四方修
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四方 修(しかた おさむ、1930年9月24日 - 2023年2月27日[1])は、日本の経営者、元警察官僚。旧姓は「竹岡」。
来歴
[編集]京都府亀岡市出身。 京都府立亀岡高等学校を経て、1955年に京都大学法学部を卒業後、警察庁に入庁する。高知県警察本部警務部長、審議官、愛知県警察本部長、大阪府警察本部長などを歴任する。1984年3月の江崎グリコ社長誘拐事件に端を発する、グリコ・森永事件では、府警本部長として捜査を指揮した。
退官後、1986年関西電力常勤顧問、1987年関西空港専務取締役を経て、1993年総合ビルメンテナンス会社のジャパンメンテナンス(現:イオンディライト)の社長を務める。2001年1月に、ジャパンメンテナンスの親会社である大手スーパーマイカル(現:イオン)の社長に就任した。しかしマイカルは同年9月14日に民事再生法を適用して経営破綻し、同日四方は社長を解任された。 その後、ジャパンメンテナンスに相談役として復帰。以降、一富士債権回収社長を経て日建会長となる。
特定非営利活動法人日本障害者競技支援協会を設立した。
2023年2月27日、老衰のため大阪市内の高齢者施設で死去[1][2]。92歳没。死没日付をもって従四位に叙された[3]。
親族
[編集]関連項目
[編集]脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b “グリコ・森永事件捜査指揮 元大阪府警本部長の四方修さん死去 京都・亀岡出身”. 京都新聞. (2023年2月28日) 2023年2月28日閲覧。
- ^ 「四方修氏死去、元大阪府警本部長 グリコ・森永事件で捜査」『神戸新聞NEXT』2023年2月28日。2023年3月1日閲覧。
- ^ 『官報』第951号5頁 令和5年4月5日