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スカパー!MLBライブ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

スカパー!MLBライブは、スカパーJSATが配信するメジャーリーグベースボール中継番組。スカチャンスカパー!スカパー・ブロードキャスティングスカパー!e2はマルチチャンネルエンターテイメント(現スカパー・エンターテイメント))で放送されていた。

MLBのCS放映権は、パーフェクTV!(現スカパー!)が開局した1996年から1999年まではペイ・パー・ビュー・ジャパン(現スカパー・ブロードキャスティング)が放送担当、2000年から2008年まではスカイパーフェクト・コミュニケーションズ(スカパー、現スカパーJSAT)が放送担当。「スカパー!MLBライブ」のタイトルが付くようになったのは2004年からであるが、2003年以前についても今項目で合わせて述べる。

概要

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1996-2003年

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1996年プレーオフ(ワールドシリーズは除く)よりパーフェクTV!(現・スカパー!)のパーフェクト チョイス(現スカチャン)で放送開始。1997年より、レギュラーシーズンからプレーオフ(ワールドシリーズは除く)まで放送。

1997年
  • 視聴方法・料金:レギュラーシーズン364試合一括視聴 91000円。各リーグパック182試合 54600円。週末パック104試合 31200円。チームパック 試合数×400円。プレイオフパック 8400円。1試合 500円。
  • 放送体制:原則1日2試合生中継。ゴールデンタイムに1試合を再放送。レギュラーシーズン364試合を予定通り放送した。同年プレーオフから日本語トークを開始。
1998年
  • 視聴方法・料金:レギュラーシーズン364試合一括視聴 30000円。ウィークエンドチケット(土日の試合のみ一括視聴) 18000円、後半戦チケット一括視聴 15000円、プレーオフチケット 8400円。1試合 500円。
  • 放送体制
    • レギュラーシーズン:原則1日2試合生中継。ゴールデンタイムに1試合を再放送。金・土・日・月・祝日は日本語トーク付き。
    • プレーオフ:全試合放送、日本語トーク付き。

1997年から1998年までは放送要望や放送問い合わせなどのフリーダイヤル電話窓口「MLBホットライン」が存在した。

1999年
  • 視聴方法・料金:レギュラーシーズン一括視聴 15000円。レギュラーシーズン分割払い月ごとチケット 3000円(プロ野球セット加入者は月額600円)。ホリデーチケット(土日・祝日の試合のみ一括視聴) 10000円。後半戦チケット一括視聴 8000円。プレーオフチケット 7800円。1試合 500円。
  • 放送体制
    • レギュラーシーズン:約300試合ほど放送、再放送なし。原則平日は1日1試合生中継で放送(2試合目を放送する場合は大半は録画中継にて放送)。土日・祝日は1日2試合放送(2試合目は生中継か録画中継)。土日・祝日は日本語トーク付き。
    • プレーオフ:全試合放送、日本語トーク付き。再放送なし。
2000年
  • 視聴方法・料金:シーズンチケット(プレーオフも含む)一括 25000円。レギュラーシーズン分割払い月ごとチケット 3000円。プレーオフチケット 9800円
  • 放送体制
    • レギュラーシーズン:約200試合ほど放送、再放送なし。原則平日は1日1試合生中継で放送。土日・祝日は1日2試合放送(2試合目は生中継か録画中継)。土日・祝日は日本語トーク付き。
    • プレーオフ:全試合放送、日本語トーク付き。再放送なし。
2001年
  • 視聴方法・料金:シーズンチケット(プレーオフも含む)一括 25000円 レギュラーシーズン分割払い月ごとチケット 3000円。シアトルチケット(59試合) 9800円。メッツチケット(50試合) 7800円。ヤンキースチケット(42試合) 6800円。ボストンチケット(27試合) 4500円。プレーオフチケット 9800円。
  • 放送体制
    • レギュラーシーズン:239試合放送、再放送なし。原則平日は1日1試合生中継で放送。 土日・祝日は1日2試合放送(2試合目は生中継か録画中継)。土日・祝日は日本語トーク付き。
    • プレーオフは全試合放送、日本語トーク付き。再放送なし。
2002年
  • 視聴方法・料金:シーズンチケット(プレーオフも含む)一括 25000円 レギュラーシーズン分割払い月ごとチケット 3000円。シアトルチケット(55試合) 9400円。ジャイアンツチケット(50試合)8500円。プレーオフチケット 9800円。
  • 放送体制
    • レギュラーシーズン:283試合放送、再放送なし。原則平日は1日1試合生中継で放送(2試合目を放送する場合は大半は録画中継にて放送)。土日・祝日は1日2試合放送(2試合目は生中継か録画中継)。土日・祝日は日本語トーク付き。
    • プレーオフ:全試合放送、日本語トーク付き。再放送なし。
2003年
  • 視聴方法・料金:シーズンチケット(プレーオフも含む)一括 18000円。マンスリーチケット(月ごと) 1800円。プレーオフチケット 9800円 1試合 1050円。
  • 放送体制
    • レギュラーシーズン:280試合ほど放送、再放送なし。原則平日は1日1試合生中継で放送(2試合目を放送する場合は大半は録画中継にて放送)。土日・祝日は1日2試合放送(土日・祝日は2チャンネルを使って2試合を生中継で放送)。土日・祝日は日本語トーク付き。
    • プレーオフ:全試合放送、日本語トーク付き。1試合を夜に再放送。

