蘇莫者
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蘇莫者(そまくしゃ)は、雅楽の左方 :唐楽の曲名の一つ[1]。
唐楽 盤渉調で、管絃と舞楽がある。
舞楽は舞人1人による走舞である[1]。山の神あるいは老猿を表す金色の面をつけ、左手に霊芝のような桴(ばち)を持って舞うのが特徴である[1]。
舞楽の構成としては序と破から成り、このうち破の楽章は管絃としても演奏される。
脚注
[編集]- ^ a b c 「皇室」編集部 編『宮内庁楽部 雅楽の正統』扶桑社、2008年、98頁。ISBN 9784594056599 。2021年11月1日閲覧。「楽曲の由来は定かではない。四天王寺によると聖徳太子が信貴山で、『教訓抄』によると、役の行者が笛を吹きながら大峰を歩いていると、その笛の音のすばらしさに、山神が老猿の姿になって舞を舞った。その姿を舞にしたという。」