シータ中間子(Theta meson、θ)は、トップクォークと反トップクォークから構成される仮想的なクォーコニウム(フレーバーのない中間子)である。ファイ中間子(ストレンジクォークと反ストレンジクォーク)、ジェイプサイ中間子(チャームクォークと反チャームクォーク)、ウプシロン中間子(ボトムクォークと反ボトムクォーク)に相当するものである。トップクォークの寿命が短いため、シータ中間子は天然では観測されないと考えられる。