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純正クレタ語

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
純正クレタ語
?
話される国 かつてクレタ島で話されていた
地域 地中海東部
消滅時期 紀元前1千年紀の始まり頃に事実上消滅
言語系統
孤立しているもしくは不明
言語コード
ISO 639-2 ?
ISO 639-3 ecr
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プライソスの純正クレタ語碑文
クレタ島のミノア文明

純正クレタ語(じゅんせいクレタご、英語: Eteocretan language)は紀元前7世紀から紀元前3世紀のクレタ島に残る碑文の言語のうち、ギリシア文字で書かれてはいるが、明らかにギリシア語ではない言語を言う。未解読であり、紀元前2千年紀線文字Aで書かれた未解読のミノア語と関係するかどうかも明らかでない。

純正クレタ語で書かれている銘文は2つがドレロスから、3つがクレタ島ラシティ県のプライソスから、計5つ見つかっている。純正クレタ語かもしれない銘文は他にもいくつかある。

「純正クレタ語」(Ἐτεόκρητες、真のクレタ人たち)という名はホメロスの『オデュッセイア』でアカイア人ドーリア人の言葉と異なる言語として言及されている[1]

注釈

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  1. ^ Odyssey, Book XIX, Line 176 following.

関連文献

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  • Duhoux, Yves (1982). L'étéocrétois. Les textes, la langue. Amsterdam: J. C. Gieben. ISBN 9070265052 

関連項目

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外部リンク

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