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オモイダマ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「オモイダマ」
関ジャニ∞シングル
初出アルバム『関ジャニズム
B面
  • 純情恋花火
  • まだ見ぬ地図
リリース
規格
ジャンル
時間
レーベル インペリアルレコード
チャート最高順位
関ジャニ∞ シングル 年表
キング オブ 男!
(2014年)
オモイダマ
(2014年)
ER2
(2014年)
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映像外部リンク
Smile Up! Project 〜いま伝えたいオモイ〜 - YouTube

オモイダマ』は、関ジャニ∞の楽曲[10]2014年7月2日インペリアルレコードから28作目のシングルとして発売された[11][12]

概要

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  • 前作『キング オブ 男!』から約5か月振りのリリース。
  • CDは初回限定盤、通常盤の2形態で発売。
  • 表題曲「オモイダマ」は、『第96回全国高等学校野球選手権大会』のテーマソングである「2014ABC夏の高校野球応援ソング」として制作された[11]
    • 同曲は、朝日放送テレビ朝日系『熱闘甲子園』のテーマソングとしても起用された[10]
      • 同番組のプロデューサーである塩浜昭男は、「純粋な今の高校生の心をこの曲を通して感じとって頂けると思います。そしてこの夏、心に刻まれた『オモイダマ』が一生の宝物になればと願います」とコメントした[11]
    • 同曲は、前述の『第96回全国高等学校野球選手権大会』の開催期間(2014年8月11日 - 8月25日)限定で、阪神甲子園球場の最寄り駅となる阪神電気鉄道甲子園駅』の接近メロディとしても起用された[13][14]
    • 同曲のタイトルはメンバー全員で名付けた[11]
      • メンバーの村上信五は「『オモイダマ』とすべてカタカナにしたのは、聴く人がその意味を自由に解釈してほしいからなんです。フレーズを寄せてくれた高校生の思いを乗せた『言魂(ことだま)』、高校球児が懸命に追いかける『白球』に込めた思い、高校野球を支えるすべての方々が持つ球児への思いなど、イメージを膨らませてもらえるとうれしいです」とコメントした[11]
    • 同曲は、高校生から「"夢に向かって"頑張る人へ、支えてくれるあの人へ 今届けよう、あなたの想い(言葉、気持ち)」というテーマで歌詞のフレーズが募集され[15]、約6000通の応募の中から16種類のフレーズが1番と2番の歌詞に盛り込まれた[11]
    • 同曲には、「高校生スペシャル管楽器隊」と題した高校生の管楽器プレーヤーが募集され[16]、オーディションを突破した全国の高校生管楽器プレイヤー約30人が同曲のレコーディングに参加した[10]
    • 2020年5月25日、ジャニーズ事務所による新型コロナウイルスCOVID-19」の感染拡大防止のため医療従事者を支援するプロジェクト「Smile Up! Project」の一環として、『いま伝えたいオモイ』と題し、同曲をリモートによって歌唱した動画が公開された[17]
      • メンバーの安田章大は「当時の高校生が送ってくれた歌詞に元気や勇気をもらい、背中を押されることがよくある。今はこんなに悔しい世の中で前をみれない気持ちがよくわかる。けど僕たちには必ず明るい未来が待ってる。その希望を僕たちらしく今だからこそ伝えよう」と披露に至った経緯を説明した[17]
    • 2024年発売の11thアルバム『SUPER EIGHT』にて、東京スカパラダイスオーケストラによる同曲のリアレンジおよびコラボバージョンが収録された[18][19]
  • その他、全形態共通のカップリングとして「純情恋花火」、通常盤のカップリングとして「まだ見ぬ地図」と、表題曲「オモイダマ」と27thシングル「キング オブ 男!」のブラスバンドインストゥルメンタルバージョンを収録[20]
  • 初回限定盤の特典DVDには、表題曲「オモイダマ」のミュージック・ビデオとメイキング映像を収録。
  • 本作のジャケット写真は、表題曲のタイアップに併せ、阪神甲子園球場で撮影された[11]
  • 本作の初回限定盤と通常盤を、CDショップの店頭(ECサイト、ネット販売除く)で2種同時購入すると、先着で「オモイダマ」と「キング オブ 男!」のブラスバンド譜『オモイダマ フォトブック』が配布された[12]
  • 2024年1月1日、デビュー20周年を記念し、過去にリリースされた全楽曲が各種音楽ダウンロードサービスサブスクリプションサービスで配信されることに伴い、表題曲「オモイダマ」がベストアルバム『GR8EST』の収録曲、同年1月24日には同曲がアルバム『関ジャニズム』およびシングル『Re:LIVE』の収録曲[注 1]として配信開始され、同年1月31日には本作の全収録曲の配信も開始された[21][22][23]

各形態概要

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カップリング
曲名 形態
初回 通常
純情恋花火
まだ見ぬ地図 ×
オモイダマ (ブラスバンドver.)
キング オブ 男! (ブラスバンドver.)
特典
特典内容 形態
オモイダマ フォトブック 全形態
特典DVD(詳細は#特典DVDを参照) 初回限定盤
16P歌詞ブックレット 通常盤

