されたアニメーション プロジェクトである。似たキャラクターデザインを使用しているため、1967年のアニメ版のリブートであるようである。このプロジェクトが中止された理由は不明である。
この作品について知られている情報はほとんどなく、制作がどこまで進んでいたのかは現時点では不明で、存在していることがわかっているのはネット上に公開された予告編だけである。トレーラーは渡辺信一氏が制作したとされている。[49]
マリーと、ヤマトネ教授とタケルであると思われる他の 2 人の人物は、1967 年のシリーズの似たデザインがトレーラーに登場する。ダレオの姿はどこにもない。
漫画
[編集]まんがサンキュー版
[編集]黄金バット | |
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漫画 | |
原作・原案など | 住彦次郎 |
作画 | 篠原とおる |
出版社 | 日の丸文庫 |
掲載誌 | まんがサンキュー |
発表期間 | 1964年 - 1965年 |
テンプレート - ノート |
1964年から1965年にかけて篠原とおるによるものがまんがサンキューに連載された。髑髏の仮面の下の顔を見せるなど独自の展開があった。
この節の加筆が望まれています。 |
週刊少年キング版
[編集]黄金バット | |
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漫画 | |
原作・原案など | 加太こうじ |
作画 | 一峰大二 |
出版社 | 大都社 |
掲載誌 | 週刊少年キング |
発表期間 | 1966年51号 - 1967年52号 |
巻数 | 全2巻 |
テンプレート - ノート |
「懐まんコミック」シリーズの第1弾として大都社より単行本が発売されている。デザインや設定はアニメ版に準拠している。1巻巻末には加太による短い解説がある。
- 「黄金バット」1巻、1990年(平成2年)9月20日発行、大都社、ISBN 4-88653-383-3
- 「黄金バット」2巻、1990年(平成2年)9月20日発行、大都社、ISBN 4-88653-384-1
- 原作・加太こうじ、作画・一峰大二
- ストーリー
- ある月の無い夜、突如として現れた古代軍船。調査に赴いたヤマトネ博士とその一団は、動き出した軍船に導かれ辿り付いた海底の廃墟アトランティスで黄金バットと邂逅する。
- 同時期、怪遊星とともに宇宙の果てから帰還した古代アトランティスの犯罪者ナゾーは地球の征服を宣言、ヤマトネと黄金バットは彼の野望に立ち向かうのだった。
この節の加筆が望まれています。 |
少年画報版
[編集]新編 黄金バット | |
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漫画 | |
原作・原案など | 永松健夫、加太こうじ |
作画 | 井上智 |
出版社 | 中村書店 |
掲載誌 | 少年画報 |
発表期間 | 1958年 - 1959年 |
巻数 | 全3巻 |
テンプレート - ノート |
黄金バット | |
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漫画 | |
原作・原案など | 永松健夫、加太こうじ |
作画 | 智プロ、井上智 |
出版社 | アップルBOXクリエート |
掲載誌 | 少年画報 |
発表期間 | 1967年4月号 - 1968年3月号 |
巻数 | 全2巻 |
テンプレート - ノート |
『新編 黄金バット』は1950年代末に連載されたものでストーリーやキャラクターや黄金バットのデザインなどはオリジナルのものとなっている。中村書店より単行本が刊行されている。
1960年代末に連載されたものはキャラクターやストーリーはほぼアニメ版に準拠しており、黄金バットは最初からいるものとして扱われルーツなどにも触れられない。2006年にアップルBOXクリエートより私家版として上下巻で復刻。
この節の加筆が望まれています。 |
黄金バット 大正髑髏奇譚
[編集]黄金バット 大正髑髏奇譚 | |
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漫画 | |
原作・原案など | 神楽坂淳 |
作画 | 山根和俊 |
出版社 | 秋田書店 |
掲載誌 | チャンピオンRED |
発表期間 | 2023年2月号 - 2024年8月号 |
巻数 | 全3巻 |
話数 | 全18話 |
テンプレート - ノート |
