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木越治

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
木越 治
人物情報
生誕 (1948-11-20) 1948年11月20日
日本の旗 日本石川県金沢市
死没 (2018-02-23) 2018年2月23日(69歳没)
日本の旗 日本
国籍 日本の旗 日本
子供 木越俊介
学問
時代 昭和平成
研究分野 近世文学
研究機関 富山大学
金沢大学
上智大学
主な指導学生 丸井貴史
学位 博士(文学)
主要な作品 #著書
学会 日本近世文学会
日本文学協会
俳文学会
北陸古典研究会
上智大学国文学会
近世文学評論と研究の会
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木越 治(きごし おさむ、1948年11月20日 - 2018年2月23日[1])は、日本国文学者金沢大学名誉教授、元上智大学教授。

略歴

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石川県金沢市出身[2]石川県立金沢桜丘高等学校卒後、1971年、金沢大学国文科卒[2]1975年東京大学大学院人文科学研究科国語国文学専修課程博士課程中退[3]

1974年に武蔵高等学校教諭[3]、1975年に富山大学教養部専任講師[3]1979年に同助教授[3]を経て、1983年に金沢大学教養部助教授[3]1998年に同教授[3]1996年「秋成論」で東京大学より博士(文学)の学位を取得[4]2010年に上智大学文学部国文学科教授[3]2014年に上智大学を定年退職[3]、金沢大学名誉教授[3]

業績

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専門は日本近世文学で、中心は上田秋成だが、秋成作品の講談化と口演、講談韓国の評弾の比較なども行った。著書『秋成論』では、呉智英石川淳批判に反論している。

人物

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高校・大学の学友に、公立小松大学副学長・金沢美術工芸大学名誉教授の横川善正がいる。国文学研究資料館准教授の木越俊介は次男[5]。教え子に専修大学准教授の丸井貴史などがいる[5][6]

著書

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  • 『秋成論』ぺりかん社、1995年。ISBN 4-8315-0672-9

共編著・校注

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脚注

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  1. ^ 上智大学元文学部国文学科教授の木越 治先生が、2月23日逝去されました”. 上智大学ソフィア会 (2018年3月9日). 2024年8月22日閲覧。
  2. ^ a b 丸井貴史 (2015), p. 113.
  3. ^ a b c d e f g h i 丸井貴史 (2015), p. 114.
  4. ^ 丸井貴史 (2015), p. 115.
  5. ^ a b 木越俊介 & 丸井貴史 (2021)「編者略歴」
  6. ^ 「【ほんの裏ばなし】木越治・丸井貴史『読まなければなにもはじまらない:いまから古典を〈読む〉ために』文学通信」『中日新聞』2022年6月25日、夕刊、4面。

参考文献

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  • 丸井貴史(編)「木越治略年譜・著述目録」『上智大学国文学科紀要』第32巻、上智大学国文学科、2015年3月、113-133頁。 
  • 木越治 著、木越俊介、丸井貴史 編『ひとまずこれにて読み終わり:木越治遺稿集』文化資源社、2021年10月。ISBN 978-4-910714-00-4 

外部リンク

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