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池田勝

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いけだ まさる
池田 勝
プロフィール
本名 池田 勝[1]
性別 男性
出身地 日本の旗 日本東京都[2][注 1]
生年月日 (1942-09-27) 1942年9月27日(82歳)
血液型 O型[4]
職業 声優俳優
事務所 東京俳優生活協同組合[2]
公式サイト 池田 勝 - 俳協
公称サイズ(時期不明)[4]
身長 / 体重 170 cm / 66 kg
声優活動
活動期間 1970年代 -
ジャンル アニメゲーム吹き替えナレーション
俳優活動
活動期間 1963年 -
ジャンル テレビドラマ映画舞台
デビュー作 河瀬主膳(『風浪』)[3]
声優テンプレート | プロジェクト | カテゴリ

池田 勝(いけだ まさる、1942年9月27日[5][6][7] - )は、日本声優俳優東京都出身[2][注 1]東京俳優生活協同組合所属[2]

アニメの代表作に、「ヤッターマン」(ヤッターワン)、「サクラ大戦」(米田司令)、「DARKER THAN BLACK -黒の契約者-」(ホァン)、「カーズ」(シェリフ)などがあり[8][9]、吹き替えの代表作に、「ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア」(トニー・ソプラノ)、「リーサル・ウェポン」(ダニー・グローヴァー)、「スーパーナチュラル」(サミュエル・キャンベル)、などがある[10]

略歴

人前で喋るのが下手であり、そのために俳優を目指したが、常にマイナー志向だったという[11]

東京都立第五商業高等学校[12]舞台芸術学院[13]

1963年劇団東演に入団し[2]、役者として活躍[11]木下順二作『風浪』の河瀬主膳役で初舞台[3]1970年代半ばから声優としても活動を始め、数々のアニメ吹き替えに参加する。1991年時点では舞台では食べていけず、これからアテレコの仕事に行くとのこと[11]。1991年時点のインタビューで「後悔はないですか」と聞いたところ「マイナー志向をプラスに転嫁できるのは、演劇の世界だ」、「本音を言って等身大より上に見えるのはいい世界だな」と語っていたという[11]。主に舞台では栗原小巻の相手役を務めることでも知られている[11]

人物

声種バリトン[2]。『タイムボカンシリーズ』では、『タイムボカンシリーズ ヤッターマン』のヤッターワン以下大半のヤッターメカ他、多くのレギュラー、脇役を担当していた[14]。吹き替えにおいてはダニー・グローヴァーをはじめ、モーガン・フリーマンサミュエル・L・ジャクソンリチャード・ラウンドトゥリーなど、黒人俳優の声やジェームズ・ガンドルフィーニロバート・デ・ニーロ[14]などを担当することが多い。

特にダニー・グローヴァーの吹き替えは『刑事ジョン・ブック 目撃者』(テレビ朝日版)以降、大半の作品で吹き替えを務めている。『リーサル・ウェポン』シリーズのロジャー・マータフ役は全作品で担当しており、マーティン・リッグスを演じる磯部勉(同じくリッグス役のメル・ギブソンの吹き替えを数多く担当)との掛け合いをマシンガントークで演じた。後のインタビューで磯部は同シリーズにおける池田の演技について「完璧だと思っておりました。優しさと厳しさを兼ね備えた、魅力あふれるマータフでした」とその存在感の大きさを絶賛し、後に本作のテレビドラマ版で自身がマータフを演じる際にはプレッシャーを感じたといい、「収録当初は、どうしても、映画版で(マータフを)担当された池田勝さんの声が聞こえてきちゃうんです」と語っている[15][16]。同シリーズのほか『プレデター2』(テレビ朝日版)や『ソウ』といったグローヴァーの他の代表作でも吹き替えを務めていたことから、「グローヴァーならこの(池田の)声!」というファンも多い[17]。同業者間でも池田のグローヴァーは高い人気と支持を得ており、中村悠一は「やはり自分の中でリッグスは磯部さんだし、マータフは池田さんなんだなぁ」と自身のSNSでコメントしている[18]

