西川伸一
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西川 伸一(にしかわ しんいち、1961年11月16日 - )は、日本の政治学者。明治大学政治経済学部教授。専門は、国家論、現代官僚制分析。日本学術会議連携会員。社会主義理論学会共同代表。
略歴
[編集]- 1961年 新潟県高田市(現・上越市)生まれ
- 1980年 神奈川県立厚木高等学校卒業
- 1984年 明治大学政治経済学部政治学科卒業
- 1986年 同大学大学院政治経済学研究科博士前期課程修了
- 1990年 同大学大学院政治経済学研究科博士後期課程退学(4年間在学)
- 1990年 明治大学政治経済学部専任助手
- 1993年 同専任講師
- 2000年 同助教授
- 2005年 同教授
- 2011年 日本学術会議連携会員、「裁判官幹部人事の研究 「経歴的資源」を手がかりとして」 により博士(政治学)を取得(明治大学)[1]
- 2014年 日本学術会議会員
- 2020年 日本学術会議連携会員
著書
[編集]単著
[編集]- 『立法の中枢 知られざる官庁・内閣法制局』(五月書房、2000年)
- 『官僚技官 霞が関の隠れたパワー』(五月書房、2002年)
- 『立法の中枢 知られざる官庁・新内閣法制局』(五月書房、2002年)
- 『この国の政治を変える 会計検査院の潜在力』(五月書房、2003年)
- 『日本司法の逆説 最高裁事務総局の「裁判しない裁判官」たち』(五月書房、2005年)
- 『楽々政治学のススメ 小難しいばかりが政治学じゃない! 』(五月書房、2007年)
- 『オーウェル「動物農場」の政治学 』(ロゴス、2010年)
- 『裁判官幹部人事の研究 「経歴的資源」を手がかりとして』(五月書房、2010年)
- 『最高裁裁判官国民審査の実証的研究 「もうひとつの参政権」の復権をめざして』(五月書房、2012年)
- 『これでわかった!内閣法制局 法の番人か?権力の侍女か?』(五月書房、2013年)
- 『城山三郎「官僚たちの夏」の政治学―官僚制と政治のしくみ―』(ロゴス、2015年)
- 『覚せい剤取締法の政治学 覚せい剤が合法的だった時代があった』(ロゴス、2018年)
- 『政衰記2011-2018 「政治時評」7年間の記録』(五月書房新社、2018年)
- 『増補改訂版 裁判官幹部人事の研究 「経歴的資源」を手がかりにして』(五月書房新社、2020年)
- 『「保守」政治がなぜ長く続くのか?プラス映画評』(ロゴス、2023年)
- 『ある軍法務官の生涯 堀木常助陸軍法務官の秋霜烈日記・伊勢、旭川、善通寺、そして満州』(風媒社、2023年)
翻訳
[編集]- デイヴィッド・S・ロー著『日本の最高裁を解剖する アメリカの研究者からみた日本の司法』(現代人文社、2013年)
脚注
[編集]- ^ 国立国会図書館. “博士論文『裁判官幹部人事の研究 : 「経歴的資源」を手がかりとして』”. 2023年4月7日閲覧。