俊証
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俊証(しゅんしょう、嘉承元年(1106年) - 建久3年3月17日(1192年4月30日))は平安時代後期の真言宗の僧。醍醐源氏、源俊明の孫で、中務大輔・源能明の子。大輔僧正、心蓮院僧正と号した。俊證とも。
保延3年12月21日(1138年2月2日)東寺の定額僧に補任。仁和寺心蓮院の法印・世毫に灌頂を受け、心蓮院に入る。承安3年(1173年)正月13日、権律師に任ぜられる。養和2年(1182年)正月8日には、権少僧都に転じ、寿永2年(1183年)正月13日に法印に叙せられた。文治元年(1185年)8月10日、東寺二長者に補任。同年12月19日(1186年1月11日)東寺長者に補任され、文治2年(1186年)5月29日に法務を兼ねる。
文治3年(1187年)5月27日、権僧正に任ぜられる。文治5年(1189年)5月28日には東大寺別当に補任され、建久元年(1190年)5月28日に僧正に至った。建久3年(1192年)3月17日、87歳で入寂。