熊本県立大学
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熊本県立大学 | |
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熊本県立大学(正門) | |
大学設置 | 1949年 |
創立 | 1947年 |
学校種別 | 公立 |
設置者 | 公立大学法人熊本県立大学 |
本部所在地 |
熊本県熊本市東区月出3丁目1番100号 北緯32度48分21.2秒 東経130度45分52.3秒 / 北緯32.805889度 東経130.764528度座標: 北緯32度48分21.2秒 東経130度45分52.3秒 / 北緯32.805889度 東経130.764528度 |
学部 | |
研究科 |
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ウェブサイト | https://www.pu-kumamoto.ac.jp/ |
熊本県立大学(くまもとけんりつだいがく、英語: Prefectural University of Kumamoto、公用語表記: 熊本県立大学)は、熊本県熊本市東区月出3丁目1番100号に本部を置く日本の公立大学。1947年創立、1949年大学設置。大学の略称は県大。
2006年4月1日に公立大学法人熊本県立大学が発足し、同法人による設置運営に移行した。
沿革
[編集]略歴
[編集]1947年、熊本県立女子専門学校が設立される。校舎は熊本城内の第6師団司令部の建物を受け継ぐ[1]。1949年、同校を母体に、熊本女子大学が創設された[1]。1950年、校舎を現在の熊本市中央区大江に移転[1]。1980年、校舎を現在の熊本市東区月出に新築移転[1]。1994年、熊本県立大学に名称を変更し男女共学に移行する。2006年、法人化。
年表
[編集]- 1947年4月 - 熊本県立女子専門学校創設。熊本城内
- 1949年4月 - 熊本女子大学開学、学芸学部(文学科、生活学科)設置。初代学長は北村直躬(きたむら なおみ)
- 1950年6月 - 熊本市大江町に校舎を移転(現在の熊本県立劇場敷地)
- 1953年4月 - 学芸学部を文家政学部(文学科国文学専攻、同学科英文学専攻、家政学科)に改称
- 1960年4月 - 文学科を英文学科、国文学科に改組
- 1963年4月 - 家政学科を家政学科と食物学科に改組
- 1980年4月 - 校舎を現在地に新築移転。文家政学部を文学部(英文学科、国文学科)、生活科学部(食物栄養学科、生活環境学科、生活経営学科)に改組
- 1991年4月 - 外国語教育センターを設置
- 1993年4月 - 大学院文学研究科(日本語日本文学専攻修士課程、英語英米文学専攻修士課程)を設置
- 1994年4月 - 熊本県立大学に名称変更。全学的に男女共学に移行。総合管理学部(総合管理学科)を増設。文学部の国文学科を日本語日本文学科に、英文学科を英語英米文学科に改称。生活科学部の生活経営学科を学生募集停止
- 1997年 - 創立50周年
- 1998年
- 3月 - 生活科学部の生活経営学科を廃止
- 4月 - 大学院アドミニストレーション研究科(アドミニストレーション専攻修士課程)を設置
- 1999年4月 - 生活科学部を環境共生学部(環境共生学科生態・環境資源学専攻、同学科居住環境学専攻、同学科食・健康環境学専攻)に改組
- 2000年4月 - 大学院アドミニストレーション研究科にアドミニストレーション専攻博士課程設置
- 2003年4月 - 大学院環境共生学研究科(環境共生学専攻修士課程)を開設
- 2005年4月 - 大学院環境共生学研究科に環境共生学専攻博士課程を開設
- 2006年4月 - 公立大学法人熊本大学設立(法人化)。初代理事長は蓑茂寿太郎。アドミニストレーション研究科に情報管理コースと看護管理コースを開設。附属図書館および外国語教育センター等を学術メディアセンターに改組・設置し、同センター内に図書館、語学教育部門、情報教育部門を設置。地域連携センターを設置
- 2007年 - 創立60周年
- 2008年4月 - 大学院文学研究科の日本語日本文学専攻に博士課程を設置。環境共生学部の環境共生学科(生態・環境資源学専攻、居住環境学専攻、食・健康環境学専攻)を環境資源学科、居住環境学科、食健康学科に改組
