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氏家幹人

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

氏家 幹人(うじいえ みきと、1954年昭和29年) - )は、日本の歴史研究者(日本近世史)。

略歴

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福島県生まれ。東京教育大学文学部卒業。歴史学者(日本近世史)。江戸時代の、老い、家族を中心テーマに、独自の切り口で研究を続けている。著書に『江戸時代の罪と罰』(草思社)、『かたき討ち』『江戸人の性』(いずれも草思社文庫)、『増補版 江戸藩邸物語』(角川ソフィア文庫)、『武士道とエロス』(講談社現代新書)、『江戸人の老い』(PHP新書)、『江戸の少年』『増補 大江戸死体考』(いずれも平凡社ライブラリー)、『不義密通』(洋泉社MC新書)、『サムライとヤクザ』(ちくま文庫)などがある[1]

著書

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  • 『江戸藩邸物語―戦場から街角へ』(中公新書 1988年)
  • 『江戸の少年』(平凡社 1989年/平凡社ライブラリー 1994年)
  • 『殿様と鼠小僧―老侯・松浦静山の世界』(中公新書 1991年/講談社学術文庫 2009年)
    • 改題『悠悠自適』(平凡社ライブラリー 2002年)
  • 『小石川御家人物語』(朝日新聞社 1993年)
  • 『武士道とエロス』(講談社現代新書 1995年)
  • 『元禄養老夜話―旗本天野弥五右衛門の晩節』(新人物往来社 1996年)
  • 『不義密通―禁じられた恋の江戸』(講談社選書メチエ 1996年)
  • 『江戸の性風俗―笑いと情死のエロス』(講談社現代新書 1998年)
  • 『大江戸死体考―人斬り浅右衛門の時代』(平凡社新書 1999年)
    • 『増補 大江戸死体考―人斬り浅右衛門の時代』(平凡社ライブラリー 2016年)
  • 『江戸奇人伝―旗本・川路家の人びと』(平凡社新書 2001年)
  • 『江戸人の老い』(PHP新書 2001年/草思社文庫 2019年)
  • 『小石川御家人物語』(学陽書房 人物文庫 2001年)
  • 『大江戸残酷物語』(洋泉社新書y 2002年)
  • 『江戸の性談―男は死ぬまで恋をする』(講談社 2003年/講談社文庫 2005年)
    • 改題『江戸人の性』(草思社文庫 2013年)
  • 『江戸の女の底力―大奥随筆』(世界文化社 2004年)
    • 改題『江戸の女子力ー大奥猛女列伝』新潮文庫 2010年
  • 『江戸の怪奇譚―人はこんなにも恐ろしい』(講談社 2005年)
  • 『かたき討ち―復讐の作法』(中公新書 2007年)
  • 『サムライとヤクザ―「男」の来た道』(ちくま新書 2007年)
  • 『不義密通ー禁じられた恋の江戸』(洋泉社MC新書 2007年)
  • 『江戸の病』(講談社選書メチエ 2009年)
  • 『これを読まずに「江戸」を語るな』(祥伝社黄金文庫 2009年)
  • 『江戸のエロスは血の香り』(朝日新聞出版 2010年)
  • 『江戸の怪奇旦譚―人はこんなにも恐ろしい』(講談社文庫 2010年)
  • 『旗本御家人―驚きの幕臣社会の真実』(洋泉社歴史新書 2011年)
  • 『武士マニュアル』(メディアファクトリー新書 2012年)
  • 『かたき討ちー復讐の作法』(草思社文庫 2013年)
  • 『サムライとヤクザー「男」の来た道』(ちくま文庫 2013年)
  • 『幕臣伝説―史実と噂のはざま』(洋泉社新書y 2014年)
  • 『江戸時代の罪と罰』(草思社 2015年/草思社文庫 2021年)
  • 『古文書に見る江戸犯罪考』(祥伝社新書 2016年)
  • 『性なる江戸の秘め談義』(朝日文庫 2017年)
  • 『大名家の秘密―秘史『盛衰記』を読む』(草思社 2018年)

脚注

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  1. ^ 1954-, 氏家, 幹人, (2018.9). 大名家の秘密 : 秘史『盛衰記』を読む. Soshisha. ISBN 9784794223531. OCLC 1056956044. http://worldcat.org/oclc/1056956044