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実効湿度

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

実効湿度(じっこうしつど)とは、過去数日間の湿度の履歴を考慮した湿度のこと。木材の乾燥度を示し、火災の発生率に関係する。記号はHe[1]

H0 , H1 , H2 , ...をそれぞれ当日、前日、前々日、・・・の平均相対湿度とすると、実効湿度He

と表される。気象予報業務においては通常rは0.7とされ、乾燥注意報を発表する際に最小湿度(1日の相対湿度の最小値)と実効湿度が目安にされている。具体的な基準値は、地域によって異なるが、実効湿度に関しては概ね60%前後である(最小湿度は大きな差がある)。

算出式で用いる湿度の遡上日数は、区切りをつけるため数日間とする場合が多い。最短では、前日のみとする場合もある。

この実効湿度が60〜50%以下になると火災の件数が増えてくるとされている。

脚注

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  1. ^ : effecrtive humidity

出典

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関連項目

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