建初(けんしょ)は、五胡十六国時代、成漢の君主李特及び李流の治世で使用された元号。303年 - 304年9月。
元年2月に李特は死没するが、李流により元号はそのまま使用された。『晋書』及び『魏書』では302年に建初と改元したと記録されているが、『資治通鑑』及び『太平御覧』には303年の改元とあり、一般に後者を採用している。