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エバル山

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
南西から見るエバル山と
ナーブルスの街並
エバル山の祭壇

エバル山(Mount Ebal、アラビア語表記:アラビア語: جبل عيبال‎{Jabal ‘Aybāl}、ヘブライ語表記:ヘブライ語: הר עיבל‎{Har ‘Eival})はシェケムの谷を挟んで、ゲリジム山と向かい合っている山で、ゲリジム山の北側にある。

海抜938mでシェケムの谷からは472mあり、山の間には主要道路が東西に走っている。

モーセイスラエルカナンに入ったら、ゲリジム山には祝福を、エバル山には呪いを置くべきこと、エバル山には石灰を塗った石を立てて、[1]主の御教えのことばを書き記すべきこと、さらに、イスラエルの12部族の半分(ルベン族ガド族アシェル族ゼブルン族ダン族ナフタリ族)を呪いのためにエバル山に立たせ、祝福のため残り半分を(シメオン族レビ族ユダ族イッサカル族ヨセフ族ベニヤミン族)にゲリジム山に立たせることを命じた。これらの命令はモーセの後継者ヨシュアによって実行された。

脚注

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  1. ^ 申命記27章4節。『サマリヤ五書』では、エバル山をゲリジム山に書き換えている。

参考文献

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  • 『新聖書辞典』いのちのことば社、1985年

座標: 北緯32度13分53秒 東経35度16分20秒 / 北緯32.23139度 東経35.27222度 / 32.23139; 35.27222