叡空
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叡空(えいくう、生年不詳 - 治承3年4月2日(1179年5月10日))は平安時代後期の天台宗の僧。父は太政大臣藤原伊通とされるが定かではない。房号は慈眼房[1]。
良忍から大乗戒をうけて密教・浄土教を学び、比叡山西塔黒谷に住した[1]。「往生要集」の講義で学名高く、大乗戒律と密教についても比叡山第一の学僧と称され、大乗戒律では黒谷流の祖とされる。多くの公家に対し授戒の師となり、その中でも特に久我家とは師檀関係にあった。1150年(久安6年)には浄土宗の祖法然が入門し、天台教学・浄土教学を指導し、大乗戒を授けている。
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