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島田紀夫

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島田 紀夫(しまだ のりお、1940年12月11日[1] - )は、日本美術評論家実践女子大学名誉教授ブリヂストン美術館館長。

略歴

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山梨県甲府市生まれ[1]

東北大学理学部卒、1965年同文学部美学美術史学科卒、1967年同大学院修士課程修了。石橋財団ブリヂストン美術館学芸課長、実践女子大学教授。2000年山梨県立美術館館長兼務。2006年ブリヂストン美術館館長。2008年実践女子大退職、名誉教授。

著書

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  • 『光と風のうたごえ - 風景』 (サンケイ新聞写真ニュースセンター、西洋名画これくしょん) 1995.3
  • 『セーヌの印象派』(小学館、ショトル・ミュージアム) 1996.7
  • 『印象派の挑戦 モネ、ルノワール、ドガたちの友情と闘い』(小学館) 2009.11
  • 『もっと知りたいルノワール 生涯と作品』(東京美術、アート・ビギナーズ・コレクション) 2009.12
  • 『セーヌで生まれた印象派の名画』(小学館、小学館ビジュアル新書) 2011.10
  • 『印象派と日本人 「日の出」は世界を照らしたか』(平凡社) 2019.7

共編著

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翻訳

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監修・監訳は除く。

  • アンリ・マチス』 (ジョン・ヤコブス解説、美術出版社) 1975
  • 『ゴーガンとその時代』 (シャルル・シャッセ、末木友和共訳、造形社) 1977.7
  • 『20世紀美術』(ジャン・アルベール・カルティエ, レナータ・ネグリ、本多文彦共訳、ぎょうせい、世界の至宝9) 1983.9
  • 『19世紀美術』(アルベルト・マルティーニ、ぎょうせい、世界の至宝8) 1983.12
  • ファン・ゴッホ』(R・J・M・フィルポット、嘉門安雄共訳、西村書店、River books) 1989.8
  • 『ゴッホの花』(ジュディス・バンプス、中村みどり共訳、西村書店) 1991.6
  • クリムト 世紀末ウィーンの寓話』(スザンナ・パルチュ、西村書店) 1993.11
  • ピサロ』(クリストファー・ロイド、松島潔共訳、西村書店、アート・ライブラリー) 1994.5
  • マティス』(ジョン・ジャコバス、美術出版社、BSSギャラリー) 1994.4
  • 『マティス』(ニコラス・ワトキンス、関直子共訳、西村書店、アート・ライブラリー) 1997.1
  • シスレー』(リチャード・ショーン、松島潔共訳、西村書店、アート・ライブラリー) 1999.9、のち新装版 2012.6
  • ボナール』(ジュリアン・ベル、中村みどり共訳、西村書店、アート・ライブラリー) 1999.1

脚注

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  1. ^ a b 『読売年鑑 2016年版』 読売新聞東京本社、2016、p.481

参考文献・サイト

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  • 著書記載の略歴、およびJ-GLOBAL