南国の肌
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南国の肌 | |
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監督 | 本多猪四郎 |
脚本 | 本多猪四郎 |
製作 | 大橋公威 |
音楽 | 芥川也寸志 |
撮影 | 川村清衛 |
制作会社 | |
配給 | 東宝 |
公開 | 1952年2月28日[2] |
上映時間 | 95分[1] |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
『南国の肌』(なんごくのはだ)は、1952年(昭和27年)に公開された日本映画。制作は木曜プロ[3]。配給は東宝。モノクロ、スタンダード[1]。
原作は福田清人の小説『花のある処女地』[1][3]。鹿児島県を舞台に農地改革を題材としている[4][2][3]。善悪の対立を主軸に、ラブロマンスを織り交ぜた内容は、監督の本多猪四郎が後に手掛ける特撮映画に通ずる要素とされる[4]。
台風や山崩れのシーンは、円谷英二が特撮を担当[3]。後に『ゴジラ』などを手掛ける本多と円谷は、本作品で初めて監督と特殊技術としてタッグを組んだ[3][注釈 1]。
後年のインタビューで本多は、本作品を自身が手がけた作品の中で印象深いものの一つに挙げている[5]。
キャスト
[編集]- 大野覚三(東京労研地質研究員):伊豆肇
- 高山尚一郎(東京労研地質研究員):春日俊二
- 三浦貞枝(東京労研医師):藤田泰子
- 研究所所長:志村喬
- 那須ケイ子:利根はる恵
- 野中敬三(ブローカー):小杉義男
- 宇川次作:牧壮吉
- 小野寺婆さん:三好栄子
- 貞枝の叔父:深水吉衛
- 元村公美:岡田龍蔵
- 後藤俊平:藤原釜足
- 俊平の妻みよ:馬野都留子
- 那須定一:山本廉
- 甲斐五郎:大塚秀男
- 三平:柳谷寛
- 村長:八代敬
- 堤康久
- 河崎堅男
- 勝本圭一郎
- 安芸津融
- 堺左千夫
- 川越一平
スタッフ
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e 本多全仕事 2000, p. 122, 「本多猪四郎作品リスト」
- ^ a b 本多全仕事 2000, p. 90, 「本多猪四郎全仕事・一般映画の世界」
- ^ a b c d e 円谷英二特撮世界 2001, pp. 26–27, 「初期作品紹介 1950-53年」
- ^ a b c ゴジラ大百科 1993, pp. 45–47, 文 小林淳「追悼 本多猪四郎監督 本多猪四郎監督作品の歩み」
- ^ 金田益実「スペシャルインタビュー 本多猪四郎×坂野義光」『別冊映画秘宝 初代ゴジラ研究読本』洋泉社〈洋泉社MOOK〉、2014年8月24日、52 - 57頁。ISBN 978-4-8003-0452-0。
参考文献
[編集]- 『ENCYCLOPEDIA OF GODZILLA ゴジラ大百科 [メカゴジラ編]』監修 田中友幸、責任編集 川北紘一、Gakken〈Gakken MOOK〉、1993年12月10日。
- 竹内博 編『本多猪四郎全仕事』朝日ソノラマ〈ファンタスティックコレクション〉、2000年5月1日。ISBN 4-257-03592-7。
- 『円谷英二特撮世界』勁文社、2001年8月10日。ISBN 4-7669-3848-8。