コンポーネント
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コンポーネント(英: component)は、構成要素や部品や要素などと訳され、分野によっては成分と訳されることもある。
各分野の意味は下の通り。
- コンピュータのハードウェアのコンポーネントはコンピュータの構成要素のことで、学術的な文献では、制御装置、演算装置、主記憶装置、入力装置、出力装置のこと。日常的にコンピュータショップなどでコンピュータのコンポーネントと言う場合は、マザーボード、CPU、メインメモリ、SSD(HDD)、電源ユニットやACアダプタ、キーボード、ポインティングデバイス、ディスプレイ、スピーカなどのことで、同じ意味でコンピュータのパーツとも言う。
- コンピュータソフトウェアのコンポーネント(ソフトウェアコンポーネント)はソフトウェア部品とも言い、ソフトウェアの中の特定の機能を果たす単位で、通常は再利用を考えて開発されるもの。
- 音響機器(ステレオ装置)のコンポーネントは、音響信号の増幅、電気信号から音響への変換など、各機能をになう構成要素、構成部品、構成するユニット。(アンプ、スピーカーユニット、チューナー、CDプレーヤーなどの装置装置など)。なお機能ごとに分割されたコンポーネントを組み合わせてひとつの音響機器として使うものをコンポーネントステレオ(略してコンポ)と言う。
- カラーテレビジョン技術分野において、輝度信号と色信号などを独立にあつかう映像信号。コンポーネント映像信号を参照。
- 自転車を構成する主要な部品群をまとめて呼ぶ名称。コンポーネント (自転車)を参照。
関連項目
[編集]- モジュール - 構成 "単位"。さまざまな分野(機械、自動車、エレクトロニクス、コンピュータ 等々)で使う。
- ユニット - 言葉の上ではコンポーネントとは逆方向の概念であり、コンポーネント(構成要素)を組み合わせて "ひとつにまとめあげたもの"、という概念。ただし、製品は階層構造でできており、ユニットをさらにひとつのコンポーネントとして扱い組み合わせてさらに大きなユニットや製品を作るので、全く同一のものが、製品(製品まるごと)を基準とした文脈ではコンポーネントのひとつとして扱われることがある。
- ASSY - 自動車用語