坂口芳貞とは、同一作品の別音源で同役を担当することが多く、坂口の療養中に吹替が製作された『エンド・オブ・ステイツ』では、モーガン・フリーマン演ずるアラン・トランブル大統領役を坂口から引き継いでいる。

趣味は三味線[6]

出演

太字はメインキャラクター。

テレビアニメ

1972年
1975年
1976年
1977年
1978年
1979年
1980年
1981年
1982年
1983年
1984年
1985年
1986年
1987年
1988年
1989年
1990年
1991年
1992年
1994年
1996年
1997年
1998年
2000年
2001年
2002年
2003年
2004年
2005年
2006年
2007年
2008年
2009年
2010年
2011年
2014年
2016年
2017年
2018年
2019年

劇場アニメ

1979年
1980年
1981年
1982年
1983年
1988年
1989年
1990年
  • CAROL(タイオス)
  • ヘヴィ(リュウ・ヒューガ)
1991年
1997年
2001年
2002年
2004年
2006年
2013年

OVA

1985年
1986年
1987年
1988年
1989年
1990年
1991年
1992年
1993年
1994年
1995年
1996年
1997年
1998年
  • 旭日の艦隊(中村勘助〈初代〉)
  • 銀河英雄伝説外伝 千億の星、千億の光(ボロディン)
1999年
2000年
2001年
2002年
2003年
2018年

ゲーム

1996年
1997年
1998年
1999年
2000年
2001年
2002年
2003年
2004年
2005年
  • スプリンターセル カオスセオリー(アーヴィング・ランバート大佐)
  • スプリンターセル パンドラトゥモロー(アーヴィング・ランバート大佐)
2006年
2008年
2009年
2010年
  • ぼくのなつやすみポータブル2 ナゾナゾ姉妹と沈没船の秘密!(お坊さん)
2011年
2012年
  • Kinect ラッシュ: ディズニー/ピクサー アドベンチャー(シェリフ)
2013年
2015年
2017年
2018年
2020年
2021年

ドラマCD

吹き替え

担当俳優

アンソニー・ホプキンス
カートウッド・スミス
サミュエル・L・ジャクソン
ジーン・ハックマン
ジェームズ・ガンドルフィーニ
J・T・ウォルシュ
ジョン・マルコヴィッチ
ジョン・リスゴー
スチュアート・ウィルソン
ダニー・グローヴァー
デニス・フランツ
デニス・ホッパー
デルロイ・リンドー
ドナルド・サザーランド
トミー・リー・ジョーンズ
ニック・ノルティ
ハーヴェイ・カイテル
ピーター・ボイル
モーガン・フリーマン
ラウル・ジュリア
リチャード・ラウンドトゥリー
ロバート・デ・ニーロ
ロバート・デュヴァル

映画(吹き替え)

ドラマ

アニメ

特撮

テレビドラマ

映画

舞台

その他

脚注

注釈

  1. ^ a b 岡山県と書かれた資料もある[3]

シリーズ一覧

  1. ^ 『三国志』(1985年3月20日)、『三国志II 天翔ける英雄たち』(1986年8月22日)
  2. ^ 第2期『セカンドシーズン』(2014年)、第4期『Next Summit』(2022年)
  3. ^ 『ZERO』(1999年)、『F』(2000年)、『F.I.F』(2001年)、『SPIRITS』(2007年)、『WARS』(2009年)、『OVER WORLD』(2012年)、『GENESIS』(2016年)

