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ヘカメーデー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ヘカメーデー古希: Ἑκαμήδη, Hekamēdē)は、ギリシア神話の人物である。長母音を省略してヘカメデとも表記される。テネドス島のアルシノオスの娘。トロイア戦争において、アキレウスがテネドス島を攻略したさいに捕虜となった。この戦いでピュロスネストールの策謀が優れていたので、ヘカメーデーはネストールに褒美として与えられ、以後仕えた[1]。ネストールが傷ついたマカーオーンを戦場から助け出し、自分の幕屋に連れ帰ったとき、マカーオーンの世話をした[2]

脚注

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  1. ^ 『イーリアス』11巻。
  2. ^ 『イーリアス』14巻。

参考文献

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