『チャンピオンRED』(秋田書店)にて、2023年2月号から2024年8月号まで連載。全18話。脚本:神楽坂淳、絵:山根和俊。大正時代を舞台としている。
- ストーリー
- 大正3年。陸軍少尉・月城竜史(つきしろ りゅうじ)は任務で訪れた洋館で正体不明の女学生に殺害されるが、今わの際に現れた黄金の怪人「バット」の依り代となって蘇る。人間を支配しようとする邪神「ナゾー」とその眷族に対し、たとえ滅びようとも人間の自由意志を尊ぶ「バット」。そして古代文明の遺産を利用しながら双方を利用して日本の軍事力を上げようとする陸軍幹部の争いが巻き起こる。
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その他
[編集]- 湯浅粂策 『怪人黄金バット』(1935年、春江堂)
- ハラマサル 『覆面の怪人 黄金バット』(1947年、藤田書店)
- 永松健夫 『黄金バット』全4巻(1947年 - 1949年、明々社)
- 手塚治虫 『怪盗黄金バット』(1947年、東光堂)
- 寺尾よしたか 『おうごんばっと』(1948年、民生本社)
- 須賀武雄 (考案者)、小野寺秋風 (絵) 『黄金バット 秘密国の怪タンク』(1948年、青樹社)
- 夢田小四郎(文)、中井矢之助(絵) 『黄金バット』(1948年、榎本書店)
- をはら三好 『黄金バット』(1948年、児訓社)
- 小沢光治 『黄金バット』(1948年、日昭館書店)
- 永松健夫 『黄金バット』(1948年 - 1950年、冒険活劇文庫)
- 加太こうじ 『冒險活劇 黄金バット』(1949年、冒険ロマン)
- 牧野四朗 『黄金バット ルビーの王冠』(1949年、榎本書店)
- 永松健夫 『超人黄金バット』(1950年、少年痛快文庫)
- 竹内しん三 『黄金バット 黄金の杖』 (1950年、児童漫画社)
- 永松健夫 『黄金バット』(1952年 - 1953年、少年画報)
- 永松健夫 『黄金バット』(1955年、太陽少年)
- 永松健夫 『探偵傑作絵物語 黄金バット』(1956年、少年クラブ)
- 里見尤 『新・黄金バット』(1995年、サスペリア)
この節の加筆が望まれています。 |
商品
[編集]1970年代、[要出典] ポピー超合金 GA-65は、明々社コミックスのデザインを元にゴールデンバットを発売した。[50]
1990 年代後半、マルサンはアニメの 3 つのフィギュア、ゴールデン バット、ナゾ、ダーク バットをリリースしました。これらのフィギュアは入手するのが非常に名誉であり、ダークバットは最も希少です。[51] 闇バットは2001年にイベント限定アイテムとして発売された。[52]
ゴールデンバットのモデルキットは1990年代後半から2000年代前半にかけて複数リリースされた。[53]
書籍
[編集]絵物語
[編集]小説
[編集]- 『小説 黄金バット』加太こうじ、1990年(平成2年)8月1日発行、筑摩書房
- 昭和初期の紙芝居屋たちを描いた群像劇。
レコード・サウンドトラック
[編集]- 黄金バット 怪タンク篇(1933年/日本パーロフォン)
- 紙芝居の語りをレコードに吹き込んだもの。鈴木一郎と永松武雄による元祖『黄金バット』シリーズの一編を音源化したものと考えられ、現在では殆ど現存しないオリジナルシリーズを知る数少ない手がかりとなっている。
- 黄金バット(1967年/日本コロムビア)
- 黄金バット オリジナル・サウンドトラック(2020年7月22日/CINEMA-KAN/規格番号CINK-80)
- 66年実写映画のサウンドトラック。主題歌(アニメと共通)も収録されている。
オマージュ
[編集]- S20 戦後トウキョウ退魔録 - 伊藤ヒロ、峰守ひろかずによる小説。三話に高笑いを上げる黄金の髑髏の剣士が登場、黄金バットの紙芝居はこの人物を見た事により創作されたという設定。
- 骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中 - WEB版では主人公アークが骸骨の姿になったのは金の髑髏のヒーローを模そうとした為。
- 牙狼-GARO- - 当初は黄金バットのリメイク「スカルZ」として企画されていた。
- 恐竜戦隊ジュウレンジャー - とんがり帽子とマントを着た金色の骸骨の騎士・ドーラスケルトンが第二話に登場。
- 黒い星と黄金バット(검은별과 황금박쥐、Black Star and Golden Bat、Golden Batman) - 韓国で公開されたアニメ映画。黄金バットというタイトルと名前だが相当する人物は金色のバットマンでアクションはガッチャマンに酷似している。
