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法林寺温泉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
法林寺温泉
源泉源泉かけ流しの天然温泉
温泉情報
所在地 富山県南砺市法林寺4944
座標 北緯36度34分3.2秒 東経136度50分16秒 / 北緯36.567556度 東経136.83778度 / 36.567556; 136.83778座標: 北緯36度34分3.2秒 東経136度50分16秒 / 北緯36.567556度 東経136.83778度 / 36.567556; 136.83778
交通
鉄道:
JR城端線福光駅よりタクシーで約7分。
JR北陸本線森本駅よりで約30分。
車:
北陸自動車道小矢部ICより車で15分。
東海北陸自動車道福光ICより車で15分。
駐車場有。
バス:
南砺市営バス井波福光線・土山線 (土・日・祝運休) 法林寺温泉下車。
泉質 ナトリウム-硫酸塩塩化物泉
(低張性・アルカリ性・高温泉)
法林寺温泉 1号井 源泉分析表
法林寺温泉 1号井 源泉分析書
泉温(摂氏 46.8 °C
湧出量 毎分31L(1号井)、毎分12L(2号井)※いずれも掘削自噴
pH 9.2(1号井)、9.21(2号井)
宿泊施設数 1
総収容人員数 40 人/日
外部リンク 法林寺温泉
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法林寺温泉の位置(富山県内)
法林寺温泉
位置

法林寺温泉(ほうりんじおんせん)は、富山県南砺市(旧国越中国)にある温泉

概要

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  • 南砺市(旧福光町)法林寺の県道27号線(金沢井波線)沿いの山の吉谷川の谷あいにある。
  • 100%源泉かけ流しの温泉であり、かけ湯にも温泉を使用しており男女とも大浴場と露天風呂がある。源泉は1号井と2号井の2箇所で1号井のほうが泉温が高い[1]。1号井の湯は大浴場に、2号井の湯はかけ湯と露天風呂に使用されている。
  • 立ち寄り湯も可能(大人550円(税込)、10枚5,000円(税込)の回数券あり。8:00~21:00・元日休)である。
  • 全14室の宿泊施設も兼ね備えている(1泊2食9,300円~、素泊まり4,650円〜も可能)。
  • 湯内にはメタホウ酸フッ素が含まれるため、妊婦の入浴や飲用は出来ない。このため、飲用水は井戸の地下水を利用している。
  • 法林寺温泉という名前の由来は、湯が湧出した地名の法林寺にちなんだものである。

アクセス

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泉質

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  • ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉[1] (低張性・アルカリ性・高温泉)
    • 源泉温度46.8℃(1号井)、40.5℃(2号井)[1]
    • 湧出量いずれも掘削自噴により毎分31リットル(1号井)、毎分12リットル(2号井)[2]
    • pHは9.2(1号井)、9.21(2号井)[2]
    • 溶存物質は1,064mg/kg(1号井)、1,222mg/kg(2号井)[2]
    • 源泉の深さは1号井は350m、2号井は250m[2]
    • 神経痛、リウマチ、婦人病、皮膚病などに効果がある。

温泉街

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一軒宿の法林寺温泉が存在する。

温泉地周辺には医王山登山口が存在する。

近隣の観光スポットとして、同じ法林寺地内には、棟方志功が戦争時に疎開先として過ごした真宗大谷派光徳寺がある。その他福光地区には、棟方志功関連で愛染苑南砺市立福光美術館がある。

また周辺に他の温泉も多数存在し、すぐ近くには、ぬく森の郷福光華山温泉川合田温泉が車で5分以内の距離にある。

歴史

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かつて減反措置により荒廃した耕作放棄地となっていた場所で、その片隅6.6m2の水溜りにガスが放出していた。そこに温泉を掘削している。

  • 1973年9月18日、開湯(ボーリングにより深さ350mまで掘削したところ43℃の温泉が噴出した)。翌年に旅館開業[3]
  • 1984年、新館の水道水を求めて200m掘削したことにより2号井の温泉が湧出。同時に1号井は45℃に上昇。水道水は山に横穴を掘削して確保することになった。また、同年には鉄骨3階建ての新館が増築され、客室数が増築前の3倍になった。
  • 2006年、露天風呂開設。

周辺の施設など

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脚注

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  1. ^ a b c 2.(2)源泉一覧表”. 富山県. 2021年11月13日閲覧。
  2. ^ a b c d 『富山の日帰り湯 銭湯 サウナ 温泉 100』(2024年7月11日、北日本新聞社発行)143頁
  3. ^ 『湯めぐりパスポート 2022 冬春』(2021年11月30日、シー・エー・ピー発行)49ページ。

参考文献

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  • 『湯めぐりパスポート 2023 冬春』 67頁(2022年11月30日、シー・エー・ピー発行)
    • 『湯めぐりパスポート 2022 冬春』 49頁(2021年11月30日、シー・エー・ピー)
      • 『北陸湯めぐりパスポート 2021 冬春』 55頁(2020年12月20日、シー・エー・ピー)
  • 『まんまる』2019.3月号 10-11頁(北日本新聞社)
  • 『全国温泉大事典』 475頁(1997年12月18日、野口冬人著、旅行読売出版社)
  • 『富山のいで湯』 303 - 305頁(1977年10月18日、岡田正二著、北日本新聞社出版部発行)
  • 『富山いで湯風土記』 246 - 248頁(1989年9月1日、北日本新聞社出版部発行)

関連項目

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外部リンク

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