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昭陽湖

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
昭陽江ダム
大韓民国の旗 大韓民国
所在地江原特別自治道春川市
座標北緯37度56分44秒 東経127度48分52秒 / 北緯37.94556度 東経127.81444度 / 37.94556; 127.81444座標: 北緯37度56分44秒 東経127度48分52秒 / 北緯37.94556度 東経127.81444度 / 37.94556; 127.81444
着工1967年4月15日
竣工1973年10月15日
事業主体韓国水資源公社
ダム
ダム型式Embankment
河川昭陽江
堤高123 m
堤頂長530 m
堤体積960万 m3
水吐き口Controlled-chute
排水能力5,500 m3/s
貯水池
総貯水容量2,9億 m3
流域面積2,703 km2
湛水面積70.0 km2
発電所
タービン数3 x フランシス水車[1]
定格出力200 MW
昭陽湖
各種表記
ハングル 소양호
漢字 昭陽湖
発音 ソヤンホ
日本語読み: しょうようこ
ローマ字 Soyang Lake
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昭陽湖(ソヤンこ)は、大韓民国江原特別自治道春川市東部の昭陽江(北漢江の支流)に造られた、東アジア最大級の砂礫ダム(グラベルフィルダム)である昭陽江ダム(ソヤンガンダム)により形成された人造湖である。

概要

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漢江水系の洪水調節、水力発電、ソウル仁川など首都圏への生活・工業用水供給を目的とする多目的ダムとして造られた。1965年日韓国交正常化後、日本からの経済援助78億円[2] が投下され、戦時下に水豊ダムを建設に携わった久保田豊率いる日本工営による建設計画(技術援助)が行われ、浦項製鉄所とともに「漢江の奇跡」を支えた。日本工営は、他にも戦後賠償を使って南ベトナムのダニムダム (Đập Đa Nhim) などを建設している。

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1973年、昭陽江ダムが完成したことによって昭陽湖ができた。総面積1608ha、湖の長さは直線距離で約60kmにおよび、春川市から上流の楊口郡麟蹄郡に達する。面積と貯水量において韓国最大のダム湖である。

湖は「内陸の海」とも称される。湖の周囲には清平寺をはじめとして寺や名勝も多く、観光遊覧船が運航されている。また、湖とその周辺は釣りスポットともなっており、冬のワカサギ釣りが知られる。また、定期旅客船が運航しており、内陸水上交通路として利用されている。

脚注

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  1. ^ Songyanggang Dam” (Korean). Korean National Committee on Large Dams. 2011年8月5日閲覧。
  2. ^ ODA韓国昭陽江ダム建設事業(1967年8月7日)として3.96億円

外部リンク

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