- けっこう仮面 - スーパー黄金バットマンという、バットマンがどくろの仮面とフリルを付けたような人物が登場。作中で「スーパーマンとバットマンと黄金バットの三角関係から生まれた」と紹介されている。
- 39108 - 収録曲「黄金バッド」は黄金バットがモチーフの歌曲。歌詞には高笑いへの言及があり、DVD収録のライブ映像では黄金の頭蓋骨やコウモリが飛び回る効果が合成されている。
- 5代目三遊亭圓楽 - 『笑点』の大喜利で、大喜利メンバー時代〈1966年(昭和41年) - 1977年(昭和52年)〉に黄金バットをたびたび披露している。
- しあわせのかたち - 四つ目の配色と形状がスーパーファミコンのシンボルマークになっているナゾー「ウドンてんに様」が登場する。
- 真・女神転生if... - スーパーファミコンのロールプレイングゲーム。登場する悪魔「ベロボーグ」の外見の原形が黄金バットである。
- スティーブン・ユニバース - 主要キャラクターの一人ラピス・ラズリのデザインは「青い炎の国」の女王が元である。
- 絶対可憐チルドレン (アニメ) - 第三十話で紫穂が黄金バットに扮する。背景にはナゾーも。
- ダウンタウンのごっつええ感じ - 映画館で洋画鑑賞しながら感涙にふけっている観客を尻目に松本人志扮する黄金バットが本家ばりの高笑いで大ウケする内容のコントがあった。最後は「コメディアンの人たち、こんなコントしちゃだめだよ!!」と言って終わるオチとなっている。
- デゼニワールド - 公園で蹲る老人として登場。自身の失敗談を語ると高笑いを上げながら息を引き取る。
- ドラえもん のび太と夢幻三剣士 - 偽予告でのび太とドラえもんが黄金ハットとドライオンという役を演じる。
- 偽物語 - 第二話の裏音声で黄金バットについて話す。
- 韮沢靖 - 作品集『DOESN'T』掲載の著作『GOLDOVA』は黄金の鎧を着たミイラ男が四つ目の化粧の悪の魔術師を懲らしめる話。魔術師の愛人の名はゾナ。
- パタリロ! - 主人公パタリロが下半身をナゾーの円盤と交換してロンブローゾごっこを行うなどしている。
- プリンプリン物語 - NHK の人形劇。隠された財宝、秘宝のある場所に現れるという金色のコウモリ、黄金バットが登場する。
- 由利麟太郎シリーズ - 『深夜の魔術師』に怪人・金色蝙蝠が登場。
- ヨングと黄金バット(영구와 황금박쥐、Young-Gu and the Golden Bat) - 韓国で公開されたコメディ映画。黄金バットが登場する。
- ロードオブモンスターズ - 4作目の鳥系モンスター、ゴールデンバットは奇怪な笑い声の黄金ドクロに技を教えてもらったという設定がある。
- わくわく7 - 登場キャラ・ロンブローゾ博士のモデルはナゾー。『ゲーメストムック Vol.63 わくわく7』に掲載の設定画には「アトランティスやコウモリがどうの」と言及されており、作中に登場しなかった「ロンブローゾタワー」は漫画版のナゾータワーそのものである。
- ワッハマン - あさりよしとおによるオマージュ的漫画作品。
- 笑う犬の生活 - 名倉潤扮する「黄金ナット」なるパロディコントがある。ナゾーは原田泰造。
注釈
[編集]- ^ 永松健夫の回想では『怪盗バット』となっておりこちらが正式なタイトルだった可能性がある。
- ^ 『少年コミックス/黄金バット特集号』(少年画報社、1967年7月15日)にはアトランティスが滅びる際に暴君ポセイドンが神によって封印され、贖罪のために現代に蘇った姿としているがアニメ本編での描写と矛盾する。
- ^ そのため映像が現存する1957年の『スーパージャイアンツ』が日本初の特撮スーパーヒーロー映画として紹介されることが多い。
- ^ 本来は9話での放送が予定されていた未放映話。20話で次回予告がなされるも実際には「ルートシグマの女王」(この話の次回予告フィルムの現存は確認されていない)が放映された。「ボンゴ作戦」本編フィルムの現存は確認されておらず、次回予告フィルムのみ現存している。
脚注
[編集]- ^ “漫画】令和に復活した「黄金バット」海外からも反響「スーパーマン、バットマンに負けないパワーがある」”. デイリースポーツ. (2023年2月5日) 2023年8月26日閲覧。
- ^ 加太こうじ『紙芝居昭和史』立風書房, 1971
- ^ a b c “黄金バット”. 東映チャンネル. 2022年4月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年4月3日閲覧。
- ^ a b c d e 黄金バット - 日本映画製作者連盟