販売形態

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チャート成績

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シングルチャート順位

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  • オリコンチャート
    • 初週168,866枚を売り上げ、2014年7月14日付の「オリコン週間 CDシングルランキング」で週間1位を獲得した[1][2]
      • 15作連続、通算23作目のシングル1位となった[1]
    • 累計191,634枚を売り上げ、2014年7月度「オリコン月間 CDシングルランキング」で月間3位を獲得した[3]
    • 累計207,240枚を売り上げ、2014年度「オリコン年間 CDシングルランキング」で年間31位を獲得した[4]
  • Billboard JAPAN

各曲チャート順位

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  • Billboard JAPAN
    • 2014年7月9日公開の「Billboard Japan Hot 100」で表題曲「オモイダマ」が週間1位を獲得した[5]
    • 2014年度「Billboard Japan Hot 100 Year End」で表題曲「オモイダマ」が年間35位を獲得した[9]
    • 2024年1月10日公開の「Billboard Japan Download Songs」で表題曲「オモイダマ」が週間93位を獲得した[7][注 2]

収録曲

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CD

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※「まだ見ぬ地図」以降、通常盤・配信作品のみ収録。

  1. オモイダマ - [4:57]
    作詞:松原さらり
    作曲:南田健吾
    編曲:大西省吾
    ブラスアレンジ:YOKAN
  2. 純情恋花火 - [4:30]
    作詞・作曲:平義隆
    編曲:久米康嵩
  3. まだ見ぬ地図 - [4:48]
    作詞・作曲:Agree2
    編曲:高橋浩一郎
  4. オモイダマ (ブラスバンドver.)
    作曲:南田健吾
    編曲:YOKAN
    • 表題曲のブラスバンドバージョン
  5. キング オブ 男! (ブラスバンドver.)
    作曲:TAKESHI
    編曲:YOKAN
    • 27thシングルのブラスバンドバージョン

特典DVD(初回限定盤)

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DVD
#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.オモイダマ(Music Clip)  
2.「オモイダマ」(メイキング映像)  
合計時間:

参加ミュージシャン

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※アルバム『関ジャニズム』および『SUPER EIGHT』のクレジットより。

オモイダマ
オモイダマ jam with 東京スカパラダイスオーケストラ
  • Trumpet:NARGO(東京スカパラダイスオーケストラ)
  • Trombone:北原雅彦(東京スカパラダイスオーケストラ)
  • Tenor Sax:GAMO(東京スカパラダイスオーケストラ)
  • Baritone Sax谷中敦(東京スカパラダイスオーケストラ)
  • Guitar:加藤隆志(東京スカパラダイスオーケストラ)
  • Bass:川上つよし(東京スカパラダイスオーケストラ)
  • Keyboards:沖祐市(東京スカパラダイスオーケストラ)
  • Percussion:大森はじめ(東京スカパラダイスオーケストラ)
  • Drums:茂木欣一(東京スカパラダイスオーケストラ)
  • Recording Engineer:大竹悠太

収録作品

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アルバム

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オモイダマ
※渋谷のソロバージョンを収録。
※5人の再録バージョンおよび1ハーフバージョンを収録。
※5人の再録バージョンおよび1ハーフバージョンを収録。
東京スカパラダイスオーケストラとのコラボおよび5人の再録バージョン「オモイダマ jam with 東京スカパラダイスオーケストラ」を収録。
純情恋花火
  • 2ndベストアルバム『GR8EST』(201∞限定盤 特典CD)
※メドレーの1曲として収録。

シングル

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オモイダマ
※リミックス音源を収録。
※5人の再録バージョンを収録。

映像作品

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ライブ映像

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オモイダマ
※渋谷がソロで披露。
※渋谷がソロで披露。
※初回限定盤Bの特典DVD/Blu-rayにも収録。
純情恋花火

ミュージック・ビデオ

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オモイダマ
  • 2ndベストアルバム『GR8EST』(完全限定豪華盤 特典DVD)

脚注

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注釈

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  1. ^ 『Re:LIVE』への収録は5人で再録した「Re:8EST edition」として配信。
  2. ^ 本作の配信が同年1月31日であるため、同年1月1日に配信されたベストアルバム『GR8EST』の収録曲としてランクインした。

