会津郡
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会津郡(あいづぐん)は、福島県(陸奥国・岩代国)にあった郡。
郡域
[編集]現在の南会津郡および会津若松市の大部分(河東町各町・大戸町小谷各町・大戸町大字小谷を除く)にあたるが、行政区画として画定されたものではない。
歴史
[編集]→詳細は「会津 § 歴史」を参照
8世紀に陸奥国が3分割されると石背国に属したが、わずか数年で陸奥国に再統合され、明治初年まで陸奥国に属した。平安時代に耶麻郡、大沼郡、河沼郡が分かれたが、後々までこれらの郡と合わせて「会津四郡」と呼ばれた。
和名類聚抄によれば伴々(または伴部)、多具、長江、倉精、菱方、大島、屋代、大江、余戸の9郷があった。
近代以降の沿革
[編集]- 所属町村の変遷は北会津郡#郡発足までの沿革、南会津郡#郡発足までの沿革をそれぞれ参照
- 「旧高旧領取調帳」の記載によると、幕末時点では陸奥国に所属し、会津藩領であった。(1町306村)
- 明治元年
- 明治2年5月4日(1869年6月13日) - 若松民政局を廃し、若松県を設置。館林藩・新庄藩の管轄も終了。
- 明治9年(1876年)8月21日 - 第2次府県統合により福島県の管轄となる。
- 明治12年(1879年)1月27日 - 郡区町村編制法の福島県での施行により、会津郡のうち若松城下および67村に北会津郡、田島村ほか99村に南会津郡がそれぞれ行政区画として発足。同日会津郡消滅。
関連項目
[編集]先代 ----- |
行政区の変遷 - 1879年 |
次代 北会津郡・南会津郡 |