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川青線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
成蘭線から転送)
川青線
基本情報
中華人民共和国の旗 中華人民共和国
起点 成都北駅
終点 蘭州西駅
所有者 中華人民共和国交通運輸部
運営者 成都鉄路局蘭州鉄路局
路線諸元
路線距離 730.549 km
軌間 1,435 mm
線路数 複線
電化方式 交流25,000V
閉塞方式 自動閉塞
最高速度 200km/h
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路線図
成都東
成都
成都西方面
安靖中国語版
天回鎮中国語版
新都東新都
青白江東青白江
成汶線蒲陽方向
三星堆
(什邡)
什邡西
綿竹南
(綿竹)
安県
柿子園トンネル 14,069m
高川
躍竜門トンネル 19,981m
楊家坪トンネル 12,815m
茂県
榴桐寨トンネル 16,262m
畳渓
平安トンネル 28,426m
金瓶岩トンネル 12,773m
鎮江関
雲屯堡トンネル 22,923m
松潘
黄竜九寨
黄勝関
蘭渝線哈達舗駅(計画中止)
熱摩柯
紅原
班佑
阿西
花湖中国語版
朗木寺
↑四川省/↓甘粛省
則令
碌曲
博拉
合作
唐尕昂
夏河
甘加
同仁
尖扎
化隆
東平
海東西中国語版
西寧方向
双城
臨夏
八盤峡中国語版
西固城
陳官営
蘭州西
蘭州
川青線
各種表記
繁体字 川青鐵路
簡体字 川青铁路
拼音 Chuānqīng Tiělù
英文 Sichuan-Haitongxi Railway
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川青線(せんせいせん、中文表記: 川青铁路)は中華人民共和国西部の四川省成都市甘粛省蘭州市を連絡する中国国鉄の建設中の鉄道路線である。青白江黄勝関間は営業中、黄勝関西固城間は2025年の開通を予定している。また、途中で分岐して、西寧市に至る成西線(せいせいせん、中文表記: 成西铁路)も2020年に起工された。合作から蘭州の区間(唐尕昂〜西固城)は蘭合線とも呼ばれる。

概要

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岷江地震断層龍門山断層を通るため、建設は非常に困難である。旅客列車の設計最高速度は200km/hである。

当初は、黄勝関から九寨溝県を経由して、蘭渝線哈達舗駅に接続する路線を先行して建設する予定であったが、計画変更により当該区間は取り消され、黄勝関駅から直接、合作市を経由して蘭新線と接続する路線「成蘭線」を建設することとなった。その後、唐尕昂から北西方面に分岐し、海東西中国語版にて蘭新線第二複線に接続し、西寧駅方面に至る路線「成西線」を加え、合わせて「川青線」と改名された。

本線は、中国の中長期鉄道網計画「八縦八横高速鉄道網」における「蘭(西)広通道」を構成する一部分(蘭州・成都間高速鉄道および西寧・成都間鉄道)である。

川青線は、成都側は宝成線青白江駅および成綿楽旅客専用線青白江東駅から西へ分岐し、南興鎮三星堆駅を経由し、鴨子河をわたって什邡市に入り、市街地の西側に什邡駅を設置、石亭江を跨いで綿竹市に入り、その市街地の南側に綿竹駅を設置する。その後、綿遠河を跨いで、綿陽市安県に入り、雎水自然保護区を抜け、全長14kmの柿子園トンネル高川郷に入り、高川駅を設置する。そこから、躍竜門トンネルで竜門山を抜け、羊記溝大橋で阿壩州茂県にいたり、岷江の左岸を北上して桐寨・太平・金瓶岩などの長大トンネル群を抜け、畳渓から松坪の風景名勝地区を避けて岷江を2回跨って岷江村に到達した後、再び岷江の左岸を北上して雲昌・雲屯堡の長大トンネルを抜けて松潘県に至る。松潘では古城の風景が損なわれるのを最大限避け、そこから川主寺黄勝関の間は連続したトンネルを抜け、岷山を抜けた後、甘粛省に入り、合作を経由して、蘭新線西固城駅に到達する。



歴史

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脚注

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  1. ^ 川青铁路青白江东至镇江关段开通运营”. 国家铁路局 (2023年11月29日). 2024年10月19日閲覧。
  2. ^ 川青铁路镇江关至黄胜关段8月30日开通运营”. 人民网 (2024年8月29日). 2024年10月19日閲覧。