宮崎誉子
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宮崎 誉子(みやざき たかこ、1972年2月25日[1] - )は、日本の小説家。千葉県出身。
経歴
[編集]1998年「世界の終わり」で第3回リトルモア・ストリートノベル大賞を受賞し小説家デビュー。 2004年、「POPザウルス(A面)」で第30回川端康成文学賞候補。 2006年、『少女@ロボット』で第19回三島由紀夫賞候補、第28回野間文芸新人賞候補。 非正規社員やワーキングプアを扱った作品が多い。
作品リスト
[編集]- 単行本
- 『世界の終わり』(2002年7月31日、リトルモア、ISBN 9784898150788)
- 世界の終わり、マンネリズム、スモーキン・ピンク、ライム☆スターを収録。
- 『セーフサイダー』(2004年9月16日、リトルモア、ISBN 9784898151358)
- セーフサイダー(A面)、アウトライダー(B面)、耳説(RAINDROPS★Remix)、永遠の隙間、韻&音を収録。
- 『日々の泡』(2005年9月30日、河出書房新社、ISBN 9784309017327)
- アルファベット・クッキー、POPザウルス(A面)、コーヒー・チェリー、ピンクパンサー、ビター・チョコレート(『文藝』2005年夏号)を収録。
- 『少女@ロボット』(2006年2月25日、新潮社、ISBN 9784103008514)
- クローバー、秋彼岸、マウスピース、少女ロボット(A面)、カメレオン(B面)、子供だヨ!全員集合(『新潮』2005年3月号)、ロッカールーム、魚眼レンズ、プライドリルを収録。
- 『三日月』(2007年10月10日、講談社、ISBN 9784062139458)
- 脱ニート(『群像』2006年7月号)、チョコレート工場の娘(不登校篇)(『群像』2006年2月号)、三日月(『群像』2007年1月号)を収録。
- 『派遣ちゃん』(2009年2月、新潮社、ISBN 978-4-10-300852-1)
- 『女子虫』(2012年7月、幻冬舎、ISBN 978-4344022201)
- 『水田マリのわだかまり』(2018年2月、新潮社、ISBN 978-4103008538) 水田まりのわだかまり(『新潮』2017年6月号)
- 単行本未収録
- アイスクリーム(『群像』2005年8月号)
- ガシャポン ガールズ篇(『群像』2005年10月号)
- ミルフィーユ(『文藝』2006年春号)
- 至極真剣(『文藝』2007年春号)
- 蛇行(『群像』2007年4月号)
- 欠落(『新潮』2007年9月号)
- ペットボトル(『文藝』2007年冬号)
- かわいい依存症(『文藝』2008年夏号)
脚注
[編集]- ^ 『文藝年鑑』2014