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中露国際列車

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中露国際列車(ちゅうろこくさいれっしゃ)とは中華人民共和国ロシア連邦国境を越える国際列車をさす。

概説

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中国・ロシア国境での台車交換

連結している線路を中露国境を越えて運行する列車である。中露国際列車は基本的に3つの種類の運用がある。中国の軌間は1435mmの標準軌であるがロシアは1520mmの広軌であり国境ごとに台車交換がある。国境を越えると人種は黄色人種から白色人種、言語は漢字からキリル文字へと変わり、東洋西洋の景色が見られる国際列車なので鉄道ファンにも人気が高い。

列車詳細

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列車番号・K3/4次

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K3/4次列車の行先標
  • 運用区間:北京 - ウランバートル - モスクワ
  • 運行距離:7865km
  • 運行日
    • K3次:水曜日 北京8:05発→翌週月曜日 モスクワ14:28着 
    • K4次:火曜日 モスクワ21:35発→翌週月曜日 北京14:04着
  • ロシア国内での列車番号は33・43
  • 中国車両を使用し、車掌も中国人。東ドイツDWA車両で直通運転のためにこれと同系のモンゴル、ロシア車両が途中で連結されたりする。また食堂車は各国ごとに変わる。台車交換はモンゴル国境のエレン駅(二連駅)。また、後述のK19/20次列車とは異なり、エアコンは付いていない。
※K3/4次のシベリア鉄道本線内(モスクワ - ウラン・ウデ付近)の全停車駅はシベリア鉄道の主要駅一覧#本線を参照のこと。

列車番号・K19/20次

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北京駅停車中のボストーク号(5号車)
  • 運用範囲:北京 - 満洲里 - モスクワ
  • 運用距離:8985km
  • 愛称:「ボストーク」[1]
  • 運用日 
    • K19次:土曜日 北京23:00発→翌週金曜日 モスクワ18:13着 
    • K20次:金曜日 モスクワ23:55発→翌週金曜日 北京5:46着
  • ロシア車両を使用し、車掌もロシア人。以前は東ドイツDWA車両のロシア国旗塗装の車体の車両が使用されていたが2008年から固定窓、エアコン・シャワー付きの新型ロシア車両が投入された。北京から満州里止まりの国内車両が連結され、2010年までは瀋陽北朝鮮平壌から来た、同じくモスクワ行き国際列車用、硬臥車輌×2が連結されていた。台車交換はロシア側国境のザバイカリスク駅で行われる。
※K19/20次のロシア国内(モスクワ - ザバイカリスク)の全停車駅はシベリア鉄道の主要駅一覧を参照のこと。

列車番号・K7023/7024次

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ウラジオストク・ハバロフスク - ハルビン東間の国際列車。左側の青いカラフルな車両がハルビンから来たもの。ロシアの車両を使用。この列車のように編成の一部のみが国境を越える列車もある。ウラジオストク駅にて。
  • 運用区間:ハルビン - 綏芬河 - ウラジオストクハバロフスク
  • 運用距離:ハルビン - ウラジオストク間:813km、ハルビン - ハバロフスク間:1355km
  • 運用日・区間(ハバロフスク、ウラジオストク到着時間は、ロシア鉄道の標準時であるモスクワ時間で記してある。現地時間との時差は7時間である) 
    • K7023次:水曜日/土曜日 ハルビン東20:48発→金曜日/翌週月曜日 ハバロフスク0:30着・ウラジオストク4:23着
    • K7024次:月曜日/木曜日 ウラジオストク9:22発・ハバロフスク14:00発→水曜日/金曜日 ハルビン東7:55着
  • ロシア車両を使用し、車掌もロシア人。ハルビン発ハバロフスク・ウラジオストク行きは、綏芬河行き快速に併結され、同じ列車にロシア車1両ずつで綏芬河を越え、ウスリースク駅に停車するとそれぞれの目的地別に分かれる。ハバロフスク→ハルビンは運行上綏芬河にて午後から夜にかけて7時間ほど長時間停車する。
  • (2015年11月)現在、時刻表に時刻が掲載されているのみで、2013年4月以降運行実績がなく、事実上廃止状態となっている[2][3]

脚注

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  1. ^ シベリア鉄道ガイドによる愛称。
  2. ^ ★国際列車 K7023★ (2013年4月廃止) ★大連発旅行情報発信★ ~By gb-travel~
  3. ^ “哈尔滨至符拉迪沃斯托克客运线路恢复通车 行车13小时(簡体字中国語)”. 东北网-新晚报. (2013年3月9日). http://heilongjiang.dbw.cn/system/2013/03/09/054630866.shtml 2015年11月5日閲覧。 

関連項目

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外部リンク

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