結城心一
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結城 心一(ゆうき しんいち)は、日本の漫画家。男性。宮城県出身。宮城県多賀城高等学校卒業。漫画家の武梨えりは妹[1]。
人物・作風等
[編集]スタジオDNA時代から一迅社で長く執筆しており、初期はゲームアンソロジーコミックへの執筆が多かった。オリジナル作品の代表作は「Comic零式」や「月刊コミック電撃大王」で連載された『ももえサイズ』。
可愛らしい絵柄に相反してマニアックなパロディギャグ、毒の強いブラックなギャグ、シュールな不条理ギャグなどを多用するため、近年は『かんぱち』『ゆりぱち』など、一迅社のヒット作のスピンオフギャグ作品を描くことも多い。
かつては『月刊OUT』(みのり書房)の投稿者(いわゆるアウシタン)だった[2]。当時のペンネームは「銅鑼ぼの」。『死神の家』という同人サークルを主宰しているが、個人での同人活動は行っておらず、ゲストでの執筆が中心となっている。
作品リスト
[編集]連載中
[編集]- ダンジョン島で宿屋をやろう! 創造魔法を貰った俺の細腕繁盛記(月刊ComicREX(一迅社)、原作:長野文三郎)
連載終了
[編集]- なまってないよ伊達巻ちゃん(月刊ComicREX(一迅社)、短期集中連載)
- ゆりぱち(月刊ComicREX(一迅社)、原作:なもり、武梨えり、短期集中連載)
単行本
[編集]- かんぱち(月刊ComicREX(一迅社)、原作:武梨えり、全10巻)
- ちろちゃん(まんが4コマKINGSぱれっと(一迅社)、全5巻)
- 「まとちゃん」の続編にあたる作品。
- ひめなカメナ(Comic REX(一迅社)、全4巻)
- 宇宙スレイヴ後藤田リサコ(Comic REX(一迅社)、単巻)
- まとちゃん(週刊わたしのおにいちゃん、コミックZERO-SUM増刊WARD(一迅社)、単巻)
- 虫を基調としブラックなジョークも含んだ、ギャグ4コマ漫画。虫好きの小学3年生(初登場時)の主人公・高原馬頭子の虫な日常を描いている。
- ももえサイズ(シュベール出版、全2巻)
- ももえサイズ完全版(スタジオDNA、全2巻)
- 電撃ももえサイズ(月刊コミック電撃大王(メディアワークス)、単巻)
- ももえサイズ リサイズ全部入り(一迅社、単巻)
- 政宗くんのリ○○○(リなんとか)(月刊ComicREX(一迅社)、原作:竹岡葉月)、単巻)
- あまえてキビシ(まんが4コマぱれっと(一迅社)、全2巻)
- まじかる☆コミックHeart(DNAメディアコミックス(スタジオDNA))
他にもスーパーロボット大戦シリーズなど、多くのゲームアンソロジー(スタジオDNAなど)に参加している。
脚注
[編集]- ^ 原作者の兄の手でナギ様が復活、月刊コミックREXで「かんなぎ」のスピンオフギャグ漫画「かんぱち」連載開始
- ^ 『Febri』Vol.19インタビューより。
外部リンク
[編集]- 結城の小屋 - 公式ページ。