ウインター争覇
ウインター争覇 | |
---|---|
競馬場 | 笠松競馬場 |
創設 | 1978年 |
距離 | ダート1900m |
格付け | SPIII |
賞金 |
1着賞金300万円 |
出走条件 | サラブレッド系3歳以上オープン・北陸・東海・近畿・中国所属 |
負担重量 | 別定重量 |
ウインター争覇(ウインターそうは)は岐阜県地方競馬組合が笠松競馬場のダート1900mで施行する地方競馬の重賞(SPIII)競走(平地競走)である。2011年の第34回を限りにいったん休止したが、2018年に復活した。かつては「日刊スポーツ杯 ウインター争覇」、日刊スポーツ新聞社が優勝杯を提供していたが、2018年は「創刊70周年記念デイリースポーツ杯 ウインター争覇」として開催された[1]。
概要
[編集]1978年に笠松競馬場ダート1900mのサラブレッド系4歳(現3歳)以上の東海(笠松・愛知)所属馬限定の準重賞競走「名古屋タイムズ杯 ウインター争覇」として創設。創設当初から2000年までは12月に開催された。
2001年度(2002年)からは施行時期を12月から2月に変更され、2008年に優勝杯の提供を名古屋タイムズ社から日刊スポーツ新聞社に変更された事により、名称を現在の「日刊スポーツ杯 ウインター争覇」に変更された。
2010年からは準重賞から重賞(SPIII)に格上げされ、それを機に北陸・東海・近畿・中国地区交流競走として施行され、金沢・兵庫・福山所属馬の出走が可能となり、並びに施行時期を2月から1月に変更された。
2011年の第34回で休止したが、2018年にダート1800mに変更し、回次を第35回として復活。
2024年の第42回より施行時期を11月下旬に、距離もダート1900mにそれぞれ変更されるとともに東海ゴールドカップのトライアル競走に指定される[2]。
負担重量は準重賞競走時代はハンデキャップ、重賞競走に格上げとなった2010年からは別定重量である[1]。
2024年の賞金は、1着賞金300万円、2着賞金105万円、3着賞金60万円、4着賞金30万円、5着賞金15万円と定められている。
歴史
[編集]- 1978年 - 笠松競馬場のダート1900mのサラブレッド系4歳(現3歳)以上の東海所属馬限定のハンデキャップの準重賞競走「名古屋タイムズ杯 ウインター争覇」として創設。
- 2001年 - 施行条件変更準備のため、休止。
- 2002年 - 施行時期を12月から2月に変更。
- 2008年 - 優勝杯の提供を名古屋タイムズ社から日刊スポーツ新聞社に変更。それに伴い、名称を「名古屋タイムズ杯 ウインター争覇」から「日刊スポーツ杯 ウインター争覇」に変更。
- 2010年
- この年から北陸・東海・近畿・中国地区交流競走として施行され、出走条件を「サラブレッド系4歳以上の北陸・東海・近畿・中国所属馬」に変更。
- SPIIIに格上げ。
- 施行時期を2月から1月に変更。
- 負担重量を「ハンデキャップ」から「別定重量」に変更。
- 笠松のフサイチウィードと笠松のエーシンアクセランが3着同着。
- 2011年 - 愛知の岡部誠が騎手として史上初の連覇。
- 2011年 - 第34回限りで休止。
- 2018年
- 第35回として復活。創刊70周年デイリースポーツ杯として施行。
- 施行時期を1月から2月に変更。
- 距離を1800メートルに変更。
- 2021年 - 八百長問題発覚のため開催中止。
- 2024年 - 第42回より施行時期を11月へ移行に伴い出走資格を3歳以上に、距離をダート1900mにそれぞれ変更。この年は年2回開催される。
歴代優勝馬
[編集]回数 | 施行日 | 優勝馬 | 性齢 | 所属 | タイム | 優勝騎手 | 管理調教師 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
第33回 | 2010年1月22日 | マイネルアラバンサ | 牡7 | 愛知 | 2:01.5 | 岡部誠 | 荒巻透 |
第34回 | 2011年1月21日 | ヒシウォーシイ | 牡6 | 愛知 | 2:01.4 | 岡部誠 | 川西毅 |
第35回 | 2018年2月8日 | ハタノリヴィール | 牡5 | 笠松 | 1:56.9 | 佐藤友則 | 井上孝彦 |
第36回 | 2019年2月7日 | メモリージルバ | 牡10 | 愛知 | 1:54.6 | 友森翔太郎 | 塚田隆男 |
第37回 | 2020年2月6日 | キタノナシラ | セ5 | 笠松 | 1:54.1 | 大畑雅章 | 森山英雄 |
第38回 | 2021年 | 開催中止 | |||||
第39回 | 2022年2月10日 | スタンサンセイ | セ6 | 笠松 | 1:59.8 | 藤原幹生 | 笹野博司 |
第40回 | 2023年2月23日 | ロッキーブレイヴ | 牡5 | 愛知 | 1:58.3 | 岡部誠 | 竹下直人 |
第41回 | 2024年1月25日 | セイルオンセイラー | セ5 | 愛知 | 1:54.6 | 友森翔太郎 | 塚田隆男 |
第42回 | 2024年11月29日 | フークピグマリオン | セ3 | 愛知 | 2:03.1 | 今井貴大 | 宇都英樹 |
※重賞競走として施行された2010年以降とする。
出典
[編集]- ^ a b 競走成績(第35回ウインター争覇) - 地方競馬全国協会、2018年2月10日閲覧
- ^ 令和6年度笠松競馬 重賞・準重賞競走について岐阜県地方競馬組合、2024年2月21日配信・閲覧
- 各回競走結果の出典
- ウインター争覇 歴代優勝馬 地方競馬全国協会 - 2018年以降確認可能
- JBISサーチ