- 2009年4月 - 就職センターをキャリアセンターに、保健室を保健センターに改組
- 2010年4月 - 大学院文学研究科の英語英米文学専攻に博士課程を開設
- 2011年10月 - CPD(継続的専門職能開発)センターを開設
- 2012年4月 - 五百籏頭眞第2代理事長就任
- 2013年4月 - 地域連携センターを地域連携・研究推進センターに改組
- 2014年4月 - 全学教育推進センターを設置
- 2016年4月 - 半藤英明、第13代学長に就任[2]。地域活力創生センターを設置
- 2017年10月 - 創立70年式典で小泉純一郎元内閣総理大臣が記念スピーチ
- 2018年4月 - 白石隆第3代理事長就任
- 2019年4月 - 環境共生学部の環境資源学科、居住環境学科、食健康学科を環境共生学科(環境資源学専攻、居住環境学専攻、食健康環境学専攻)に改組。環境共生学部に食育推進室を設置。学術情報メディアセンターに研究支援部門と情報基盤管理室を設置。地域連携・研究推進センターを地域連携政策センターに改組。監査室を設置
- 2020年4月 - 国際教育交流センターを設置。IR室を設置
- 2021年4月 - 全学教育推進センターを共通教育センターに改組
学内組織、学部
[編集]学内組織
- 事務局
- 学術情報メディアセンター
- 地域連携政策センター
- 国際教育交流センター
- キャリアセンター
- 保健センター
- 共通教育センター
- IR室
- 監査室
学部
- 文学部
- 環境共生学部
- 総合管理学部
- 総合管理学科(2年次より以下のコース別となる)
- パブリック・アドミニストレーションコース(法律、政治・行政、健康福祉)
- ビジネス・アドミニストレーションコース(経済・金融、会計・財務、組織・戦略)
- 情報管理コース(システム情報、人間情報、社会情報)
- 地域・福祉ネットワークコース
- 総合管理学科(2年次より以下のコース別となる)
大学院
[編集]- 文学研究科(修士課程、博士課程)
- 日本語日本文学専攻
- 英語英米文学専攻
- 環境共生学研究科(修士課程、博士課程)
- 環境共生学専攻
- アドミニストレーション研究科(修士課程、博士課程)
- アドミニストレーション専攻
- 公共経営コース
- 企業経営コース
- 情報管理コース
- 看護管理コース
- アドミニストレーション専攻
対外関係
[編集]他大学との協定
[編集]国際・学術交流等協定校[3]
- アメリカ合衆国
- モンタナ州立大学ボーズマン校(モンタナ州)
- モンタナ州立大学ビリングス校(モンタナ州)
- モンタナ大学(モンタナ州)
- チャタム大学(ペンシルバニア州)
- 韓国
- 中国
- 台湾
- タイ
- インドネシア
単位互換協定校
学術連携協定校
大学関係者と組織
[編集]大学関係者組織
[編集]- 紫苑会
紫苑会(しおんかい)は、熊本県立大学(前身である熊本女子大学及び熊本県立女子専門学校を含む)の同窓会のことである[4]。1950年に誕生した。2015年5月における会員数は、16,402名である[4]。
- 後援会
熊本県立大学在学生の保護者などを会員として組織。主な目的は、大学の教育事業や学生活動を後援すること。
大学関係者
[編集]→詳細は「熊本県立大学の人物一覧」を参照
交通アクセス
[編集]- 九州自動車道・熊本インターチェンジより車・タクシーで約15分
- 熊本空港より車・タクシーで約20分
- 桜町BTより熊本都市バス(味1・味2・県1・県2・県3系統:日赤・長嶺・月出行き)で約40分、「県立大通り」または「県立大学前」下車、いずれも徒歩1分。なお、豊肥本線水前寺駅北口の熊高正門前バス停からも乗車可。
- 桜町BTより熊本都市バス(鹿10系統:日赤・長嶺小学校行き)・産交バス(鹿7系統:日赤・小峯・戸島行き、鹿8系統:免許センター・パークドーム行き)で約30分、「日赤病院前」下車徒歩1分
脚注
[編集]- ^ a b c d 熊本日日新聞社編纂・発行 『熊本県大百科辞典』、1982、286頁
- ^ “歴代学長一覧(熊本県立大学)”. 2016年6月24日閲覧。
- ^ “協定校(熊本県立大学)”. 2016年3月27日閲覧。
- ^ a b “紫苑会(熊本県立大学同窓会)”. 2016年3月22日閲覧。