田口章子
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田口章子(たぐち あきこ、1957年5月‐ )は、歌舞伎研究者、京都芸術大学教授。
人物・来歴
[編集]東京都生まれ。1985年学習院大学大学院博士前期課程修了。文学博士(学習院大学)。博士論文の題は「江戸時代の歌舞伎役者」[1]。2001年京都芸術大学(当時の名称は京都造形芸術大学)助教授、04年教授。1999年『江戸時代の歌舞伎役者』で芸術選奨新人賞受賞。歌舞伎の入門書の類を多く執筆している。
著書
[編集]- 『ミーハー歌舞伎』東京書籍 1996
- 『江戸時代の歌舞伎役者』雄山閣出版 1998 のち中公文庫
- 『おんな忠臣蔵』ちくま新書 1998
- 『東海道四谷怪談』(21世紀によむ日本の古典)ポプラ社 2002
- 『歌舞伎と人形浄瑠璃』吉川弘文館 2004
- 『二代目市川団十郎 役者の氏神』ミネルヴァ書房(ミネルヴァ日本評伝選)2005
- 『歌舞伎から江戸を読み直す 恥と情』吉川弘文館 2011
- 『八代目坂東三津五郎 空前絶後の人』ミネルヴァ書房・日本評伝選 2013
- 『歌舞伎を知れば日本がわかる』新典社 2019
編著
[編集]- 『歌舞伎ギャラリー50 登場人物&見どころ図解(編著、百鬼丸切り絵)』学習研究社 2008
- 『元禄上方歌舞伎復元―初代坂田藤十郎幻の舞台』勉誠出版 2009
- 『今尾哲也先生と読む『芸十夜』』編 雄山閣 2010
- 『文楽の家』竹本源大夫,鶴澤藤蔵著 編 雄山閣 2011
- 『京都のくるわ―生命を更新する祭りの場』新典社 2012
- 『日本を知る〈芸能史〉上巻・下巻』編著 雄山閣 2016
脚注
[編集]- ^ 博士論文書誌データベース