- ^ 竹書房/イオン編 編『超人画報 国産架空ヒーロー40年の歩み』竹書房、1995年11月30日、64頁。ISBN 4-88475-874-9。C0076。
- ^ 阪本一郎「幻の紙芝居『黄金バット』」『保育論叢』第12巻、文教大学女子短期大学部児童科、1977年1月、25-37頁、CRID 1050001338027926912。
- ^ “Ogon Bat”. www.internationalhero.co.uk. 2024年10月22日閲覧。
- ^ 昭和館『紙芝居の世界 : 黄金バットと紙芝居のおじさんに魅了された、あの時代。』メディアパル、2012年、4頁。ISBN 9784896101249。全国書誌番号:22074054 。
- ^ 『少年コミックス/黄金バット特集号』少年画報社、1967年7月15日
- ^ “【黄金バット】黄金のドクロが正義の味方「どこ どこ ど~こから く~るのっか 黄金バーット!」”. Middle Edge(ミドルエッジ). 2024年10月22日閲覧。
- ^ “勝利だよワークマンさんの投稿したツーリング情報 - タカドヤ湿地へ知人を誘い行ってきた。タカ...|バイクのカスタム/ツーリング情報ならモトクル(Motocle)”. www.goobike.com. 2024年10月22日閲覧。
- ^ “Ogon Bat”. www.internationalhero.co.uk. 2024年10月22日閲覧。
- ^ “Fantaman, episodio 1 (La prima puntata non si scord… eh?!?)”. Fantaman, episodio 1 (La prima puntata non si scord… eh?!?). 2024年10月22日閲覧。
- ^ “황금박쥐(애니메이션)” (朝鮮語). 나무위키 (2024年9月9日). 2024年10月22日閲覧。
- ^ 国会図書館
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- ^ 「Visual Radar」『宇宙船』Vol.118(2005年5月号)、朝日ソノラマ、2005年5月1日、105頁、雑誌コード:01843-05。
- ^ “Original Vintage Posters -> Cinema Posters -> Il Ritorno di Diavolik The Golden Bat Ogon Batto - AntikBar”. www.antikbar.co.uk. 2024年8月30日閲覧。
- ^ Mana, Davide (2017年12月25日). “The Curse of Fantomah” (英語). Karavansara. 2024年8月30日閲覧。
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- ^ “The Golden Bat” (英語). Tars Tarkas.NET (2013年10月7日). 2024年9月12日閲覧。
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- ^ “東宝レコード/KC-1016/紙芝居昭和史「黄金バットがやって来る」(サンプル盤)”. ekizo.mandarake.co.jp. 2024年9月12日閲覧。
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- ^ “심형래 KBS복귀「유머1번지」출연”. NAVER Newslibrary. 2024年9月13日閲覧。
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- ^ “영구와황금박쥐 Young-Gu And The Golden Bat, 1991년작*출시:1992년3월13일 - 중고비디오테이프 씨네114 희귀영화 비디오 테이프” (朝鮮語). 중고비디오테이프 씨네114 희귀영화 비디오 테이프. 2024年9月13日閲覧。
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- ^ a b c d EPレコード(1967年/日本コロムビア)付録の冊子
- ^ 『北海道新聞』(縮刷版) 1967年(昭和42年)9月 テレビ欄。
- ^ a b c 『河北新報』1967年9月2日 - 9月30日付朝刊、テレビ欄。
- ^ a b 『福島民報』1967年4月1日 - 1968年3月23日付朝刊、テレビ欄。