2004-2008年

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2004年から念願のワールドシリーズを録画放送ではあるが、スカパー!での放送が実現。さらにこの年から視聴料金を大幅値下げ、今までのシーズンチケット制(一括払い)を廃止し、月額制にして月額2100円でワールドシリーズ(オールスターゲームは除く)まで視聴できるようになった。

  • 視聴方法:スカパー!MLBライブ月額2100円 1試合1050円。
  • 放送体制:オープン戦からワールドシリーズ(オールスターゲームは除く)まで約500試合以上放送。レギュラーシーズンは原則1日3試合生中継。プレーオフは全試合生中継。ワールドシリーズは同日録画放送。ゴールデンタイムに2試合を再放送。全試合日本語トーク付き。シーズンオフには今シーズンの中から厳選した試合をアンコール放送。

2005年シーズンからはスカイパーフェクTV!110(現・スカパー!e2)においても放送を始めた。2007年は全30球団の主催試合を580試合以上中継しており、原則3試合生中継はもちろんゴールデンタイムに再放送も充実している。2008年も例年通り、日本でナンバーワンの放送試合数を誇った。

スカパー!では、試合を視聴するには試合ごとに購入(1050円)するか、月額契約(2100円)となる。日本のプロ野球セットを加入していると月額契約(1050円)で視聴可能。

スカパー!e2では、月額契約(2000円)で視聴できるが、毎日1試合は生中継で見ることができ、ハイビジョンで楽しむこともできる。試合ごとの購入とプロ野球セットとの割引は行っていない。

2008シーズンは、月1回無料放送の関連番組「レッド吉田☆磯山さやか みんなのMLB」も放送していた。

2008年12月でMLBとの放送権取得期間が終了するのに伴い、2008年12月31日をもってスカパー!・スカパー!e2でのMLB中継は終了。13年間の歴史に幕を閉じた。また、月額契約である「スカパー!MLBライブ」(スカパー!)・「MLBセレクション」(スカパー!e2)とスカパー!での試合毎のペイパービュー販売については、2008年ワールドシリーズ フィリーズvsレイズ第5戦をもって販売終了した。

解説

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実況

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PPV以外のCS放送での中継

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J SPORTS2006年2007年の2シーズンに、主としてJ sports Plusにてスカパー!で放送したレギュラーシーズンの試合のみを毎週月曜日の夕方に1試合再放送していた。J SPORTSは2009年にMLBの衛星放映権(CS独占、BS非独占)を獲得、同年6月2日より放送を開始した。

また、2007年にはモバイル放送モバHO!)がモバイル放送権を獲得、「チャンネルONE」で映像協力・スカパー!としてスカパー!MLBライブのうち毎日1試合(2007年4月~2008年10月)、「モバイル.n」で映像協力・NHKとしてBS1メジャーリーグ中継のうち週1回~月2回程度(2007年9月~2008年9月)サイマル放送されていた。

関連項目

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外部リンク

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