出典

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  1. ^ a b c “【オリコン】関ジャニ∞、15作連続シングル首位”. ORICON NEWS. (2014年7月8日). https://www.oricon.co.jp/news/2039533/full/ 2021年9月20日閲覧。 
  2. ^ a b CDシングル 週間ランキング”. ORICON STYLE (2014年7月9日). 2014年7月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月16日閲覧。
  3. ^ a b “オリコン月間 CDシングルランキング”. ORICON STYLE. (2014年8月). オリジナルの2014年8月10日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20140810205809/https://www.oricon.co.jp/rank/js/m/2014-07/ 2021年10月30日閲覧。 
  4. ^ a b “2014年 年間音楽&映像ランキング発表”. ORICON NEWS. (2014年12月20日). https://www.oricon.co.jp/special/47530/3/ 2021年10月30日閲覧。 
  5. ^ a b Billboard Japan Hot 100”. Billboard JAPAN (2014年7月9日). 2021年10月30日閲覧。
  6. ^ a b Billboard Japan Top Singles Sales”. Billboard JAPAN (2014年7月9日). 2021年10月30日閲覧。
  7. ^ a b Billboard Japan Top Download Songs”. Billboard JAPAN (2024年1月10日). 2024年1月10日閲覧。
  8. ^ a b Billboard Japan Top Singles Sales Year End”. Billboard JAPAN (2014年). 2021年10月30日閲覧。
  9. ^ a b Billboard Japan Hot 100 Year End”. Billboard JAPAN (2014年). 2021年10月30日閲覧。
  10. ^ a b c d “関ジャニ∞、高校野球応援ソングが完成「代表曲にしたい」”. ORICON NEWS. (2014年6月5日). https://www.oricon.co.jp/news/2038212/full/ 2021年9月20日閲覧。 
  11. ^ a b c d e f g h “関ジャニ∞、高校野球に捧ぐ応援歌「オモイダマ」7月発売”. 音楽ナタリー. (2014年6月5日). https://natalie.mu/music/news/118225 2021年9月20日閲覧。 
  12. ^ a b “関ジャニ、高校野球応援曲は7・2発売”. ORICON NEWS. (2014年6月6日). https://www.oricon.co.jp/news/2038307/full/ 2021年9月20日閲覧。 
  13. ^ a b “夏の高校野球期間中、阪神電車甲子園駅の列車接近メロディが関ジャニ∞に!”. マイナビニュース. (2014年8月11日). https://news.mynavi.jp/article/20140811-a194/ 2021年9月24日閲覧。 
  14. ^ 〜夏の高校野球大会期間中、甲子園駅限定〜 関ジャニ∞の「オモイダマ」(「熱闘甲子園」テーマソング)が列車接近メロディになります”. 阪神電車. 阪神電気鉄道株式会社 (2014年8月7日). 2021年9月24日閲覧。
  15. ^ “関ジャニ∞、高校生と作り上げる高校野球応援ソング”. 音楽ナタリー. (2014年4月18日). https://natalie.mu/music/news/114740 2021年9月24日閲覧。 
  16. ^ “関ジャニ∞、高校生と一緒に作る…夏の高校野球応援ソング”. ORICON NEWS. (2014年4月18日). https://www.oricon.co.jp/news/2036507/full/ 2021年9月24日閲覧。 
  17. ^ a b c “関ジャニ∞安田章大、脳の手術から3年 今伝えたいオモイを訴える「未来を勝ち取ってやりませんか」”. ORICON NEWS. (2020年5月25日). https://www.oricon.co.jp/news/2162944/full/ 2021年9月24日閲覧。 
  18. ^ a b “SUPER EIGHT、14thアルバム収録曲のボーナストラック解禁 リリースから10年「オモイダマ」をスカパラがリアレンジ”. ORICON NEWS. (2024年7月1日). https://www.oricon.co.jp/news/2334280/full/ 2024年7月1日閲覧。 
  19. ^ a b “SUPER EIGHTアルバムに「"超"勝手に仕上がれ」、スカパラがリアレンジした「オモイダマ」”. 音楽ナタリー. (2024年7月1日). https://natalie.mu/music/news/580353 2024年7月1日閲覧。 
  20. ^ オモイダマ”. 関ジャニ∞ / IMPERIAL RECORDS. テイチクエンタテインメント (2014年). 2021年9月24日閲覧。
  21. ^ a b 「サブスク解禁ジャジャジャジャーン!!」関ジャニ∞ 全楽曲サブスク解禁決定!!!!!”. 関ジャニ∞ / INFINITY RECORDS 公式サイト (2024年1月1日). 2024年1月31日閲覧。
  22. ^ a b “関ジャニ∞、全楽曲サブスク解禁へ エイトレンジャー&キャンジャニ∞も…デビュー20周年突入記念”. ORICON NEWS. (2024年1月1日). https://www.oricon.co.jp/news/2308920/full/ 2024年1月31日閲覧。 
  23. ^ a b “関ジャニ∞全曲サブスク解禁、デビュー20周年記念し「より身近に聴いてもらいたい」”. 音楽ナタリー. (2024年1月1日). https://natalie.mu/music/news/555389 2024年1月31日閲覧。 
  24. ^ “渋谷すばるカバーアルバム全曲試聴開始、DVD収録映像も一部公開”. 音楽ナタリー. (2016年2月1日). https://natalie.mu/music/news/174479 2021年9月24日閲覧。 
  25. ^ “関ジャニ∞、ファンと紡いだ"絆"の新曲8・19発売「たくさんの想いを込めて作り上げました」”. ORICON NEWS. (2020年7月8日). https://www.oricon.co.jp/news/2166432/full/ 2021年9月24日閲覧。 
  26. ^ “【THE MUSIC DAY】関ジャニ∞、7人で客前ラストステージ「オモイダマ」熱唱”. ORICON NEWS. (2018年7月7日). https://www.oricon.co.jp/news/2115123/full/ 2021年9月24日閲覧。 

外部リンク

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