- ^ 『福島民報』1967年4月8日 - 1968年3月30日付朝刊、テレビ欄。
- ^ a b c d 『北國新聞』1968年3月23日付朝刊、テレビ欄。
- ^ 『北日本新聞』1967年10月7日付朝刊、テレビ欄。
- ^ “Phantaman” (英語). Dubbing Wikia. 2024年2月23日閲覧。[出典無効]
- ^ Il mondo dei doppiatori, AntonioGenna.net. [1]
- ^ “Tana delle Sigle :: Dettaglio sigla”. tds.sigletv.net. 2024年9月16日閲覧。
- ^ “OCD Community Boost Contest #3: The Older days of Anime: Fantasmagórico / Phantoma. (1967/68) The first Superhero in history.” (英語). PeakD. 2024年9月16日閲覧。
- ^ Cisneros, Roman Navarro (2024年3月19日). “Fantasmagórico: primer superhéroe de la cultura manga”. Ruiz-Healy Times. 2024年9月16日閲覧。
- ^ “Fantaman [SU (1967) - Italian Cover Design]”. www.italiancoverdesign.com. 2024年9月16日閲覧。
- ^ “Fantomas: o guerreiro da justiça - a série completa (qtd: 6)” (ポルトガル語). Travessa.com.br. 2024年10月22日閲覧。
- ^ “Box fantomas o guerreiro da justiça vol 04 - 03 dvds - CULT CLASSIC - Revista HQ” (ポルトガル語). Magazine Luiza. 2024年10月22日閲覧。
- ^ “Fantasmagórico (doblaje latino parcialmente encontrado; 1970s)” (スペイン語). Wikia Lost Media. 2024年10月22日閲覧。
- ^ (英語) THE GOLDEN BAT: Millennium Version Trailer Theme (A Cappella) 2024年9月16日閲覧。
- ^ “JUNGLE Special Collectors Shop / Vintage POPY Chogokin GA-65 - Ogon Bat” (英語). jungle-scs-ensale.com. 2024年9月12日閲覧。
- ^ “황금 박쥐 소프비 (고전 제품)” (朝鮮語). ANIHOBBY. 2024年9月12日閲覧。[出典無効]
- ^ “You are being redirected...”. viciousfun.com. 2024年9月12日閲覧。
- ^ “Model Kit Imai Plahobby Kit: GOLDEN BAT by Plahobby” (イタリア語). KAOS TECH. 2024年9月12日閲覧。
参考文献
[編集]- 小川慎太郎ほか編(2012)『紙芝居の世界』メディア・パル
関連項目
[編集]- 日本の映画作品一覧
- アニメ・漫画の実写映画化作品一覧
- 日本テレビ系アニメ
- 日本のアニメ映画作品一覧
- 日本の漫画作品一覧 あ行
- 黄金バットがやってくる(紙芝居を題材とした映画)
- 東京キッドブラザース(黄金バットを題材としたミュージカルを上演[要出典])
- アトランティス
- ゴールデンバット(たばこ)
- トーカイ(リースキンのテレビCMにて「黄金バットの歌」の替え歌を使用)
外部リンク
[編集]- 黄金バット(永松健夫・明々社版) - マンガ図書館Zにてインターネット公開
- 阪本一郎「幻の紙芝居『黄金バット』」、保育論叢、文教大学女子短期大学部児童科、1977年
- 黄金バット 摩天楼の怪人 - 日本映画データベース
- 黄金バット 摩天楼の怪人 - allcinema
- 黄金バット - 日本映画データベース
- 黄金バット - allcinema
- 黄金バット - KINENOTE
- Phantaman - IMDb
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