ヤヌスグリーン

ヤヌスグリーン
; ヤヌスグリーンBの固体	; ヤヌスグリーンBの溶液
	IUPAC名 8-(4-Dimethylaminophenyl)diazenyl-N,N-diethyl-10-phenylphenazin-10-ium-2-amine chloride
	別称 Diazin Green S; Union Green B
識別情報
CAS登録番号	2869-83-2
PubChem	76123
ChemSpider	68607
UNII	B9KQ101KHX
EC番号	220-695-6
ChEBI	CHEBI:21184 ;
	SMILES CCN(CC)C1=CC2=[N+](C3=C(C=CC(=C3)N=NC4=CC=C(C=C4)N(C)C)N=C2C=C1)C5=CC=CC=C5.[Cl-];
	InChI InChI=1S/C30H31N6.ClH/c1-5-35(6-2)26-17-19-28-30(21-26)36(25-10-8-7-9-11-25)29-20-23(14-18-27(29)31-28)33-32-22-12-15-24(16-13-22)34(3)4;/h7-21H,5-6H2,1-4H3;1H/q+1;/p-1 Key: XXACTDWGHQXLGW-UHFFFAOYSA-M ;
特性
化学式	C30H31ClN6
モル質量	511.06 g/mol
	特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

ヤヌスグリーン (janus green) とは、分子生物学や生化学の試験研究で用いられる色素の一種。ミトコンドリアの染色に用いられる。フェナジン構造とアゾベンゼンの構造を持ち、分子式は C₃₀H₃₁N₆Cl、CAS登録番号は [2869-83-2]。酸素のある環境下では酸化されて青に、そうでなければ還元されてピンク色に発色する^[2]。

脚注