長駅
| 長駅 | |
|---|---|
 駅舎 | |
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おさ Osa | |
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◄播磨下里 (1.8 km) (1.6 km) 播磨横田► | |
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| 所在地 | 兵庫県加西市西長町[1][2] |
| 所属事業者 | 北条鉄道 |
| 所属路線 | 北条線 |
| キロ程 | 9.8 km（粟生起点） |
| 電報略号 | チヨ |
| 駅構造 | 地上駅[1] |
| ホーム | 1面1線[1][2] |
| 乗降人員 -統計年度- |
35人/日 -2018年- |
| 開業年月日 | 1915年（大正4年）3月3日[1][2] |
| 備考 | 無人駅[1] |
長駅（おさえき）は、兵庫県加西市西長町にある[2]、北条鉄道北条線の駅である[1][3]。
歴史
[編集]- 1915年（大正4年）3月3日：播州鉄道粟生駅 - 北条町駅間の開通と同時に開業[1][2][4]。旅客・貨物の取扱を開始。
- 1923年（大正12年）12月21日：播丹鉄道の駅となる[4]。
- 1943年（昭和18年）6月1日：播丹鉄道の国有化により鉄道省（→国鉄）の駅となる[4]。所属線が北条線となる。
- 1962年（昭和37年）3月1日：貨物の取扱を廃止[4]。
- 1973年（昭和48年）10月1日：荷物扱い廃止[5]。無人駅となる[6]（ただし、1年間のみ日中に限り駅員を一人配置[7]）。
- 1985年（昭和60年）4月1日：国鉄北条線が第三セクター鉄道に転換、北条鉄道の駅となる[4]。
- 2013年（平成25年）9月：トイレを新設[8]。
- 2014年（平成26年）4月25日：駅本屋およびプラットホームが登録有形文化財に登録[9]。
駅構造
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単式ホーム1面1線[2]を有する地上駅で無人駅[10]である[1]。プラットホームは全長77mの石積みで、木造平屋建の駅舎を有する[9]。駅舎は1915年の開業当時のものが現在も使用されている[1][2][10]。この駅舎とプラットホームについて、文化審議会は2013年11月に登録有形文化財とする答申を文部科学大臣に答申（ほかに法華口駅・播磨下里駅も対象）[11]、2014年に官報での告示を経て登録となった[9]。
2010年5月から駅舎を使って「駅ナカ英会話in長駅」が行われていたが[3][12]、現在は駅舎内に結婚相談所「駅ナカ婚活相談所」が設けられている（2015年11月に開設）[3][8][10][13]。
また、当駅には2人のボランティア駅長が着任しており[2][3]、週末には制服を着たボランティア駅長が列車を見送る光景が見られる[2][3][13]。
利用状況
[編集]| 1日乗降人員推移[14] | |
|---|---|
| 年度 | 1日平均人数 |
| 2011年 | 60 |
| 2012年 | 60 |
| 2013年 | 30 |
| 2014年 | 52 |
| 2015年 | 48 |
| 2016年 | 38 |
| 2017年 | 50 |
| 2018年 | 35 |
駅周辺
[編集]田畑が多数存在している。
- 下里川
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i 『兵庫の鉄道全駅 JR・三セク』神戸新聞総合出版センター、2011年12月15日、224頁。ISBN 9784343006028。
- ^ a b c d e f g h i “長駅（北条鉄道）映画のような百年駅舎の懐かしき情景【訪ねて行きたい鉄道駅舎 第26回】”. サライ.jp (2017年4月10日). 2022年1月16日閲覧。
- ^ a b c d e “ひょうごの駅 長駅” (PDF). 兵庫県民共済生活協同組合 (2018年11月). 2022年1月16日閲覧。
- ^ a b c d e 曽根悟（監修） 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』 14号 神戸電鉄・能勢電鉄・北条鉄道・北近畿タンゴ鉄道、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2011年6月19日、19頁。
- ^ “日本国有鉄道公示第180号”. 官報. (1973年10月1日)
- ^ 「通報 ●加古川線市場駅ほか8駅の駅員無配置について（旅客局）」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1973年10月1日、9面。
- ^ 「加古川線などの営近を実施 大鉄」『交通新聞』交通協力会、1973年10月2日、1面。
- ^ a b 北条鉄道 (2015年12月11日). “北条鉄道株式会社 再生の取り組み” (PDF). 国土交通省近畿運輸局. 2022年1月16日閲覧。
- ^ a b c 北条鉄道長駅本屋及びプラットホーム - 文化遺産オンライン（文化庁）
- ^ a b c “「失恋コンシェルジュ」がいる街…別れの傷を癒やす道案内”. 産経ニュース. (2021年2月27日) 2022年1月16日閲覧。
- ^ “加西・北条鉄道木造駅舎、有形文化財登録に喜びの声”. 神戸新聞NEXT (2013年11月16日). 2014年11月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年1月16日閲覧。
- ^ “ひとえきがたり こたつ囲んで駅ナカ英会話 長駅（兵庫県、北条鉄道北条線）”. 朝日新聞. (2011年3月30日). オリジナルの2018年5月3日時点におけるアーカイブ。 2022年1月16日閲覧。
- ^ a b 動画で見るニッポンみちしる 兵庫 北条鉄道のボランティア駅長 - NHKアーカイブス
- ^ 国土数値情報(駅別乗降客数データ) - 国土交通省、2020年9月11日閲覧
関連項目
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外部リンク
[編集]- 長駅 - 北条鉄道
- 北条鉄道長駅本屋及びプラットホーム - 国指定文化財等データベース（文化庁）
