日本生態学会
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一般社団法人日本生態学会(にほんせいたいがっかい、英称:Ecological Society of Japan、ESJ)は、1953年に設立された、生態学の学会。
生態学に関する学術誌や刊行物を発行する他、学術講演会を年1回開催している。また環境保護の立場から、日本の侵略的外来種ワースト100を制定したり、行政事業等への要望書を提出するなど、活動は多岐にわたる。
歴史
[編集]- 1953年 創立。
- 1990年 横浜で大会開催。INTECOL同時開催。
- 2001年 「Ecological Research Award」を創設。
- 2003年 保全生態学研究会で発行していた「保全生態学研究」の発行権を日本生態学会に委譲。同研究会が発行していた「保全生態学研究」が第2和文誌となる。
- 2003年 「日本生態学会賞」を創設。
- 2006年 新潟大会開催。EAFES同時開催。
- 2008年 「日本生態学会大島賞」を創設。
- 2010年 保全生態学研究会解散。
- 2012年 大津大会開催ESJ59。EAFES5同時開催。
この節の加筆が望まれています。 |
歴代会長
[編集]- 吉井義次(1960年2月 - 1960年7月)
- 宮地伝三郎(1960年8月 - 1971年11月)
- 加藤陸奥雄(1971年12月 - 1976年2月)
- 沼田眞(1976年3月 - 1979年12月)
- 吉良竜夫(1980年1月 - 1984年2月)
- 宝月欣二(1984年3月 - 1988年3月)
- 川那部浩哉(1988年4月 - 1992年3月)
- 大島康行(1992年4月 - 1995年12月)
- 川那部浩哉(1996年1月 - 1997年12月)
- 小野勇一(1998年1月 - 1999年12月)
- 田川日出夫(2000年1月 - 2001年12月)
- 巌佐庸(2002年1月 - 2003年12月)
- 鷲谷いづみ(2004年1月 - 2005年12月)
- 菊沢喜八郎(2006年1月 - 2007年12月)
- 矢原徹一(2008年1月 - 2010年12月)
- 松田裕之(2011年1月 - )
- 齊藤隆(2014年1月 - )
主な催事
[編集]- 日本生態学会全国大会(毎年3月頃)
主な出版物
[編集]- 日本生態学会誌(機関誌) 2・7・11月発行
- Ecological Research(英文機関誌) 奇数月発行
- 保全生態学研究(第2和文誌) 5・11月発行
- 『生態学入門』(東京化学同人)
- 『外来種ハンドブック』(地人書館)
- 『生態学事典』(共立出版、日本生態学会50周年記念出版)
- 『エコロジー講座』シリーズ(文一総合出版、大会公開講演会資料)