夏・全・開
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『夏・全・開』 | ||||
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高中正義 の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | IZU STUDIO & KRS Studios | |||
ジャンル |
ロック フュージョン | |||
レーベル | Kitty Records | |||
プロデュース | 高中正義 | |||
チャート最高順位 | ||||
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高中正義 アルバム 年表 | ||||
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『夏・全・開』収録のシングル | ||||
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『夏・全・開』(なつぜんかい)は、日本のギタリストである高中正義が1984年7月10日にリリースした11枚目のオリジナルアルバムである。
解説
[編集]前作『CAN I SING?』から9ヵ月ぶりとなるオリジナルアルバムで、発売当初は『高中正義 and 楽園ガールズ』名義で発売された。
アルバムのタイトル通り、夏を意識したアルバムとなっている。
高中バンドに参加していた高橋ゲタ夫、木村誠、ペッカー、森村献らが参加していたサルサバンドのオルケスタ・デル・ソルが演奏した「CUBAN HEELS」以外は、前作に続いて打ち込みをほぼ全面的に使用しており、このレコーディングのためにMIDI化される前のオーバーハイムのシンセサイザーにドラムマシン、ミュージックシーケンサーを購入している。
このアルバムをもって、Kitty Recordsからリリースされた最後のアルバムとなり、翌年の1985年に東芝EMI内のレーベルであるEASTWORLDに移籍した[1]。
批評
[編集]『CDジャーナル』は、「もろに夏向きのサウンド。アルバム・ジャケットから、高中の涼しいギター・サウンド……と全てが夏。これはクーラーのきいた部屋で、ミュージック・インテリアとして流しておきたいアルバムですな。」と批評した[2]。
収録曲
[編集]A面
[編集]全作詞: Chris Mosdell、全作曲: 高中正義。 | |||
# | タイトル | 編曲 | 時間 |
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1. | 「ようこそ、夏の王国へ」 | 高中正義 | |
2. | 「PARADIZZY」 | 高中正義 | |
3. | 「EYELANDS」 | 高中正義 | |
4. | 「CUBAN HEELS」 | 森村献 | |
5. | 「大航海時代」 | 高中正義 | |
合計時間: |
B面
[編集]全作曲・編曲: 高中正義。 | |||
# | タイトル | 作詞 | 時間 |
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1. | 「DANCING TO CAT GUITAR」 | Chris Mosdell | |
2. | 「SUMMERTIME BLUES」 | レオナ新里 | |
3. | 「RETURN ACE」 | ||
4. | 「NEPTUNE」 | ||
5. | 「OYASUMI」 | ||
合計時間: |
楽曲解説
[編集]A面
[編集]- ようこそ、夏の王国へ
- PARADIZZY
- EYELANDS
- CUBAN HEELS
- この楽曲のみ、森村献が編曲を担当している。
- 大航海時代
B面
[編集]- DANCING TO CAT GUITAR
- シングル「ようこそ、夏の王国へ」のB面曲。
- SUMMERTIME BLUES
- RETURN ACE
- NEPTUNE
- OYASUMI
参加ミュージシャン
[編集]
ようこそ、夏の王国へ
PARADIZZY
EYELANDS
CUBAN HEELS
大航海時代
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DANCING TO CAT GUITAR
SUMMERTIME BLUES
RETURN ACE
NEPTUNE
OYASUMI
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脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 先行シングルである「ようこそ、夏の王国へ」を、そのままキャッチコピーとして流用している。
- ^ ライナーノーツには記載されていない。
出典
[編集]- ^ “高中正義 / 夏・全・開[紙ジャケット仕様]”. CDジャーナル. 2019年11月27日閲覧。
- ^ “高中正義 / 夏・全・開”. CDジャーナル. 2019年11月27日閲覧。
- ^ a b “Masayoshi Takanaka – 夏・全・開”. Discogs. 2019年11月27日閲覧。
外部リンク
[編集]- ユニバーサルミュージックによる紹介ページ