雪が谷検車区
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雪が谷検車区(ゆきがやけんしゃく)は、東京都大田区に存在する、東急電鉄の車両基地である。
概要
[編集]池上線・東急多摩川線全車両が所属する。世田谷線車両は雪が谷検車区上町班が担当する。 構内には屋根付検査場が2線、車両洗浄機1台、車両洗浄線が2線ある。
池上電気鉄道開通当初は、池上駅(現在の同駅は若干移設されている)南側に小規模な車両基地(木造の小屋で、2線のみ)が設けられていた[1]。1923年(大正12年)5月に雪ケ谷駅(現・雪が谷大塚駅)まで延伸した際、調布大塚駅 - 御嶽山駅間に移転した[2][3]。その後、1943年(昭和18年)6月に雪ケ谷駅と調布大塚駅が統合され、現在の雪が谷検車区の場所へ移転した[2]。
歴史
[編集]- 1922年(大正11年)10月6日:池上電気鉄道開通時、池上駅に車両基地が併設[1]。
- 1923年(大正12年)5月:雪ヶ谷駅(現・雪が谷大塚駅)までの延伸に伴い、車両基地も調布大塚駅近くに移転[3]。
- 1943年(昭和18年)6月1日:雪ケ谷駅と調布大塚駅の統合に伴い、現在地へ移転[2]。
- 1948年(昭和23年):目蒲線・大井町線・池上線を管轄する目黒検車区として奥沢に創設。
- 1951年(昭和26年)10月16日[4] - 目黒検車区から池上線を管轄する雪が谷検車区に分離[4]。雪が谷検車区発足。
- 1988年(昭和63年)9月16日[4]:目蒲線を管轄していた奥沢検車区を雪が谷検車区に統合し、奥沢検車区は雪が谷検車区奥沢班(奥沢列車検査班)となる[4]。
- 2000年(平成12年)8月6日[4]:目蒲線の目黒線・東急多摩川線への系統分離に伴い、雪が谷検車区奥沢班が廃止される(目黒線車両は元住吉検車区に所属)。同時に世田谷線を管轄していた長津田検車区上町班が雪が谷検車区に移管され、上町班は雪が谷検車区上町班となる[4]。雪が谷検車区奥沢班のあった奥沢車庫は元住吉検車区奥沢車庫となる。
所属車両
[編集]- 1000系(1500番台除く): 3両編成6本(18両)
- 1000系1500番台: 3両編成10本(30両)
- 7000系: 3両編成15本(45両)