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部班

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

部班(ぶはん)とは、馬術の練習法の一つ。いわゆるグループレッスンであり、馬が前の馬についていくという習性を利用したもので、「部班運動」とも呼ばれる[1]。また、馬場馬術競技において、個人でなく集団で行うものも部班と呼ばれる[2] [3]

指導者の号令に従い、複数の人馬が同時に運動する。指導者にとっては限られたスペースの中で複数頭の馬を同時に運動させることになるため効率的であるとともに、注意力も要求される。

騎乗者は馬の細かい制御の技術を身に付けることができる[独自研究?]

部班の号令は、人によって多少の違いはあるが基本的な決まりがある[4]

主な運動

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  • 輪乗り - 蹄跡から輪を描いて円周上を進むこと[4]
  • 巻乗り - 直径が 6メートル、8メートル、または10メートルの輪乗りを巻乗りという[4]
  • 山形乗り - 中央線に入り左右にジグザグに動く[5]

脚注

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  1. ^ 部班とは”. 乗馬用品ジョセスの記事一覧. 乗馬用語集. 2021年10月28日閲覧。
  2. ^ 馬術班”. 滋賀県立膳所高等学校 (2019年3月). 2021年10月28日閲覧。
  3. ^ 馬事公苑だより”. JRA馬事公苑 (2013年2月10日). 2021年10月28日閲覧。 “部班競技はインドアアリーナで行なわれました。選手は号令者のかける号令に合わせ演技を行い、その正確さと美しさを競います”
  4. ^ a b c 部班運動と号令のかけ方”. 部班運動と号令のかけ方 (第1版修正版). 日本社会人団体馬術連盟 (2021年4月20日). 2021年10月28日閲覧。 “指導者は、乗馬練習中に用いられる全ての用語及び号令を自ら熟知しているだけでなく、指導を受ける 各騎手が理解していることを確認しなければならない。”
  5. ^ 部班などの号令とその運動に関するもの”. 千葉大学馬術部. 2021年10月28日閲覧。