友だちの話
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『友だちの話』(ともだちのはなし)は、河原和音原作、山川あいじ作画による日本の漫画作品。
2009年から2010年にかけて、集英社の『デラックスマーガレット』及び同誌のリニューアル誌『別冊マーガレットsister』に全3話が掲載された。単行本全1巻。同時収録されている「その彼、調べます」も河原と山川の合作である。
あらすじ
[編集]平凡な外見で気弱な英子と、美少女で何でもはっきり物を言うもえは全くタイプが違うけれど、強い絆で結ばれている親友同士だった。これまで幾度となく男子に告白されてきたもえは、その度に「もえより英子を大事にしてくれるなら」と条件を突きつけていた。ほとんどの男子が理解出来なかったり、尻込みし去っていったが、ついに条件を満たす男子が現れる。もえの要望で、下校もデートも3人という状況が続き、英子は2人きりにしようと気を遣うが……。
登場人物
[編集]- 坂本 英子(さかもと えいこ)
- 平凡な容姿の高校生。自分が悪くないのに先に謝ってしまったり、押しに弱く何かを頼まれると断ることができない、気弱で優柔不断な性格。
- もえ
- 誰もが振り返る美少女。スタイルも良い。何でもはっきりと言う性格が災いし、これまで親友と呼べる友だちができなかったが、同じクラスになった英子に初めて性格を羨ましがられ、親友同士になった。
- 土田(つちだ)
- もえに告白した男子。もえが出した「もえより英子を大事にする」という条件を快諾するが、結局別れてしまう。
- 鳴神(なるがみ)
- 土田の親友。土田の恋愛が上手くいかなかったのはわがままなもえと、それに逆らえない気弱な英子のせいと考え、英子に嫌がらせをする。
書誌情報
[編集]- 原作:河原和音、作画:山川あいじ 『友だちの話』 集英社 〈マーガレットコミックス〉 全1巻
- 2010年10月25日発売[1]、ISBN 978-4-08-846586-9
脚注
[編集]- ^ “【10月25日付】本日発売の単行本リスト”. コミックナタリー. 株式会社ナターシャ (2010年10月25日). 2023年2月26日閲覧。
- ^ “別マ3月号、神尾葉子新連載。ヒロインはBL妄想女子”. コミックナタリー. 株式会社ナターシャ (2010年2月13日). 2023年2月26日閲覧。
外部リンク
[編集]- 集英社マンガネット(あらすじ) - ウェイバックマシン(2016年9月7日アーカイブ分)