コンテンツにスキップ

永瀬隼介

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
永瀬 隼介
誕生 (1960-02-02) 1960年2月2日(64歳)
鹿児島県
職業 ノンフィクションライター
小説家
国籍 日本の旗 日本
活動期間 1991年 - (ノンフィクション)
2000年 - (小説家)
デビュー作 サイレント・ボーダー
ウィキポータル 文学
テンプレートを表示

永瀬 隼介(ながせ しゅんすけ、1960年2月2日[1] - )は、日本小説家鹿児島県出身。國學院大學経済学部卒業。

経歴

[編集]

國學院大學卒業後、一般企業勤務を経て、『週刊新潮』(新潮社)の記者へ。1999年フリーとなり、ノンフィクションライターとして本名の祝 康成(いわい やすなり)名義で活動。

2000年より、永瀬隼介名義で作家活動を開始し、『サイレント・ボーダー』で小説家デビュー。

國學院大學在学中に、極真会館総本部で空手を習得。178cmの長身を活かした足技が得意。

2013年、『帝の毒薬』で第66回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)の候補作になる。

著書

[編集]

ノンフィクション

[編集]

小説

[編集]

古城辰郎シリーズ

[編集]

シリーズ外

[編集]
  • サイレントボーダー(2000年3月 文藝春秋 / 2005年2月 文春文庫
  • アッシュロード(2002年2月 双葉社 / 2004年4月 双葉文庫
  • デッドウォーター(2002年3月 文藝春秋 / 2008年7月 文春文庫)
  • 永遠の咎(2003年2月 光文社 / 2005年9月 光文社文庫
  • 閃光(2003年5月 角川書店 / 2006年5月 角川文庫)
  • ポリスマン(2003年12月 幻冬舎 / 2006年10月 幻冬舎文庫
  • Dōjō―道場(2004年7月 文藝春秋 / 2007年2月 文春文庫)
  • わたしが愛した愚か者 Dōjō―道場2(2005年10月 文藝春秋)
  • 踊る天使(2006年5月 中央公論新社 / 2009年1月 中公文庫
  • 誓いの夏から(2007年2月 光文社 / 2009年2月 光文社文庫)
  • 退職刑事(2007年8月 文藝春秋 / 2010年1月 文春文庫)
  • 嘘(2008年3月 ポプラ社
  • 灼夜(2008年8月 角川書店 / 2011年8月 角川文庫)
  • 無人地帯(ノーマンズランド)(2008年9月 徳間書店
    • 【改題】ノーマンズブランド―無人地帯(2010年7月 徳間文庫【上・下】)
  • 完黙(2009年10月 実業之日本社 / 2012年12月 実業之日本社文庫
  • 罪と罰の果てに(2009年11月 光文社)
  • 越境(2010年3月 徳間書店)
    • 【改題】きみに銃は似合わない(2013年8月 徳間文庫)
  • 狙撃 地下捜査官(2010年5月 角川書店 / 2013年9月 角川文庫)
  • 刑事の骨(2011年6月 文藝春秋 / 2013年10月 文春文庫)
  • 帝の毒薬(2012年3月 朝日新聞出版
  • 三日間の相棒(2013年2月 中央公論新社)
  • カミカゼ(2012年6月 幻冬舎)
  • 白い疵 英雄の死(2013年9月 さくら舎)
  • 12月の向日葵(2014年4月 新潮社)
  • わたしが殺した男(2014年8月 中央公論新社)

アンソロジー

[編集]

「」内が永瀬隼介の作品

  • 鼓動―警察小説競作(2006年1月 新潮文庫)「ロシアン・トラップ」
  • ザ・ベスト・ミステリーズ 2010 推理小説年鑑(2010年7月 講談社)「師匠」
    • 【分冊・改題】BORDER 善と悪の境界 ミステリー傑作選(2013年11月 講談社文庫)
  • ザ・ベストミステリーズ2016 推理小説年鑑(2016年5月 講談社)「凄腕」

映像化作品

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.459
  2. ^ 尾野真千子、本格警察ドラマに主演 佐藤浩市は「結婚祝い」で出演快諾”. ORICON STYLE (2016年8月24日). 2016年12月15日閲覧。