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オハグロベラ属

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
オハグロベラ属
P. cryptus
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 条鰭綱 Actinopterygii
: スズキ目 Perciformes
亜目 : ベラ亜目 Labroidei
: ベラ科 Labridae
: オハグロベラ属 Pteragogus
学名
Pteragogus Peters1855
本文参照

オハグロベラ属(オハグロベラぞく、学名: Pteragogus)はベラ科である[1]

形態

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ほかのベラの仲間と比べ体高は高めで、体長の40%ほど。いくつかのは背鰭棘が長くフィラメントのように伸びる。全長20 cm(センチメートル)を超える種も知られている[1]

分布

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インド洋紅海含む)から西太平洋、ミクロネシア。ただしPteragogus trispilus[注釈 1]スエズ運河を経由し、紅海から地中海に進出した[1][2]

日本においては長らくオハグロベラのみが分布するとされたが、水中写真により既知のと異なる種が報告されており、その後2021年 - 2022年に日本からの初記録の報告、または新種記載がされた。2021年現在、日本からは4種が知られている[3]

種一覧

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ここではKuiter (2015)によるの一覧をベースに紹介する。このほか未記載種が複数知られている[要出典]

脚注

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注釈

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  1. ^ 従来はP. pelycusとされた

出典

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参考文献

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  • 飯野友香、本村浩之「ベラ科魚類 Pteragogus enneacanthus キツネオハグロベラ(新称)の標本に基づく日本からの初記録,および国内における分布状況」『Ichthy, Natural History of Fishes of Japan』第9巻、2021年、21-26頁、doi:10.34583/ichthy.9.0_21ISSN 2435-7715 オープンアクセス
  • Iino, Tomoka; Motomura, Hiroyuki (2023). Pteragogus turdus, a new species of wrasse (Perciformes: Labridae) from the Indo-West Pacific Ocean”. Ichthyological Research 70: 207-214. doi:10.1007/s10228-022-00875-0. https://link.springer.com/article/10.1007/s10228-022-00875-0. オープンアクセス
  • Kuiter, Rudie H. (2015). Labridae fishes: WRASSES. Arlington heights, IL.: Reef Builders. pp. 158-165 
  • Mavruk, Sinan; Avsar, Dursun (2008). “Non-native fishes in the Mediterranean from the Red Sea by way of the Suez Canal”. Reviews in Fish Biology and Fisheries 18: 251-262. doi:10.1007/s11160-007-9073-7. https://link.springer.com/article/10.1007/s11160-007-9073-7. オープンアクセス

関連項目

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