広小路
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広小路(ひろこうじ)とは、江戸時代以後に設置された幅の広い街路のこと。もとは江戸幕府が明暦3年(1657年)の明暦の大火をきっかけに推進した火除地の一種として上野や両国などに設置され、続いて3年後の万治3年(1660年)に大火にあった名古屋にも同様の通りが設置された。火災の類焼を食い止める役割を果たした。また、広小路に沿って火除土手(ひよけどて)が設けられたが、今日では失われた場所も多い。
のちに各地に広まって同様の趣旨をもった通りを「広小路」と称するようになった。江戸時代から昭和戦前までに名付けられた街路のため、太平洋戦争後の復興で広小路よりさらに広い街路を持つ都市も少なくない。
「広小路」の名を持つ道路
[編集]ほか、全国各地に多数ある。
「広小路」の名を持つ地区
[編集]- 広小路 (高岡市) - 富山県高岡市
- 広小路 (多治見市) - 岐阜県多治見市
- 駄知町広小路 - 岐阜県土岐市
- 広小路 (豊橋市) - 愛知県豊橋市
- 広小路 (刈谷市) - 愛知県刈谷市
- 広小路 (綾部市) - 京都府綾部市
- 広小路 (福知山市) - 京都府福知山市
- 広小路 (宇和島市) - 愛媛県宇和島市
- 杵築広小路 - 大分県杵築市
「広小路」に由来する駅名
[編集]関連項目
[編集]- 広小路通(日本の道路の通称名一覧)