出典

  1. ^ 『日本タレント名鑑(2009年版)』VIPタイムズ社、2009年4月1日、30頁。ISBN 978-4-904674-00-0 
  2. ^ a b c d e f 池田 勝 - 俳協”. 2019年10月4日閲覧。
  3. ^ a b c 『新劇便覧'89』テアトロ、1989年、81頁。 
  4. ^ a b 池田 勝”. 日本タレント名鑑. 2019年10月4日閲覧。
  5. ^ 掛尾良夫 編「男性篇」『声優事典 第二版』キネマ旬報社、1996年3月30日、23-24頁。ISBN 4-87376-160-3 
  6. ^ a b 『声優名鑑 アニメーションから洋画まで…』近代映画社、1985年、17頁。 
  7. ^ 池田 勝”. ザテレビジョン. 2024年11月8日閲覧。
  8. ^ 池田勝|アニメキャラ・プロフィール・出演情報・最新情報まとめ
  9. ^ 池田 勝 - 俳協
  10. ^ 池田 勝 - 俳協
  11. ^ a b c d e 鶴田旭「une heure avec--池田勝(インタビュー)」『悲劇喜劇』1991年3月号、早川書房、1991年3月、91-93頁。 
  12. ^ 『日本タレント名鑑(2002年版)』VIPタイムズ社、2002年4月30日、26頁。ISBN 978-4-9901242-0-5 
  13. ^ 『声優の世界-アニメーションから外国映画まで』朝日ソノラマファンタスティックコレクション別冊〉、1979年10月30日、70頁。 
  14. ^ a b 小川びい『こだわり声優事典'97』徳間書店〈ロマンアルバム〉、1997年3月10日、12頁。ISBN 4-19-720012-9 
  15. ^ ドラマ版『リーサル・ウェポン』、映画版でリッグスを演じた磯部勉さんが今度はマータフ役に!”. 海外ドラマNAVI. November 07, 2023閲覧。
  16. ^ “アクションだけじゃない!津田健次郎&磯部勉が明かす『リーサル・ウェポン』の魅力とは”. クランクイン. (2018年4月8日). https://www.crank-in.net/interview/55250/1 2018年4月12日閲覧。 
  17. ^ 吹替の帝王 -日本語吹替版専門映画サイト-(2019年6月18日時点でのアーカイブ)”. 20世紀フォックス ホーム エンターテイメント. 2021年1月31日閲覧。
  18. ^ 中村悠一 [@nakamuraff11] (2010年12月19日). "だ、だめだ。やはり自分の中でリッグスは磯部さんだし、マータフは池田さんなんだなぁ。またテレ朝でシリーズ放送してくれたら最大画質で永久保存なんだがなー。". X(旧Twitter)より2024年3月12日閲覧
  19. ^ 作品データベース ヤッターマン”. タツノコプロ 公式サイト. タツノコプロ. 2024年2月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年4月28日閲覧。
  20. ^ 住吉暢彦 編「ヤッターマン」『タイムボカンシリーズ大解剖』三栄書房〈サンエイムック〉、2016年12月25日、28頁。ISBN 978-4-7796-3099-6 
  21. ^ 作品データベース 科学忍者隊ガッチャマンII”. タツノコプロ 公式サイト. タツノコプロ. 2022年12月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年4月28日閲覧。
  22. ^ 未来少年コナン”. 日本アニメーション. 2016年6月3日閲覧。
  23. ^ 作品データベース ゼンダマン”. タツノコプロ 公式サイト. タツノコプロ. 2023年4月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年4月28日閲覧。
  24. ^ 前田徹 編「■ベストエピソード■第38話「鼻のべルジュラック!ゼンダマン」」『タイムボカン全集2 悪の華道』ソフトバンク、1998年6月30日、32頁。ISBN 4-7973-0562-2 
  25. ^ 作品データベース オタスケマン”. タツノコプロ 公式サイト. タツノコプロ. 2023年4月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年4月28日閲覧。
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  58. ^ 山寺宏一30年ぶり!『ビバリーヒルズ・コップ』第4弾吹替声優に懐かしのメンバー勢ぞろい”. シネマトゥデイ (2024年6月25日). 2024年6月25日閲覧。
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  61. ^ “メリー・ポピンズ リターンズ”. ふきカエル大作戦!!. (2019年1月15日). https://www.fukikaeru.com/?p=10890 2019年1月17日閲覧。 

外部リンク