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陸軍対空砲章

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
陸軍対空砲章
Heeres-Flakabzeichen
ドイツ国による賞
種別勲章
対象戦役第二次世界大戦
状態廃止
歴史・統計
創設1941年7月18日

陸軍対空砲章(りくぐんたいくうほうしょう、ドイツ語: Heeres-Flakabzeichen)は、ナチス・ドイツの勲章である。

概要

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デザインはヴィルヘルム・エルンスト・ピークハウスドイツ陸軍対空砲部隊に所属している者が授与対象であった。

右を向き、ハーケンクロイツを持った鷲が上部に描かれている。中央にあるのは88mm砲であり、その周りを柏葉が取り囲んでいる[1]

受章資格

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陸軍対空砲の受章は点数制であり、16点獲得すると受章できた[2]

  • 敵機を対空砲で撃墜 (4点)[2]
  • 敵機を対空砲を用いて共同で撃墜 (2点)[1]
  • サーチライトなどで敵機を捕捉し、撃墜援護 (1点)[3]

脚注

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  1. ^ a b Angolia 1987, pp. 97, 98.
  2. ^ a b Angolia 1987, p. 97.
  3. ^ Angolia 1987, p. 98.

参考文献

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  • Angolia, John (1987). For Führer and Fatherland: Military Awards of the Third Reich. R. James Bender Publishing. ISBN 0912138149