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この項目では、成漢の皇后について説明しています。後漢の安帝の皇后については「閻姫」をご覧ください。 |
閻皇后(えんこうごう、生没年不詳)は、成漢の皇帝李寿の皇后。天水郡の出身。
成漢の重臣である閻式の一族であるという。
漢興元年(338年)、李寿が皇帝に即位すると、皇后に立てられた。
閻夫人には子がおらず、李寿は李鳳の娘との間に李勢と李広を設けた。閻氏は彼らを養育した。
漢興6年(343年)、李勢が位を継ぐと、閻夫人は皇太后に立てられた。