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ノボタン科

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ノボタン科
コバノシコンノボタンTibouchina semidecandra
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: フトモモ目 Myrtales
: ノボタン科 Melastomataceae
学名
Melastomataceae
Juss. nom. cons.
  • 本文参照

ノボタン科(ノボタンか、Melastomataceae)は、双子葉植物に属するのひとつ。

特徴

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草本または木本、つる性のものもある。約1805150の大きい科であるが、ほとんどが熱帯亜熱帯にのみ分布し、特に南米に多い[1]。日本ではノボタン(野牡丹)などの4属7種が南西諸島小笠原諸島に(ヒメノボタンは紀伊半島まで)分布する。中南米原産のシコンノボタン(紫紺野牡丹)は紫色の大輪の花が美しいのでよく栽培される。

は対生。は子房下位で放射相称、萼片と花弁は普通4または5枚、雄蕊はその2倍ある。果実は蒴果または液果。

おもな属

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脚注

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  1. ^ (大橋 2021, p. 93)

参考文献

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  • 大橋広好 著「ノボタン科」、大橋広好・門田裕一・木原浩・邑田仁・米倉浩司 編『フィールド版改訂新版 日本の野生植物』 2巻、平凡社、2021年、93–95頁。ISBN 9784582535396 

外部リンク

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